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第三十四章 Agreement
「ダクラム・ハートゥム、案内を頼む。」
「…本気で頼んでいるのだとしたら、後悔することになるぞ。」
「構わない、案内しろ。
マカ、許せ。
なんとなく、この方法が一番いいように思うのだ。」
「ネウ…、わかった。仕方あるまい。
総大将はお前なのだから、お前が決めるべきだ。
私たちはラカラスに合流してから寺院の中に攻め込む。」
「…ネウと言ったな。
時間はあまりあるまい。
付いてこい。」
そう言って、ダクラム・ハートゥムは歩き始めた。
非常にゆっくりとした足取りで。
何故なら、そう、ダクラム・ハートゥムは、つい先刻、マカにボコボコに殴り倒されていたのだ。




