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第二十八章 Reunion
「ネウ?
どうしてここにいる?
何かあったのか?」
僧兵をまた一人、華麗なる槍捌きで薙ぎ倒してから、マカが振り返った。
「マカよ、何かあったどころではないのだ。
わたしたちの作戦は筒抜けだった。
日の出とともに進軍を開始した瞬間、ダッカス寺院から僧兵が出てきて、陣を敷いた。
完全なる待ち伏せだ。
ラカラス隊もまだ到着していない。
待ち伏せに遭っているに違いない。
さらには、マトゥシュラダン山脈の北側にも僧兵の集団が待機していた。
前もって斥候を送り込んでおくべきだった。
まったく、油断したよ、これをガタァランの慢心と読み違えるとは…。
情けないことだ。」
わたしもピュア・ウォーターとともに帯刀している戦闘用の剣で僧兵の相手をしながら、マカに答えた。
マカほどの武術の冴えは無いが、わたしも剣の腕はかなり立つ。
それもあって、わたしはクドゥンの騎士団長として、皆を従えていたのだ。




