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第二十二章 Not Everything You Can Predict
マトゥシュラダン山脈の上に太陽が輝いた。
日の出だ。
その瞬間、まずはマカ隊とラカラス隊が動く。
陽光の中、ダッカス寺院を目指して、迅速に山を下るのが、わたしのいる総司令部からも見える。
同時に、ラミス隊が動いているのも遠くに見える。
ラミス隊は、ハウカヤル川を越えようとする僧兵を迎え撃つための待ち伏せ部隊だ。
ダッカス寺院の対岸に陣取るために、こちらも素早く歩を進めている。
その時だ。
ダッカス寺院からも、僧兵が現れてきたのは。
「なんだ、あれは。」
わたしは立ち上がり、目を疑った。




