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第二十章 The Parting of the Two Knights
「よかろう。
では、斥候を送り、確かめよう。
軍の総本部は、わたしとともにマトゥシュラダン山脈南部より動かない。
何か異常な事態があれば、話した通り、のろしを送って知らせよう。」
「わかった。
では、わたしは出撃に備え、準備をしておく。
クドゥンの元騎士団長、その名はハキシュト騎士団長だったわたしの元まで轟いていた。
名指揮を期待しているよ。」
「マカ、お前の隊が、地理的には一番最初にダッカス寺院に辿り着くことになる。
ハキシュトの元騎士団長よ、お前の隊の動きがこの戦いの行方を決める。
頼んだよ。」
こう言い交わして、わたしたちはそれぞれの持ち場へと向かった。




