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第十八章 Maka’s Warning
「だが…、この四方の山々は、守りにこそ生かすべきなのに、ガタァランを攻め囲むための道具として、敵国に使われている。
あまりにも不用心ではないか?」
「マカ、この状況、お前の言う不安はわたしも少し感じていた。
だが、わたしたちの作戦が見抜かれていて、見張りもいない状況が何らかの罠だとしたら…それこそどういう状況だろうか。
内通者がいることは確実になる。
だが、一体誰が何のために?」
「タス教は宗教だ。
信じていること自体が、行動の理由にだってなる。
サカマシュも、タス教を禁じているわけじゃないんだ。」




