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第十五章 The Fighting Plan of Neu
だが、わたしたちも、サカマシュの精鋭である3000人の武人がいる。
マトゥシュラダン山脈は雪も溶けていて行軍も容易、
しかも、ガタァランという国際的尊敬を得ている宗教国家に、よもや攻め入る国があるとは予想しなかったのか、マトゥシュラダン山脈には見張りすら置かれていない。
これならば、山を一気に駆け下りて、南と東から奇襲をかけて僧兵たちを寺院から追い出し、
ダッカス寺院の北から西へと流れる聖なる川、ハウカヤル川へと僧兵たちを追い込めばよい。
川の向こうにはラミス隊が控えている。
もしも、驚いた僧兵たちが川を渡って対岸に辿り着けたとしても、岸に上がるや否や、ラミス隊の格好の餌食になるというわけだ。




