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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

どうも大家です、最近の悩みは住人が死なないこと

作者:小城穂
死神としてかされた魂の回収ノルマ、ある程度死神やってるとどう効率的にこなすか考えるようになるんじゃなかろうか。俺はなった。
なのである時代では医者として、またある時代では軍人として、死にゆく人が身近に溢れるような立場を模索してきた。

そして、この時代で目をつけたのが住居だ。
建物を所有し、そこに住む人間が死んでくれたらとっても楽じゃないか。
寝てるだけで全てが済むのが一番だな。

そんな思惑でアパートを建て大家を初めて数十年。
入居審査はひたすら甘く、家賃その他費用も安く、ちょっとのきっかけですぐ死にそうなワケありの住人を集めた。

最初の頃は目論見通り、中々効率よく死神業をこなすことができて満足していたけれど、何故か最近入居している住人が全然死ない。

痴情のもつれで刺された奴とか、闇金に借金しまくってる奴とか、見るからに古い何かに呪われてる奴とか、怪異と日夜戦いを繰り広げる奴とか。
入居者は確かにワケありなのに、すぐ死にそうなのに、生きてることを不思議がられるような奴らなのに。

「何故死なない、もう今すぐ死んでくれ、本当頼むから!」

楽してたい死神の大家が、ノルマ分の魂を手軽に回収する為、ワケありでろくでもない住人たちの死を願う話。

※主人公は人間じゃないので、精神や思考が人間とは違ってます
死神
2025/11/29 04:51
201号室
2025/11/29 05:32
203号室
2025/11/30 01:02
102号室
2025/11/30 02:34
病院
2025/12/01 01:27
101号室
2025/12/01 12:05
101号室(?)
2025/12/02 08:37
204号室
2025/12/03 01:31
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