「雪像乙女(スノーガールズ)☆大氷像戦争!」
ようこそ、札幌雪まつり――じゃなくて、札幌ギャグまつりへ!
この物語は、雪像作りに全力をかける女子高生たちが、
なぜか雪像を爆発させ、異世界に飛ばされ、
気づけば銀河の果てで「ペガサスギャグ流星拳」を放ってる、
そんな一切反省してない青春ギャグファンタジーです。
真面目な展開は3ページで吹き飛び、
湯気と笑いと友情がどこからともなく立ちのぼります。
「次は何が起きるの!?」
いいえ、次もだいたい何かおかしいです。
笑い疲れたら湯気で癒されて、
笑い足りなければツッコミで補給。
とにかく頭を空っぽにして読んでください。
さあ、笑う準備はいいですか?
では――
雪像乙女たちの、ネジぶっ飛び大冒険、開幕です!
雪像乙女☆大氷像戦争!
第1章:雪像コンテストは戦争だッ!
「……ッしゃあああああ!いくぞお前らぁああああああああ!!!」
午前8時。気温マイナス9度。真っ白な校庭に、雪煙を巻き上げながら突如現れたのは、スコップを片手に躍り出た一人の女子高生だった。
「今年こそ!わたしたち雪嵐学園・雪像部が!雪まつり高校コンテストの頂点に立つんだよおおおお!!」
北野ユキ、17歳。熱血、猪突猛進、そして全方向テンションMAX。冬の女神に愛されたかのような、雪バカである。
「お前、うるさい。あとスコップは振り回すなって何度言わせれば……」
ボソリと呟いたのは、彼女の隣でスケッチブックを広げていた南雲チカ。制服の上から着込んだ黒いロングコートと、微動だにしない無表情がトレードマークのクール系少女だ。
「ふふふ……来たわね、季節が……。雪と芸術が一つになるこの時期……雪像とは、魂の叫び……」
詩的なことを呟いているのは、東条ミオ。顔は美少女、中身は濃厚な芸術家肌。すでに目を閉じ、頭の中では完成形の雪像が見えているらしい。
「おーい!かまくらの横にホットココア置いといたから!あったかいうちに飲んでよー!あと、チェーンソーどこ置いたっけ?」
ひとりだけやけに生活感のある声で叫んでいるのは、西園ハルカ。全身から「元気!体力!根性!」という文字が飛び出しそうな体育会系。だがその実態は、雪像作りのために独学で溶接技術まで学んだ努力人である。
「……で?今年はどんな雪像を作るつもりなんだ?」
チカの問いに、ユキは自信満々に胸を張ると、背後に掲げたホワイトボードをバーンと叩いた。
「題して——《雪の初音ミク in 戦国時代 with ドラゴン》!!」
「いや詰め込みすぎだろ」
即ツッコミが入る。ミオも「魂が分散しすぎて曇るわ……」と眉をひそめる。ハルカに至っては「ミクはどこ行ったの!?」と素で混乱している。
「大丈夫大丈夫!今回は“動く仕掛け”も入れようと思ってるんだよね!ほら、ミクの髪がバネでびよーんって……」
「校則で“バネ式髪の毛の実験は禁止”って明記されてたでしょ去年!」
「てかそもそもドラゴンどこから来たの!?」
ツッコミの雨が降りしきる中、ユキだけは一歩も引かない。目にはすでに、想像上の雪像が建ち上がっているのだ。
「雪像ってのはなぁ!!ロマンなんだよおおおお!!!」
──そんな感じで始まった、雪嵐学園・雪像部の冬の戦い。
だがこのとき、彼女たちはまだ知らなかった。
後に彼女らの前に立ちはだかる最大の敵、「氷星女子高校の機械雪像軍団」や、「謎の雪像泥棒事件」、そして「空飛ぶ雪像の奇跡」など、数々のトラブルに巻き込まれていくことを……。
青春は、溶けない。
雪が舞い、少女たちが叫ぶ。
——雪像コンテストは、戦争だ!!
⸻
第2章:破壊と創造のスクール雪像内乱!
「ちょっとあんたたち、これは校庭に“建てて”いいサイズじゃないのよ!!」
雪嵐学園・生徒会副会長の三条サクラが、絶叫していた。
彼女の前にそびえ立つのは、高さ4メートル、幅8メートル、そして謎に動力が仕込まれた“未完成雪像”——
《雪の初音ミク in 戦国時代 with ドラゴン(未完成Ver.)》である。
「バネが!髪の毛のバネが予想以上に伸びたせいで、首がモアイ像みたいになった!」
「ていうかドラゴンが完全にゴジラじゃない!?」
「魂が暴走しているわ……造形に意志が出始めてる……」
「お前ら今すぐ解体しろ!!!」
サクラの怒号とともに、雪像は崩壊。
正確には、ハルカがチェーンソーで真っ二つにしてしまった。
「ハルカ!止めるならスコップとかでやれよ!!」
「ごめん、つい手が滑った☆」
「チェーンソー使って“手が滑った”ってどういうこと!?」
――そんな波乱のスタートを切った、校内選抜戦。
雪嵐学園では、毎年「さっぽろ雪まつり 高校雪像コンテスト」出場枠を賭けて、各部活動が雪像でバトルする伝統があった。
今年の出場枠はたった1チーム。
つまり、勝たなければ、夢の雪まつり本戦には出られないのだ。
「やっば……他の部、完成度高くない?」
「新聞部の“雪のスクープ記者像”とか地味にリアル……」
「おい、料理研究部が“雪のケーキ像”で本物のいちご使ってるぞ!?審査員買収か!?」
「……なあ、アレ見て」
チカの指差す先には、ひときわ異彩を放つ1体の雪像。
それは、剣を構えた騎士風の少女像。表情はキリッとした強気の眼差し。装飾まで細かく再現されており、スカートのひだが風にたなびいて見えるほどの芸術的完成度だった。
「え、えっ、えっ!?なにこれ、プロじゃないの!?雪像のクセにイケメンが過ぎる!!」
「これを作ったのは……“転校生”だそうよ」
ユキたちの背後から、ぬるりと声がした。
現れたのは、全身黒のコートに身を包んだ黒井レン。銀縁メガネを片手で持ち上げると、スッと人差し指を立てた。
「ふ……雪像とは、彫刻ではない。“雪と心の融合”……私の雪像は、魂が彫り出した姿……」
「中二だ!ついに雪像界にも中二が来た!!」
「ちょっと待て、こいつの雪像、風の力で髪がたなびいてるってどういう仕組み!?」
「風力計算とスリット配置による自然通風効果、らしいわ」
「マジでやめて!?お前、こんなところで物理兵器使うなよ!!」
レンの参戦により、ますます混沌を極める選抜戦。
審査員たちは口々に言う。
「雪嵐学園……例年にないハイレベルな混乱だな」
「誰かがドラゴン作って、誰かが騎士作って、誰かが雪像をチェーンソーで割ってた……」
「もう誰が勝ちかわかんねぇな!!」
そんな中、ユキが突如ひらめいた。
「……なら、共同チームを組もう!」
「え?誰と?」
「ライバル(中二)と!」
「お前頭雪でやられた!?」
だがその瞬間——レンが静かに微笑んだ。
「……ふ。興味深い提案だ。ならば、共に創ろう。“完全体の雪像”を」
こうして、雪嵐学園の代表チームは、
情熱型暴走主将・北野ユキ
冷静な構造オタク・南雲チカ
魂を彫る詩人・東条ミオ
物理で解決系豪腕・西園ハルカ
そして中二系雪像職人・黒井レン
という、誰一人まとまってない最強にカオスなチームで、本戦への出場を決めたのだった。
──果たしてこのチームに、栄光の雪像は創れるのか?
次章、雪まつり本戦開始!ライバル校・氷星女子が牙をむく!
続く!
⸻
第3章:雪に咲け、私たちだけの一手!
さっぽろ雪まつり。
大通公園会場、白銀の地に集うは全国から選ばれた高校雪像部の猛者たち。
見渡すかぎり、雪、雪、雪——そして雪像!華麗な芸術、圧倒的な造形、謎の動く仕掛け、そしてアニメパロディが乱立するカオス空間。
「ふふふ……この空気。張り詰めた静寂……氷の呼吸、壱ノ型……」
「やめろレン!呼吸しながら変な型に入るな!」
「第一印象が中二病の集団になるだろ!やめて!せめて止めて!!」
北野ユキたち雪嵐学園代表チームは、巨大雪ブロックを前にして、案の定開幕5分でテンションが振り切れていた。
「よし、チームミーティングだ!」
「お前がその言い方すると、絶対ミーティングにならないんだけど……?」
***
【雪嵐学園・作戦会議(雪上)】
ユキ:「目指すはただ一つ!“誰よりもスゴイやつ”を作る!」
チカ:「……もっと具体的に言って?」
ミオ:「テーマは“愛”と“悲しみ”と“輪廻”でどうかしら」
ハルカ:「私はチェーンソーの給油と昼食担当でいいかな?」
レン:「我が理論によると、最大耐雪荷重を超えないギリギリのデザインが“美”になる」
チカ:「いやだから具体的にどんな形にするの?」
ユキ:「それは……巨大雪像・武者ドラゴンミク2025ver.!!」
全員:「またかよ!!!!」
***
それでも始まる雪像制作。
ユキは相変わらずとにかくスピード重視の土台制作担当。
「彫りながら考える」が信条で、途中から設計図を破って感覚に頼り出す暴走機関車。
「この曲線だよねー!この“なんかよさそう”感が大事なんだよ!!」
「お前それ“建築的にアウト”ってチカが言ってたろ!!!」
一方、チカはそのユキのあとを綿密に補強していく。
彼女のノートには、気温変化と太陽の位置、風向き、雪の密度まで計算された図表がずらりと並ぶ。
「……ユキ、そこの支柱、重心ずれてるからあと5センチ左」
「よくそんな細かいとこ見えてるな!?虫の目!?スナイパーの血筋!?どっち!?」
「両方違う。努力です」
そしてミオは、完全に自分の世界に入っていた。
「この眼差しに、運命を……この涙に、100年の孤独を……」
(注:目を掘ってるだけです)
ときどき詩を呟きながら「雪像の気持ち」を聞き出すミオに、レンがぼそりと呟く。
「その技術……“雪像との交信”…まさか雪像霊媒型……ッ!」
「いや何型ってなに!?なんの型!?職業分類!?」
一方、ハルカはチェーンソー片手に氷柱のカット、スノーカッター、昼食のシチューまで同時並行でこなしていた。
「ほらチカ、糖分切れそうだったでしょ?ホットココア!ミオにはマシュマロ入り!」
「ありがたいけど、人間の限界超えてない!?」
「雪像に本気出すなら栄養バランスは当然でしょ!!」
***
そしてついに、作業開始から20時間後——
夜の札幌に、ライトアップされた巨大雪像が姿を現す。
《雪の巫女ミク、天に舞う竜に跨がり、運命に抗う図》。
通称「武者ドラゴンミク」。
その姿は、ユキの熱意。チカの知性。ミオの情熱。ハルカの力。レンの技術——
全員の「個性」が融合した奇跡の雪像だった。
審査員:「これは……一見カオスだが、見れば見るほど構造が緻密だ……!」
観客A:「めっちゃ表情綺麗……泣きそう」
観客B:「後ろのドラゴンの鱗、全部手彫り!?やばっ」
周囲がどよめく中、ユキがふっと笑う。
「勝ったな」
するとすかさずチカが、冷たく言い放った。
「お前、まだあの氷星女子が残ってること忘れてないよね?」
そう、明日の最終審査には、彼女たちの最大のライバル——
**全自動雪像製作マシンを操る氷の女王たち、「氷星女子高校 雪像AI部」**が待ち構えているのだった。
次章——
第4章:敵はロボット!?氷星女子の機械雪像が動き出す!!
雪像に魂があるのか?それとも効率が勝つのか?
手作り雪像 vs. テクノロジーの雪像、夢と笑いと青春の雪上バトル開幕!
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第4章:氷の女王と動く雪像!?機械雪像VS人力の雪戦争!
午前5時、気温マイナス11度。
雪像会場に、異様な音が鳴り響いた。
「――キュイイイイイイン……ガチャガチャガチャ……ピピッ。雪像製作プログラム、開始します」
「えっ!?何その音!?工事現場!?」
「まさか……あいつらが来たのね……!」
チカが唇をかすかに震わせながらつぶやく。
そして、目の前に現れたのは……巨大なコンテナ型トレーラー。
その側面がガシャコンと開くと、中から無数のロボアームとクレーンが展開し、整然と雪を削り出し始めた!
ユキ:「ちょ、えっ、機械!?マジで機械で雪像作ってるの!?」
ミオ:「……魂がない……それはまるで、無感情の彫刻……」
レン:「ふ、なかなかどうして。これはこれで“様式美”……」
ハルカ:「私のチェーンソーとどっちが強いかな……?」
そんな中、静かに降り立つ女子生徒がひとり。
白いスーツに銀のヘッドセット、無表情、髪は完璧なポニーテール。
「我が名は氷星 女王。氷星女子高校・雪像AI部部長。趣味はソースコードの最適化と除雪ドローンの空撮です」
チカ:「本当に女王名乗ってるのね……」
続いて現れたのは、小柄でメガネの少女。前髪が顔の半分を覆っていて、ラップトップを2台同時操作している。
「……私は根室ユイ。AIの育成担当。こっちは“ユキぞうくん3号”ね。性格はツンデレにしてあるの」
「え、雪像に性格……?」
そして最後に、ゆるゆるのパーカーを着た長身の女の子が、のんびり現れた。
「やあやあ、おっすー……氷星の設計担当、稚内ナナっす〜。設計図?全部夢で見たっす〜。完成図は宇宙の意志が教えてくれるっす〜」
ユキ:「うちも大概カオスだと思ってたけど、向こうもダメだな!すごい!最高!!」
氷星女子の雪像は、人型ロボットに乗ったミクっぽい人が、レーザーで雪山を吹き飛ばしてる構図。
しかも、パーツごとに動く。まばたき、手の上げ下げ、ドラゴンの口からは白煙が!
観客:「え、なにあれ……完全に遊園地のメインアトラクションじゃん……」
審査員:「クオリティも構造も規格外すぎる……」
だが、ユキたちは怯まない。
ユキ:「こっちは人の手で作ったんだ!どれだけ時間かけたか……!」
チカ:「設計精度だって機械に劣ってない。いや、“予測不能なアホ”が一人いる分予測不能で優れてる”」
ユキ:「え、今のアホって私だよね!?感謝と同時に刺さるんだけど!!」
そしてミオが雪像に手を置いて言う。
「私たちは、機械にない“祈り”を込めてきたのよ……」
ハルカ:「ユキがノリで作って私がノリで直して、ミオが魂入れて、チカが技術で支えて、レンが中二で方向性を狂わせた結果がこれだ!!」
レン:「我が雪像に、ひと欠片の敗北もなし……!」
会場に響くアナウンス。
「まもなく最終審査が始まります!」
さあ、いよいよ運命のジャッジタイム。
“人間の手” VS “テクノロジー”。
“青春” VS “冷徹なる最適化”。
ユキ(モノローグ):
「どっちが正しいとか、どうでもいい。
わたしたちはただ、雪でバカなことして、笑って、叫んで、泣いて、全力で作った。
それだけで、負ける理由なんか、どこにもない!!」
そして運命の審査結果が――
ドオオオオン!!!
(突然、氷星女子の雪像ロボの腕が暴走し、横のかまくらをぶっ壊す)
ナナ:「あー、やっぱ宇宙と同期取り損ねたっす〜」
ユイ:「ツンデレAIが勝手に怒った……『べ、べつにあんたのために動いたんじゃないんだからね!』って……」
女王:「制御不能。バグ検知。敗北確定」
審査員:「はい、氷星女子失格ーッ!!」
全員:「そんなオチかよーーーー!!!!」
──勝ったのは、完全手作りの雪像に青春をぶつけた、雪嵐学園チームだった!
次章:雪像が恋をする!?雪まつりアフターと新たな挑戦(仮)
「青春はまだ、終わらない!次は世界だ!……たぶん!!」
⸻
第5章:動くな雪像!しゃべるな雪像!ギャグは寒すぎてリアルに凍る!!
あれから数日。
さっぽろ雪まつりの本選を勝ち抜いた雪嵐学園チームは、
副賞として「展示期間延長+夜間ライトアップ」という名誉を手にしていた。
──が。
「……あの……ねぇ……うちの雪像、しゃべってる……?」
その日、ミオがぽつりと、例の雪像《武者ドラゴンミク》を見上げながらつぶやいた。
「ミオ、お前ついに“雪と心が通じた”とかいう最終形態に入ったの!?」
「違うのよ、確かに聞こえたの。“ドラゴンのしっぽが重たいヨ〜”って……」
その瞬間、雪像がわずかに動いた。
ミク雪像:「ドラゴンのしっぽが、しっぽく苦しいヨ〜〜〜ン……」
チーム全員:「しゃべったああああああああ!!!???」
ライトアップされた会場に、突如鳴り響く地声。
そして次の瞬間──
ミク雪像:「おっとっと!雪だけに、スベりたくないネ☆」
氷点下の大通公園が一瞬で体感マイナス40℃に!!
ハルカ:「うわ、空気が……ガチで凍った……!」
チカ:「ちょ、なに?なんでギャグ!?なんでそんな滑ってんのに動いてんの!?」
ユキ:「あっ、もしかして……あのときレンが余った部品で組み込んだ『ふしぎAIユニットくん』!?」
レン:「ふ……我が自作AI、**“ギャグで魂を吹き込む”**設計になっている。問題は、人格データが“おじさん”だったことだ……」
「お前、何を考えてそれ入れたァァァァァ!!??」
***
【事態の経緯まとめ(チカの冷静な整理)】
・レンが拾った怪しいAIチップを
・「ちょっと動いたら面白くない?」という軽いノリで雪像に埋め込む
・AIが学習したデータが、お笑い芸人+昭和ドラマ+オヤジギャグ辞典
・結果:雪像が意思を持ってめちゃくちゃ寒いことを言い始めた
***
ミク雪像:「そこのあなた、道に迷ったんですか?それとも、人生に迷ってますか〜?あはは☆」
観光客:「うわ、今のめっちゃ寒っ!」
観光客B:「でもそれも雪像の芸なんじゃ……?」
観光客C:「むしろ笑えてきた……クセになる……」
ミオ:「ちょっと待って、今“カルト的人気”が出始めてない!?」
ハルカ:「地元のラジオで“しゃべる雪像コーナー”とか始まってる……!」
レン:「魂とは、ギャグにも宿る……」
ユキ:「宿らなくていい!!せめて凍りつかない程度に宿れ!!!」
そんな中、ミク雪像はしゃべり続ける。
ミク雪像:「雪像だって、恋がしたい……だけど、私のハートは……**冷えてます!**ヒュ〜〜〜ッ!」
全員:「もうやめろおおおおお!!!!!!」
しかし、事件はそれだけでは終わらなかった。
夜──。
突然、雪像のドラゴン部分が自主的に動き、勝手に他校の展示エリアに侵入し始めたのだ。
ドラゴン:「シャーッ!こっちは“こおりごおりのコント”をお届けだぜ☆」
近くの雪像(他校のキャラ):「やめてください!うちの“雪の千手観音像”が戸惑ってます!!」
氷星女子・ユイ:「こっちのAIとギャグが干渉して、データの整合性が……わあ、ツンデレAIが嫉妬して爆発しそう!」
稚内ナナ:「ああ〜、宇宙とつながってるはずの雪像が、ノリで地球に帰ってきちゃったっす〜」
生徒会副会長・三条サクラ:「もうやだこの雪まつり……まともな展示、どこにもない……」
***
【結論】
・主催者:「今後AI雪像は原則禁止とします」
・ギャグ雪像:「ええ〜〜!?寒くてごめんネッ!でも凍えるくらいが、ちょうどいいッ!」
・観光客:「この雪像、帰ってからも夢に出てきそう……」
――そして、すべてが終わった朝。
ミク雪像は、朝日を浴びて、静かに……とけはじめていた。
ユキ:「……あのバカ雪像、最後に何か言いたそうだった気がするな……」
ミオ:「ううん、言ってたわよ。『次は、雪じゃなくて、氷で笑わせる』って」
チカ:「意味がわからない……でも泣けてくるのは何で……」
ハルカ:「てか、私のチェーンソーどこいった!?勝手にドラゴンが持ってったよ!!」
レン:「“魂を宿す”とは、そういうことさ……」
こうして、伝説のギャグ雪像事件は幕を閉じた。
でも、彼女たちの物語はまだ終わらない。
なぜなら——
次回!
第6章:海外からの挑戦状!?雪像ワールドカップ開幕!(仮)
敵は雪像でピザを焼くイタリアン高校!?
世界の雪が今、火花を散らす!!!
⸻
第6章:世界よ、これが我らの雪像だッ!!〜バトル・フィーバー・ワールド〜!!
春を目前にして、札幌の街に異変が起きていた。
──世界雪像連盟(W.W.S.A.)による通達。
「優勝校、雪嵐学園へ通告。
来月、世界各国の代表校との“雪像ワールドカップ”が開幕する。
貴校の実力を、世界が試したい──否、見せつけたいと、叫んでいる」
ユキ:「え、世界大会!?やば、いよいよ“青春×地球規模”の時代きた!?てかW.W.S.A.って何!?」
チカ:「たぶん……“World Wide Snow Association”。略して“わっさ”」
ミオ:「雑ゥ!!」
レン:「ふ……ついに我らが力を、世界に知らしめる時が来た。世界よ震えよ……この雪像が、貴様らの魂を砕くッ!」
ハルカ:「よーし、チェーンソーにエンジン三つ積むか!」
そして、ついに始まる世界大会──
バトル・フィーバー・ワールド!
出場各国は、それぞれ自国の伝統と文化を雪像で表現。
だが、そこに待ち受けていたのは、“ただの芸術バトル”じゃなかった……!
なんと各代表、変身して登場するのである!!
⸻
❶【バトルイタリア】ヴェネツィア芸術高校
赤いマントに、スパゲティ型マフラー。口上と共に現れる。
「ピッツァは芸術、雪像は魂……ボーノなる雪像をくらえ!」
雪像:回転するナポリ風ピザ窯型雪像 with 香り付き蒸気演出
武器:マカロニランチャー
ミオ:「香ばしい……けど寒い……食欲がどっか行った……」
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❷【バトルフランス】エッフェル高等芸術学院
貴族風の服にバラのステッキ。
「ボンジュール、メルシー、オ・スノー。芸術とはフルコース、そして私の雪像はデザート!」
雪像:巨大マカロンの塔型雪像+自動で溶けて香水が出るギミック付き
武器:雪パリコレ砲(モデルが踊りながら撃つ)
ユキ:「意味わからんのに、なんかかっこいい!」
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❸【バトルUSA】ハリウッド雪像アカデミー
スカジャンにサングラス、背中に“SNOW IS FREEDOM”。
「イエェェェス!自由の雪像が世界を救う!カットォォォォォォ!!」
雪像:バズーカを構えた自由の女神型雪像、動く&爆音付き
武器:ハリウッドエフェクト爆裂雪スモーク
ハルカ:「爆発しすぎて背景が見えん!!」
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❹【バトルジャパン】雪嵐学園 雪像部(←ここ)
衣装:各自ノリで戦闘風コスプレ(しかも微妙に統一感ない)
ユキ:「我ら、雪像戦隊・ユキレンジャー!(今考えた)」
チカ:「絶対その場で思いついただけでしょ!!」
ミオ:「……でも、嫌いじゃないわよ」
レン:「我が名はブラックドラグーンスノウ!闇に咲く白き花……(決めポーズ)」
ハルカ:「ってことで、雪像の力、見せてやんよォォォ!!」
会場には、**多国籍雪像たちによるまさかの“バトル演出合戦”**が始まっていた!!
・ピザ窯雪像 vs ドラゴン雪像(突然火を吹く)
・マカロン砲 vs チェーンソー剣(甘さ vs 物理)
・自由の雪神像 vs 中二病ロボ騎士(破壊的な友情)
審査員:「もう採点不可能です!もはや文化の戦争です!!」
司会者:「しかし、みなさん楽しんでますかーッ!?世界雪像祭はまだまだ終わりませんよーーッ!!」
そして――
そのとき。
空から降り立つ、謎の黒い雪像。頭に“Ω”のマーク。
???:「フン……所詮お前たちの雪像は、笑いに頼ったまがい物……」
ユキ:「え……誰……?」
???:「我が名は、“Ω高校・超次元彫刻部”。次元を超えて雪像を創る者……」
全員:「なんかやべえの来たァァァァァァァ!!!」
──次回!
第7章:雪像界のラスボス登場!?Ω高校・次元の向こうの雪像!!
・回転する雪像?
・時空をねじ曲げる彫刻!?
・そしてチカに芽生える友情の炎!?
「青春は、次元を超える――かもしれない!」
⸻
第7章:幕末スノーバトル!拙者、雪像でござる!
「ふっ……我らΩ高校・超次元彫刻部は、“時空をねじ曲げる”のが芸術。
貴様らのギャグと根性では、我が“次元雪像・葬送のサクラ”に勝てぬ」
そう言い放ったΩ高校の代表――
その名も神雪院 斬光
漆黒の学生服に、手には雪でできた“時空刀《雪風》”。
神雪院:「我が雪像は、歴史を刻み、時を切り裂く。貴様らの青春ごっこなど、ただの降雪現象に過ぎぬ……」
チカ:「出たな、黒歴史系イケメン……!」
ユキ:「斬光って名前からして自爆しそうなんだけど大丈夫かこの人」
ミオ:「でも……雪像すごいよ、あれ……!」
そこに立っていたのは、
時間軸を超えた巨大戦国雪像“信長サイボーグ・零式”!!
・片腕が六文銭キャノン
・背中には鷹(雪製)
・「第六天魔王」と書かれたフラッグが風になびく
神雪院:「時代を超え、技術を超え、芸術はここに極まる。さあ、我が雪像と踊れ!」
雪嵐学園代表は――沈黙した。
チカ:「……今までギャグで済んでたけど、今回は、マジで勝てないかも……」
そのとき。
レン:「……チカ。忘れたか。我らが心のふるさと……
“時代劇”という究極の文化があることを!」
バァァァン!!
着物姿のチカが登場!
背には「氷ノ剣士 町娘ver.」、髪は完全なる“くの一お団子”!
ユキ:「え、チカ、変身した!?なんか“時代劇ブースト”入った!?」
チカ:「あんたらが好き勝手やってる間、ずっと“暴れん坊将軍”録画してたのよ……」
チカ:「助さんユキ、角さんハルカ、やっておしまいなさい!!」
ハルカ:「チェーンソー、いざ抜刀!!今日こそ“斬鉄氷”の奥義、見せてやるぜェ!!」
ユキ:「お前それ斬鉄剣やないかーいッ!でも行くぞ!“冷やし剣舞”開幕ッ!!」
ミオ:「わたしも……!“町娘の涙流し”で、泣かせてやる!」
レン:「そして我が“雪の幕末ロボ・レンマル改弐型”、推して参る!!」
ついに始まる、
歴史と魂のクロスオーバー雪像バトル!!
【戦況ハイライト】
・信長サイボーグ vs チェーンソーお奉行ロボ
・くノ一チカ、空中回転しながら“氷柱手裏剣”で暗躍!
・ユキのギャグ刀「寒風丸」が斬るたびに観客の精神が凍る!
・レン、「まさかの氷で動く小型メカ茶室」召喚。敵をお点前で惑わせる。
神雪院:「くっ……なぜ、ここまで……!我が雪像は完璧のはず……!」
チカ:「わかったわ……あんた、魂が込もってないのよ……!」
神雪院:「なに……?」
チカ:「雪像ってのは、心で彫るのよ。熱くてバカでどうしようもないくらいの青春のなかで、
ただ、“一緒に笑いたい”って気持ちが形になるんだ……!」
神雪院:「……それが、お前たちの、“雪像道”か……」
──そして、
雪像信長がゆっくりと崩れ、静かに融けたその時。
神雪院は、微笑んでいた。
神雪院:「……笑う、という感情……それもまた、美だな。
今度は、拙者も……笑ってみるか。クク……ククク……フフフフ……フガァッ!」
ユキ:「やっぱ変な笑い方じゃねーか!!!」
こうして雪像ワールドバトルは終結し、Ω高校は去っていった。
雪嵐学園チームは、再びいつもの日常に戻ったように思えた……
だが、そこへ届く一通のメール。
《To:雪嵐学園 雪像部
From:NASA》
「次のステージは、月面雪像大会です。ロケット発射まであと14日」
全員:「宇宙行くのかよおおおおお!!!!」
――次回!
第8章:発射せよ!雪像ロケットと宇宙に咲く乙女の友情!!
雪像は月を超える!?
青春も無重力で飛び散る!?
チカとミオにまさかのすれ違い、そして──涙の宇宙ハグ!?
地球の次は宇宙!
地に足のつかない青春、次章もお楽しみにッ!!
⸻
第8章:さらば地球よ!雪像月面決戦・涙のロケット打ち上げ!!
宇宙――それは、最後の“雪像フロンティア”。
札幌に届いた一通のメールにより、
雪嵐学園・雪像部は突如NASAからの公式招待を受けたのだった。
「君たちの雪像には、重力を超える可能性がある」
ユキ:「え、どういうこと!?雪像で宇宙って、何!?何が始まるの!?」
チカ:「私たち、もしかして芸術とか越えて……人類史に片足突っ込んでる?」
ミオ:「片足どころか、もう宇宙服着てジャンプしてるわよ」
ハルカ:「てかロケット見てよ。『ゆきだるマークII』って書いてある。絶対ふざけてるでしょ、NASA……」
レン:「ふ……雪像に必要なのは空気より情熱……真空の宇宙こそ、我らの最終ステージ……!」
こうして彼女たちは、まさかの月面へ打ち上げられたのだった。
NASA全面協力による人工大気ドームの中、
世界初の「月面雪像大会:MOON CARVE 2025」が開催される。
着陸から3分――
すでに一同、やらかしていた。
ユキ:「やっべ!私、ゼリーしか持ってきてない!」
チカ:「それ非常食なの!?ギャグのボケアイテムじゃなくて!?」
ミオ:「でも……月って、静かで綺麗……。なんだか、落ち着くわ」
そのときだった。
ミオ:「……チカ。ちょっと話、あるんだけど」
──まさかのシリアス展開。
【小月面シーン】
ミオ:「実は……ずっと言えなかったんだけど、私……」
チカ:「……えっ……なに……?」
ミオ:「……宇宙、怖い」
チカ:「えぇぇえええ!?そっちぃ!?」
ミオ:「……でも、チカとなら……ここでも、頑張れる気がする。ずっと、そばにいてくれるなら……」
チカ(顔真っ赤):「……な、何言ってんのよ!当たり前でしょバカ……!」
──そこに、敵襲来のアラートが鳴り響く。
NASA職員:「異常接近物体あり!……あれは……未確認雪像!?人工衛星経由で転送されてきてますッ!!」
画面に映し出されたのは、
謎の宇宙雪像軍団。その中央には――
???:「はっはっは……また会ったな、雪嵐学園の諸君。
月に来てまでギャグで攻めるとは……我々、ブラックΩ分校・月面支部を、ナメるなよ?」
全員:「Ωまだいたのかよおおおおおおお!!!!」
Ω支部長:「今こそ我が秘奥義、“重力逆転雪像・月狼機神”で、お前たちを氷の墓にしてやる……!」
【月面最終バトル開幕!】
・地球の常識が通じない月面、全キャラ超ジャンプ&スローモーションアクション!
・チカ&ミオ、“友情リンク”により新必殺技解放
→**「月華ノ刻印・二重らせんの舞」**(泣ける)
・ユキのギャグが月面ドームに共鳴し、強制笑気ガス発生(地味に強い)
・ハルカ、真空チェーンソー“ルナセイバー”でΩ支部長の雪像を真っ二つ!
・レン、ついに**“真・雪像武士フォーム”**に変身し月に咲く
Ω支部長:「なぜだ……なぜ我が芸術が……!」
ミオ:「あなたの雪像には、確かに力があった。でも、それだけじゃ人の心は動かせない」
チカ:「私たちは、“一緒に笑って、一緒に泣いて”、そんな雪像を創ってきたのよ」
Ω支部長(涙):「……くっ……
くぅ~~っ……あ~~……“つらラブ……”」
ユキ:「それ何のギャグ!?新ジャンル!?つらラブ!?」
こうして、月面雪像大会は我ら雪嵐学園の大勝利。
NASA局長:「君たちの雪像は、地球の希望だ。……ありがとう、雪像乙女たちよ……!」
帰還ロケットに乗り込むそのとき、
ユキ:「でも次、どこ行くんだろうね。もう地球も宇宙もやったし……」
そこへ、突如現れる謎のポータル。
声:「ようこそ、“異世界・ユキガリウス”へ。君たちの芸術力、必要としている」
全員:「異世界ーーーーーーーーーーーー!?!?」
──次回!
第9章:転雪生!?剣と魔法と氷の王国で雪像バトルロイヤル!!
・チカ、まさかの魔法使いに!?
・ミオの異世界クールビューティ覚醒!?
・ユキ vs 王国のツッコミ騎士団!?
・そして明かされる“雪像の起源”とは!?
青春は……まだまだ止まらない!!
⸻
第9章:転雪生!異世界ユキガリウスと呪われし氷の魔王城!
ポータルの渦に巻き込まれた雪嵐学園一同。
次に目を覚ました場所は、剣と魔法が支配する異世界――ユキガリウス王国!
チカ:「こ、ここは……!? な、なんかエルフっぽい人が焼き芋売ってる!!」
ユキ:「馬が空飛んでるし、リスが剣持ってるんだけど!?それ合法!?」
ハルカ:「……異世界テンプレ過積載!!どこ向かってんのこの世界!?」
ミオ(頭に猫耳カチューシャが自然装備されてる):「……とても、馴染みがある気がする……」
そこへ現れた謎の老人(めっちゃ目が光ってる)
謎の老人:「おぬしら、もしや“異界より来た雪の乙女たち”か……!」
レン:「異界より来た我らが使命とは……?」
老人:「この世界には……かつて“氷像神”と呼ばれる者が存在し、
その神の欠片から生まれた《氷像魔王ゾクザーン》が、今……復活のときを迎えておる!!」
全員:「出たーッ!!テンプレ魔王ーーッ!!名前ふざけすぎィ!!」
【転雪生・ジョブ設定!】
•チカ:伝説の雪像魔法使い《フロスト・アークメイジ》。
(ツッコミ魔法で敵を凍らせる)
•ユキ:雪像シーフ(職業:ボケ)。
(盗んだアイテムが全部オヤジギャグになる呪い持ち)
•ハルカ:チェーンソーナイト《氷鋸騎士》。
(剣じゃなくて斧でもなくて、やっぱりチェーンソー)
•ミオ:静寂の猫耳ヒーラー。
(回復魔法がすべて“雪見だいふく味”)
•レン:伝説の召雪士。
(雪像を召喚して戦う、でも性格が全部濃い)
【町の人との会話】
村人:「魔王ゾクザーンのせいで、畑が全部“雪見大福”になっちまったんだ!!」
村の老婆:「あの頃は良かった……夏にかき氷、冬に熱々おでん……今じゃ年中冷気よォ……」
ユキ:「……それただの北海道じゃない?」
【ダンジョン攻略!】
・異世界特有のギミック:「迷路みたいな雪かきルート」「床が全部スキー場で滑る」
・チカが放つ超魔法、敵が笑いながら凍る!
・ユキが盗んだ宝箱の中身→「ダジャレが止まらない呪いの指輪」
・ミオの回復魔法が全員の口の中を冷たくして戦闘にならない
・ハルカが「伝説の氷鋸・零式チェン斬丸」を覚醒!
・レンが召喚:「立ち上がれ!雪像・織田シロ長!!!」(※また信長)
【ラスボス戦:魔王ゾクザーン】
魔王:「我こそは、かつて創られし究極の雪像……人の欲望がワタシを生んだのだァ……」
全員:「知らんがなーーーッ!!」
ゾクザーン:「見よ!これが“究極の冷笑”!!
“ジョーク・イン・アイスエイジ!”」
会場、文字通り凍る。
ユキ:「おっやっじギャグがッ!!氷属性ダメージで直撃してくるゥ!!」
そのとき、チカが叫ぶ。
チカ:「みんな……この世界に来て、私はわかったの!!
“笑い”は、どんな世界でも通じる“希望”だって!!」
ミオ:「チカ……!」
チカ:「だから今こそ――みんなのギャグ力を、一つに!!」
必殺!究極合体雪像魔法
《ミラクル・ユキダル∞エクスプロージョン!!!》
発動!!
巨大雪像が爆誕、空から突撃、爆発!
世界が白銀の光に包まれた──!!!
ゾクザーン:「あああああ〜〜〜ッ!たしかに……わらった……。サンキュー……フォー……スノォォォウ……」
そして魔王は消え、異世界に平和が戻った――
老人:「よくぞこの世界を救ってくれた……さあ、もとの世界へ帰るのじゃ……」
レン:「ふっ……一つの世界を救った我らの芸術は、また一歩、宇宙的存在に近づいたな……」
──こうして一同は現実世界へ帰還。
しかし目を覚ましたとき、彼女たちは“ある違和感”に気づく。
チカ:「……え、なんでみんな……猫耳ついたまま!?」
ユキ:「私、スリのスキル残ってる!?てかギャグが止まらないんだけど!?」
ミオ:「……つまりこれ、異世界帰り主人公系ギャグ部活青春譚ってことね……」
全員:「ジャンルが多すぎるわぁぁぁああああああ!!!!」
──次回!
第10章:帰還少女と雪像文化祭!異世界スキルで覇権を取れ!!
・文化祭で異世界魔法炸裂!?
・敵は生徒会、武器は青春!
・伝説の雪像“学園シンデレラ”爆誕!!
まだまだ雪像、終わらない!!
⸻
第10章:文化祭の頂点へ!帰還者たちと雪像シンデレラ作戦!
札幌・雪嵐学園。夏を越え、秋も深まるころ――
先生:「みなさーん!今年の文化祭のテーマは……『世界の伝統芸術と自由表現』です!」
ユキ:「来たッ!!文化祭ッ!!しかもめちゃくちゃ“好きにやっていい”ってやつーーー!!」
チカ:「もうね、我々には“異世界で魔王を雪像で倒した”っていう事実があるからね。最強のバフ持ちよ」
ハルカ:「ちなみに私は異世界チェーンソーを申請済み。芸術用途で校長OK出た。なんで通った」
ミオ:「……猫耳、まだ戻らないんだけど。これも“自由表現”ってことでいいのよね?」
レン:「うむ。文化祭、それは青春芸術決戦の場。我ら、頂点を狙うのみ」
【会議スタート】
チカ:「さて、企画案は……」
ユキ:「じゃん!その名も!『雪像シンデレラ 〜舞踏会でガラスの靴が割れたらアウト〜』!』」
ミオ:「ガラスの靴割れた時点でホラーよそれ」
ハルカ:「私は、全長6メートルの雪像・巨大かぼちゃ馬車破裂型を提案する」
ユキ:「一文字も噛み合ってないけど、それ全部乗せで行こう!!」
レン:「演劇・彫刻・爆発・歌・武術……芸術の全てを統合する究極文化企画、名付けて――
『氷の魔法少女☆シンデレラ破壊伝説 -Re:雪に還る刻-』」
全員:「なにそれ観たすぎる!!!!」
【生徒会、登場】
生徒会長・雪条レイカ:「……あら、またあなたたち?文化祭でも暴れるつもりなのね」
副会長・影野カゲル:「貴様ら帰還者共は、スキル使用制限内で芸をせよ。我が生徒会が“制約の紋章”を発動する……!」
ユキ:「なにこの急なバトル展開!?テンプレだけどなんか燃える!!」
チカ:「やってやろうじゃないの。文化祭の覇権、私たちが頂くわ!」
【準備期間・ハイテンション編】
・ユキ、スライム職人のスキルでゼリー状靴を造形→謎の人気商品に(食べられる)
・チカ、雪像魔法で宙に浮かぶ“自動彫刻システム”を開発→校長大爆笑
・ミオ、照明担当に→ヒーラー魔法で舞台装置が謎に発光→神々しさMAX
・ハルカ、舞台爆破シーンをチェーンソーで演出→「チェーンソーは演技の一部です」
・レン、雪像オペラを開発。内容:「織田信長、かぼちゃ馬車で天下統一」→狂気の名作爆誕
【文化祭当日・開幕】
観客:「なにこのクオリティ!?てか雪像で演劇ってどういうこと!?」
校長:「なんか……芸術ってすごいんだなって……(泣)」
──そしてクライマックスシーン。
演目は「氷の魔法少女シンデレラ、魔王との最終決戦」
シンデレラ役のチカ、魔王役のユキ、そして**“ガラスの靴を届ける謎の雪像騎士”役のレン**
レン:「シンデレラ!……この靴が、君の未来を刻む“鍵”だ!」
ミオ(ナレーション):「そのとき、会場に舞い降りた白銀の光……それは、誰もが一度は夢見る“本当の奇跡”だった……」
チカ:「私……信じる!雪像は、心で造るもの!!」
──その瞬間、雪像に異世界スキルが共鳴。
・シンデレラ雪像が、踊り出す(マジで)
・ガラスの靴が光り輝き、爆発(演出)
・魔王ユキが大絶叫で吹き飛ぶ(演出じゃない)
生徒会長:「……バカげてる……でも、なぜ……涙が……!」
【エンディング】
結果:優勝。
新聞:「雪像で泣かされた!感動と爆笑の学園芸術革命!!」
教師:「君たち……もう芸術家超えて、なんか神話レベルだよ……」
全員(集合写真を撮りながら)
チカ:「これが……私たちの、“青春雪像劇”よね」
ユキ:「あー!写真撮るときくらい真顔やめろレン!」
レン:「芸術に、カメラ目線など無粋……」
──その背後、謎の次元の扉が“また”開いていた――
次回!
第11章:雪像次元大戦!タイムリープで過去の雪まつりを救え!
・昭和の雪まつり会場に飛ばされた!?
・タイムパラドックスと爆笑トレンディ演出!
・ユキ、令和ギャグで昭和芸人を倒す!?
・そして明かされる“雪像の起源”の真実……!
青春よ、まだまだ終わらせないぞッ!!
⸻
第11章:昭和ノ雪像、時ヲ超エシ青春ト爆笑ノ輪舞曲ッ!!
ある日。レンの部屋の隅から、突然光り出す異世界スキル結晶(通称:スキル石)
レン:「……ふむ。これは、時空の呼び声……」
チカ:「またなんか始まったーッ!?文化祭終わったばっかだよ!?」
ユキ:「てか“時空の呼び声”って何語!?アニメ脳すぎるでしょ!!」
ミオ:「しかもさっきからスキル石が“昭和歌謡”みたいな曲流してる……」
ハルカ:「タイムトラベル系、来たな……」
【発動:スキル《ユキゾウ・タイムブレイク》】
\時間裂けたーッ!!/
5人+レンの雪像ペット「しろぺん」(※ペンギン型)が、光に包まれ――
目を開けるとそこは!
昭和43年、札幌・第20回雪まつり会場前――!!
ユキ:「うわーッ!?全部モノクロっぽい!!てかみんなリーゼント!?」
チカ:「氷像よりパンチパーマのほうがカチコチじゃん!!」
ミオ:「寒いギャグ飛ばすと……凍結されそうな時代……」
レン:「“芸”の重みが違う……我らが受けるは、“昭和の笑い”の洗礼……!」
【出会う伝説の人物】
昭和の雪まつりの守護者・漫才師コンビ
**「北の氷爆」**登場!
・師匠(声が常にエコー):「笑いとはなァ!ハートとタイミングじゃァァ!」
・弟子(ツッコミ専用木魚持ち):「それができたら苦労しねーんだよ師匠おおお!」
師匠:「この会場にはな、長年封印されている“伝説の雪像魂”がある……それを蘇らせるためには、お前らの……全力ボケが必要なんじゃァァァ!!」
【ミッション:封印解除!】
チカ:「なんで毎回“ふざけると世界が救える”展開なの!?超好物だけど!!」
ユキ:「任せて!“昭和の笑い”!?そんなもん、令和の全力ギャグで粉砕してくれるわ!!」
・ユキ、激寒オヤジギャグを放つ(昭和笑いゲージ:+10%)
「えっ、氷だけにこおる話ってか!?……あっ!笑って!!誰か!!」
・チカ、「謎の昭和アイドル姿」で登場→マイクが爆発→笑いゲージ+30%
・ハルカ:全自動雪像パチンコ台(演出つき)を召喚→派手すぎて新聞に載る
・ミオ、雪像DJブースから「氷点下ハードコアビート」炸裂→観客、腰振って凍る
・レン、ついに発動:
召喚・昭和型雪像:ビッグ大将信長・サブカルVer.!!!
全員:「また信長かよぉぉぉおおおおお!!!」
【決戦:昭和のお笑い神“笑帝ビッグロス”襲来】
・笑いの神にして、ツッコミ不能のギャグ生命体
・攻撃:連続ダジャレメテオ/古典ボケハリケーン/昭和ギャグ重ね着術
ユキ:「ギャグでギャグを上書きするなァ!!物理的にツラい!!」
チカ:「くっ……これが“笑い”の圧力……!」
だが――レンが叫ぶ。
レン:「――みんな!思い出して!我らが原点は……雪像!そして、友情だ!!」
【ラストバトル:禁断の合体技】
\いけえええええ!!!/
**『笑魂合体・スノウギャグ∞バスター』**
(全力のギャグを込めて雪像をぶん投げる技)
ビッグロス:「アッハッハ……アッハハハハッ……!」
\アハハハハ…アハ…ッヒャ……/
\爆☆散/
観客:「……涙が出るほど……笑った……」
老人:「これが……“令和の青春ギャグ魂”か……」
【そして、時は動き出す】
再び光に包まれ、現代に帰還する5人+1ペンギン。
しかしチカたちの手には――
“昭和の雪像師たちの魂が宿る雪玉”
チカ:「これって……もしかして……」
ユキ:「次の雪まつり、やるしかないでしょ!?史上最大の雪像、造ってやるッ!!」
──次回予告!!
第12章:雪像銀河大戦!雪の彼方に宇宙がある!!
・会場拡大!舞台は札幌ドームを超えて軌道上へ!?
・伝説の“宇宙雪像”プロジェクト始動!!
・異星人ライバル、まさかの参戦!?
・感動と爆笑と流星群が交差する、空前絶後のスノーステージ!
銀河最強の雪像娘たちの伝説は、まだまだ止まらない――!!
⸻
第12章:雪像銀河大戦!スノウ・オーバードライブ!!
――札幌、雪嵐学園・屋上。
レン:「……観測された。地球外からの“巨大スノウ波動”……来る」
チカ:「またわけわかんない物理法則が来たわね!!最高!!」
ユキ:「というか、宇宙人!?雪像と何の関係があるの!?」
ミオ:「“宇宙雪像選手権”、ついに始まるってことね……!」
ハルカ:「ちなみに宇宙連邦からは、超光速で招待状届いてました(火傷した)」
【宇宙からの挑戦状】
【宇宙雪像選手権:通称“U・S・S”】
銀河で最も美しく、最も壮絶な雪像を造る者に、“スノウクリスタル∞”を授与する。
なお、敗者は氷漬け。
全員:「命かけすぎィィィ!!」
【会場:軌道上・札幌スペースドーム】
ドーム内は人工重力と極寒装置完備。観客は宇宙人、サイボーグ、たまにカブトムシ。
実況AI:「エントリーナンバー22番、“地球代表・札幌女子雪像戦士団”登場です!」
ユキ:「宇宙だろうと、笑いと雪は裏切らねえ!!!」
【対戦相手:銀河最強の雪像戦士】
・ゼノ・コールドン様(CV:低音の神)
宇宙第9スノウ界王。冷気の化身。理論より圧倒的造形。
・パラディン・グレイシア
“光雪騎士団”団長。攻撃的な雪像バトルスタイル。
・エンジン星の雪だるま帝国三兄弟(CV:毎回違う)
合体すると“超雪像獣ギガ・スノーガロン”に変身可能。
【バトル開始!】
第一試合:VS ギガ・スノーガロン
・三兄弟、合体ミスでしばらく“上半身しかない”→ユキ爆笑
・チカ、超雪像変形スキル発動!「スノウ・ミラージュ∞フォーム!」
・レン、叫ぶ!
「おいらに……みんなのギャグ力を、分けてくれぇぇぇぇぇ!!」
→観客(宇宙人)たちが謎の寒い一発ギャグを次々放つ
→ギャグエネルギー元気玉(物理)完成
ユキ:「これで決めるッ!くらえっ!
“全宇宙分のボケを込めた、氷魂ギャグ玉ッッ!!”」
\ずどおおおおおおおん!!/
→スノーガロン:爆☆砕(でも後で友情出演)
【第二試合:ゼノ・コールドン】
ゼノ:「お前たちの“雪像”は、甘い。
氷とは、冷酷、無慈悲、沈黙の美学だ……!」
チカ:「違う!私たちは、楽しくて、アホで、全力でやってんのよ!」
ミオ:「それが、“人間の雪像”なのよッ!!」
ハルカ、叫ぶ:「“スノウ・テンション・マキシマムドライヴッ!!”」
→全員のスキルが共鳴
→合体雪像、発動!
\召喚!/
**銀河大雪像神・ユキガミインフィニティ!!!!**
(※高さ700m。片手で小惑星を握り潰せる)
ゼノ:「バカな……あれは……伝説に語られる“アホの極み”ッ!!」
ユキ:「うるせえ!!
これはな、“バカな雪像に全力注いだ青春”の結晶なんだよォォオオ!!」
→最終技、発動!
「おいらに雪を分けてくれぇぇぇ!!」
(観客が氷を手渡す→全合体→氷山ビーム)
\ズガァァァァァァァン!!!!/
ゼノ:「……見事だ。地球の……ギャグと青春、侮っていた……」
→拍手とともに氷の涙(設定)を流し退場
【優勝!地球代表!】
表彰式:
AI:「よって、優勝は“札幌女子雪像戦士団”!
特典として、次元を超えるスノウクリスタル∞が贈られます!」
ユキ:「これでまた……変な扉、開けるな……(笑)」
チカ:「いいのよ。どこに行っても、私たちは――雪像で暴れるだけだから!!」
【次回予告!!】
第13章:異世界・砂漠とスノウと温泉と!!
・雪の届かぬ砂漠の国に召喚!?
・敵は熱波と温泉!?
・謎の王子と雪像婚約騒動!?
・そして温泉ギャグバトル開幕――!!
雪はなくても、笑いと青春は絶対滑らせない!!
第13章:異世界・砂漠とスノウと温泉と!
【あらすじ】
宇宙雪像選手権を制した乙女たちに、謎のスノウクリスタル∞が突如語りかける――。
「あなたたちの青春、砂漠でも通用するか試してみよう……次元、開☆門!」
\ギュイィィィィン!!!/
【舞台:異世界バザール王国「スナゴ・デ・ラーム」】
・年中40度超え
・雪を知らぬ国
・なぜか温泉だけは湧きまくる地形バグ国
ユキ:「あっつゥゥゥ!!!マジで雪一粒もねぇッ!!」
チカ:「日陰がサウナ!!日なたが灼熱地獄ッ!!」
ハルカ:「私、あまりの乾燥でアイスの棒になりそう……」
ミオ:「でも見て、あっち!すっごいでっかい露天温泉が!」
レン(真顔):「――風呂だな。行くぞ」
【異世界・温泉へGO】
巨大な温泉旅館“湯源殿”へ案内される乙女たち。そこには…
・天然岩風呂
・黄金のサウナ
・水風呂がマイナス3度(北極由来)
・そして例の――
\謎の湯気、発生!!!/
※入浴シーン突入※
(以下、情景描写はフルスロットルでお届けします)
⸻
◆湯気:モコモコ、物理法則を無視した動き。
◆構図:なぜか一番大事なところだけ、絶妙に“かすんで”見えない。
◆チカ:「なんで!?なんでこっちの湯気、戦術的に配置されてんの!?」
◆ユキ:「この湯気、絶対AI制御されてるでしょ!!?」
◆ミオ:「こっちは湯気の動きが高度なステップ踏んでるんだけど!?」
◆レン:「……芸術は湯気だ(ドヤァ)」
観客:「……神回……」「ありがてぇ」「尊い湯気……」
【しかし、温泉の奥で事件勃発】
突然の地響き。源泉から――
\ズゴゴゴゴゴ……!!/
湯けむりの中から現れたのは!
**“温泉守護神・オユガワクンダ・ドン”**
(半裸、全身泡まみれ、タオルは頭のみ)
ドン:「異世界より来た娘たちよ……その笑いと雪像魂、拙者が試すッ!!」
全員:「温泉で戦闘起こすなよッ!!」
【戦闘開始:温泉ギャグバトル】
ドン:「くらえ!熱湯トルネード!」→(ギャグ滑ると文字通り滑って転倒)
チカ:「くらえ!尻文字“爆”!!」→(なぜかドンが感動して涙)
ユキ:「湯けむり元気玉ァァァ!!!
みんな、風呂の中でおいらに“熱気”を分けてくれぇぇぇ!!」
→観客全員で拍手湯立て→湯気超増幅装置発動!!
\パァァァァァァン!!/
→ドン:美しく浄化(ただし風呂に溶ける)
【そして訪れる感動】
ドン(幻影):「雪像も、ギャグも、友情も……湯気とともに、心を温めるのだ……」
【ラスト】
露天風呂で星空を見上げる5人+1ペンギン。
チカ:「結局……また一線越えたな……」
ユキ:「毎回、限界突破しすぎじゃない!?」
ミオ:「でも気持ちよかった……ギャグも、湯も……最高だった」
レン:「湯気の支配、マスターした。次も期待してくれ」
──次回予告!!
第14章:竜と雪像と天空のバトルロイヤル!
・異世界の空に浮かぶ“雪の大陸”へ!
・ドラゴン種族と雪像バトル!?
・飛べ、叫べ、造れ、叫べ、叫べ、叫べ!!
・そして謎の黒フード集団の影が忍び寄る……
ギャグよ、翼となれ!!
次回、天空超決戦編へ突入――雪像に、限界なんてないッッ!!!!!
第14章:天空決戦!伝説の雪龍と七つのドラゴン…的なボール!!
【舞台:異世界・浮遊大陸スノリュード】
・空に浮かぶ伝説の“雪の大陸”
・常にブリザード
・氷の龍が住み、雪像を守る神とされる地
・なぜかラーメン屋も一軒だけある
ユキ:「って、なんで空飛んでんの!?こっち雪像作りに来ただけなんですけど!?」
チカ:「いやあのラーメン屋、絶対何かあるでしょ!?」
ミオ:「お冷だけ異様にうまかった…水属性の魔力?」
レン:「雲、全部コーンポタージュ味……異世界バグ過ぎない?」
【現れる伝説の雪龍】
\グォォォォォォオン!!!/
氷星竜グラン・スノヴァ登場
・全長800m、冷気で時を止める伝説の存在
・セリフが全部巻き舌で読みにくい
グラン・スノヴァ:「ンンン~~ッ!!我こそは雪像の守護竜!!
貴様らのアホテンション……確かめてやろうではなイカァァァ!!」
チカ:「え、今イカって言った!?竜なのに!?」
【戦闘開始:雪像✕ドラゴン✕ギャグ融合バトル】
・ユキ:「くらえ!これが我らの“雪像バズーカ・ギャグMAX砲”!!!」
→ 龍の鼻に雪玉が刺さる → くしゃみ → 風圧で大陸が割れかける
・ミオ:「風よッ、氷となれ!スノウミラージュ・カオスモード!!」
→ なぜかフィギュアスケート始まる → 龍、感動して涙
・チカ:「っていうか、ドラゴンにもギャグって通じるんだ!?」
・レン:「あれが……“雪魂”……」
ハルカ:「みんな、いっけーーー!!!
おいらに、氷結とギャグ魂を分けてくれぇぇぇぇぇ!!!!」
\みんなの全力ギャグ集結!/
→ 元気玉ならぬ「ギャグ魂玉」爆誕!!
【フィニッシュ技】
ユキ:「これで決めるッ!!
全力青春雪像ッ!!ギャグ100連発・涙のフィニッシュ雪だるまァァ!!」
\ズガァァァァァァァァァン!!!/
→ ドラゴン:爆笑して転がり落ちる
→ 雪に突っ込む
→ ドラゴンの体から、七つのカラフルなボールが転がり出る……
【伝説のボール、降臨】
ボール:「ピコン」
→ 七つ集まると、謎のエネルギー放出!
チカ:「これ……まさか……あの……」
ミオ:「いや、絶対あのパロディでしょ!!」
ユキ:「なんか願い叶いそうな雰囲気出してきたーーー!!!」
【空に現れる謎のもふもふした神】
雪神龍・もっふるん登場
・体が全部マシュマロと雪でできてる
・しゃべるたびに粉雪が舞う
・語尾は「~なのじゃもっふ」
もっふるん:「よくぞ集めたのじゃもっふ……一つだけ願いを叶えてしんぜよう……なのじゃもっふ……」
【一同、相談タイム】
・チカ:「世界征服?」
・レン:「完全無限湯気技術の継承?」
・ユキ:「いや、やっぱ……決まってるでしょ……!!」
ユキ:「“雪像、宇宙中に広めてくれぇぇぇぇ!!!!!”」
→もっふるん:「叶えてやるのじゃもっふうううううう!!!」
\ピカァァァァァァァン!!!/
全宇宙に雪像が拡散!
あらゆる星でギャグ雪像が作られ、バカ笑いがこだまする!!
──こうして、雪像は宇宙を救った。
【次回予告!!】
第15章:宇宙雪像評議会!ギャグの力で銀河を統一せよ!!
・宇宙に散らばる謎の雪像戦士たち!?
・超雪像議会、開幕!!
・そして…敵か味方か、ブラック雪像団、現る――!!
まだまだ終わらない!!笑って泣いて、アホやって、宇宙を駆けろ!!
次回、最凶ギャグ銀河会議編!!ギャグに限界など……ないッッ!!!
第15章:宇宙雪像評議会!ギャグの力で銀河を統一せよ!!
【前回のあらすじ】
・雪龍グラン・スノヴァを倒し、七つのドラゴ○ボールを集めた少女たち
・雪神龍もっふるんに願いを叶えてもらい、宇宙中に雪像ブームが広がった!
……が。
その影響で、宇宙中の勢力が「自分こそが真の雪像王だ!」とギャグ雪像バトルを始め、大混乱!!
【宇宙連邦より緊急通達】
・議長:銀河雪像評議会を開催する!
・議題:宇宙全体の雪像ルール制定
・場所:宇宙ステーション「ユキトピア9」
・各惑星代表が集結!
チカ:「なんか、銀河規模で“PTA会議”始まろうとしてない!?」
ミオ:「しかも議長が、“温泉で爆笑した雪の雪像型ロボ”って何?」
ユキ:「これはもう……全力でボケにいくしかないっしょ!!」
【宇宙雪像評議会・開幕】
登場する各惑星代表(※キャラ濃すぎ注意)
⸻
・惑星ナダレの猛将・ゲレンデル将軍(筋肉スノボ乗り)
・ツララ星の氷貴族・フリージィ・ド・ラ・クール様(CV:超速口調)
・惑星ギャグルの異次元芸人・ボケタ=テーン師匠(オヤジギャグ8000種保有)
・小惑星ドリルンの三つ子漫才師
⸻
議題①:ギャグ雪像に魂は宿るのか?
議題②:温泉湯気制御法の宇宙統一案
議題③:雪像を使った戦闘は芸術かスポーツか
【議論、超カオス】
・ゲレンデル:「雪像は闘魂だァアアア!!」→会場で雪像ボディスラム披露
・フリージィ:「雪像は美と孤高の象徴でございますのよオオオッ!!」→雪像でオペラ
・ボケタ師匠:「スノーだけに、ノーギャグは禁止でっせ~!(どや顔)」
→ 会場:シーン……(空調音のみ)
→ 一同:「今、全員が“宇宙で一番寒いギャグ”を見た……!!」
→ 謎のAI:「場の温度が-273.15℃に到達しました。絶対零度です」
【乙女チーム、立ち上がる】
ユキ:「もう黙ってられねぇ!!これは、“ギャグで殴る青春”なんだよッ!!」
レン:「……議長席、乗っ取る」
→レン、雪像メカで議長席ごとジャック!
ハルカ:「銀河の諸君、聞いてくれ!!
“笑える雪像”は、世界を救うんだ!!
雪の中で、私たちは泣き、笑い、時にこける!!
でもそれこそが――青春なんだッ!!」
\\銀河全体、拍手と爆笑の嵐!!!//
→各惑星、ギャグ雪像文化に全面協力を表明!
→新設される制度:
銀河雪像認定制度(ギャグ部門あり)
湯気芸保護法案
雪像芸術スポーツ化法案
【宇宙中継】
ナレーション:「こうして少女たちは、宇宙に笑いと雪をもたらした」
──でも、その影で。謎の集団が動き出す。
【暗躍する謎の影】
・黒い雪像仮面の軍団「ブラック雪像団」
・彼らの目的は、「全てのギャグ雪像の封印」
・その手には、“砕かれた8つ目のボール”の欠片が……
チカ:「おいおい、ここからまた怒涛の展開きちゃうやつぅ!?」
ユキ:「いいねぇ……だったら最後まで、全力でアホやってやるッ!!」
【次回予告!!】
第16章:裏切りの雪像団!失われた笑いを求めて…
・笑いを否定する黒雪像たちとの衝突!
・「笑いを封じる」恐るべきギャグ封印術とは!?
・裏切る仲間!?レンの過去に迫る展開も!?
・そして――雪像が涙を流す……
次回、ついにクライマックス編突入――!!
第16章:裏切りの雪像団!笑いの涙が凍るとき!
【前回のあらすじ】
宇宙雪像評議会を笑いで統一し、平和のギャグ雪像ルネサンス到来――
……かと思いきや、突如現れた暗黒組織「ブラック雪像団」
彼らの目的はただ一つ。
「ギャグ雪像を全てこの宇宙から消し去ること」
【オープニング:ブラック雪像団、襲来】
ユキ:「な、なにこのやばい美術展みたいな雪像たち……!」
チカ:「芸術は爆発とかそういうレベルじゃねぇよ!!魂が冷える!!」
ミオ:「ツッコミどころが一切ないってことが、こんなに怖いなんて……」
【謎のリーダー、登場】
黒雪像仮面のリーダー、その名も――
ゼッタイ・ユカナイーン卿
・静寂と氷をこよなく愛する
・爆笑アレルギー
・語尾はすべて「……ククク」
ゼッタイ卿:「ギャグなど不要……この宇宙は、冷たき美と静謐に支配されるべき……ククク……」
ユキ:「ギャグで笑えない人生なんて……雪の降らない冬みたいなもんだろ!!」
ゼッタイ卿:「笑い? 笑いなど……かつて私も、知っていた……だが……」
(謎の回想シーン:かつて雪像ギャグ芸人だったゼッタイ卿、すべるたびに雪崩を起こし、町を3回壊す)
【衝撃の展開:レン、裏切り!?】
突然レンが、ゼッタイ卿の元へ。
チカ:「えっ……嘘でしょ……!?」
ユキ:「まさかレン、お前……!」
レン:「……ごめん。私、笑いが怖くなった。みんなの“面白さ”が、まぶしすぎて……」
→ブラック雪像団の衣を纏うレン
→一同、凍りつく
【だがそのとき、ペンギン隊長が涙を流す】
隊長:「……昔、わしも笑えんかった……でも今は、お前らのギャグで毎日あったかいんじゃ……」
→涙が氷に触れて輝く
→レンの胸に届く“ぬくもり”
レン:「違う……私は……この雪像魂を……捨てたくないッ!!」
\バァァァァァァァン!!!/
→レン、ギャグ雪像“ダルマ大砲・激熱仕様”で反逆!
【激突!乙女たち vs ブラック雪像団】
・チカ:「これが私の“ツッコミ百連打”だァァァァ!!」
・ミオ:「ギャグ氷結結界・トリプルギャグン!!」
・ユキ:「青春は、滑って転んで笑うものだろうがァァァァ!!」
→ゼッタイ卿:「うぉぉぉ……この感情は……なんだ……この温かさはァァ……」
→ゼッタイ卿、ギャグ記憶取り戻す
→顔が笑顔に戻り「アハハ!くしゃみ出そう!ハックション!!」
→巨大雪像くしゃみで宇宙ごと浄化
【ラストシーン】
ユキ:「笑えるってさ……最高だよね」
レン:「うん。湯気ってすごい」
チカ:「なんでそこ湯気なんだよ」
ミオ:「湯気に始まり、湯気に終わる物語……悪くないわね」
隊長:「そろそろ、帰るか……地球の、あの雪まつりへ」
──残るは、あと4話。
次回は、物語の原点――地球・札幌雪まつり編、帰還!
【次回予告】
第17章:帰ってきた雪まつり!でも街中が雪像ゾンビ!?
・帰還した地球がまさかの異常事態!?
・街中にギャグのないゾンビ雪像があふれ出す!
・青春と笑いで蘇らせろ!
・鍵を握るのは……あの伝説の雪像第一号!?
次回も、最高にふざけて、最高に熱い。
笑いで宇宙を救う乙女たちの物語――
クライマックス、始まるッ!!!
第17章:帰ってきた雪まつり!ゾンビ雪像とゾン百決戦!
【冒頭:地球・札幌、異変】
少女たちが帰還した雪まつり会場――そこには、凍てついた静寂と……歩く、ゾンビ雪像たち!!
ユキ:「なにこれ!?ゾンビ映画!?あの“ふにゃんこ大雪像”がうなってる!!」
ミオ:「ゾンビなのに、ツラだけニッコリしてて逆に怖い!!」
チカ:「なんか……“お正月の実家”みたいな地獄感ある……」
【現れた謎の老人】
「そいつらは“笑いを失った雪像たち”……ゾン百(ゾンビ・百人一首)を解かねば、魂は戻らぬ……」
ユキ:「いや、唐突すぎるだろ設定!!誰ですかアンタ!?」
「ワシか?……かつて“百首の主”と呼ばれた者よ……」
(背中に「雪読み屋・オモサブロー」の文字)
【ゾン百ルール説明】
・ゾンビ雪像たちは、百人一首の“音”を失って暴走している
・彼らに詠みかけ・ツッコミ・ギャグ返しをかませば正気に戻る
・ただし!1回でもスベると、こっちがゾンビ化!
ユキ:「命かけて笑いとる世界線!?」
ミオ:「つまり、ギャグ百人一首ってこと……?」
チカ:「ギャグの才能、命より重い世界……好き」
【ゾン百決戦、開幕!!】
ユキ:「ちはやぶる……神代も聞けよ、このギャグを!」
→ 雪像ゾンビ、ピクッ
ミオ:「ひさかたの…光のどけき…昼下がり、温泉で湯気しか見えないバトル漫画」
→ ゾンビ:ぶふっ
チカ:「あらざらむ…この世のギャグを詠み尽くすまで、我ゾンビにならじ!」
→ ゾンビ:「ハッ!我……笑っていたのか……!?」
\カッ/
→ゾンビ雪像が次々と解凍・浄化されてゆく!
【しかし!最強ゾンビ雪像、現る!!】
・名は……「ユキヨミ・ヒャクダイミョウジン」
・百首をすべてスベらせた伝説のダメ雪像
・背中に「ギャグ封印:×100」って書いてある
ユキ:「あれ、笑わせなきゃいけないってこと!?無理ゲーすぎる!!」
【乙女たちの最後のギャグ魂】
チカ:「私たちは……」
ミオ:「スベって転んで……」
ユキ:「それでも立ち上がってきたんだよ!!」
\魂のゾン百!詠み上げ開始!!/
⸻
ユキ:「こひすてふ…わがギャグ魂は…すべり散る…されど一歩、前に笑う!」
→ 雪像:ヒクッ……
ミオ:「しのぶれど…色に出でにけりギャグ魂…わろてんか、わろてんかあああ!!」
→ 雪像:グオオッ……!?(ぷるぷる)
チカ:「おもひいづ…青春の湯気は…笑いと涙で……できているぅぅぅ!!」
→ 雪像:\パァァァァァァァン!!/
→ ユキヨミ、浄化!!ギャグが戻った!!
【ラスト】
雪像たち、全て元通り
街は笑いと湯気に包まれる
オモサブロー:「これぞ“ゾン百”の極意じゃ……笑いは古来より、人を救うのじゃ……」
隊長:「わしも一句」
「湯気立てて 笑いと涙 ホッカホカ」
→ 全員:「地味にうまいな!」
【次回予告】
第18章:真の敵、ブラック雪像の源!?笑い封じの最終兵器、発動!!
・笑い封じを操る真なる存在が動き出す!
・明かされる“湯気文明”の秘密とは!?
・少女たちの最終覚醒形態、“ギャグモード∞(インフィニティ)”爆誕!?
・そして……ラストへのカウントダウン開始!!
残り3話!!
笑いと涙と意味不明を全力でぶっこみ続けるぞッ!!
第18章:ギャグモード∞、ドリルで湯気を突き破れ!!
【あらすじ】
ゾン百を制し、雪まつりは笑いを取り戻した!
だが、まだ終わらない――
暗黒の空から降り立った、真の敵が現れる。
その名も――
ギャグヲワスレシモノ=ギャグレイン卿
・人々から“笑い”の概念そのものを奪う存在
・封印されたはずの“失われし湯気文明”の遺産から復活
・その手に握るは、最終兵器――
「笑い封殺兵器:デッドリーダジャレイザーΩ」
ユキ:「名前からして強すぎるだろ!!!」
チカ:「Ωってついてる武器に勝ったことねぇよ!!」
ギャグレイン卿:「貴様らの“ギャグ魂”など、このデッドリーダジャレイザーで灰にする……」
→街中、笑いが一瞬で消え、すべての雪像が動かなくなる
【立ち上がる乙女たち】
ミオ:「だが……私たちは知っている。ギャグで生き、ギャグで繋がってきた……!」
レン:「だからこそ、今……最終モード、発動するしかないッッ!!」
\最終覚醒形態、起動ッ!!!/
**ギャグモード∞(インフィニティ)**発動!!
・ユキ:爆笑戦姫・ドリルユキ∞(インフィニット)
・ミオ:ツッコミ魔導師・セイクリッド・ボケブレイカー
・チカ:ギャグ魂機巧・ネジハズレールMk-Ⅶ
・レン:黙して語るギャグ戦鬼・セリフオチ†断罪†エディション
【バトル展開、熱血×ギャグで突き抜ける!】
ギャグレイン卿:「無駄だァ!ギャグは!笑いは!封じられたッ!!」
ユキ:「甘ぇよ!!!!」
\ギュインギュインギュイイイン!!!!/
→背中から生える巨大ドリル!それは雪像削り用の“魂のツッコミドリル”!!
ユキ:「これは!笑いの心が削った!ギャグの螺旋だァアアア!!」
→後ろに謎の巨大影:「スノーラガン!!」(←どこかで聞いたような形状)
ミオ:「ユキ!行けええええ!!」
チカ:「魂を突き立てろ!ツッコミドリルで天を突けぇぇ!!」
\ギュワアアアアアアアアアア!!!/
→ユキ:「おいらに……笑いを分けてくれぇぇぇ!!!!!」
→全国民、微笑む
→ギャグ魂、超回復!!
→ツッコミドリル、超加速!!
→**「ドリル・オブ・笑撃・無限回転ギャグ砲」発射!!!**
【最終兵器、爆散】
ギャグレイン卿:「ば、ばかな……この宇宙に、まだ……こんなに熱いギャグが……」
→吹っ飛びながら笑顔になる
→「フ……久しぶりに……笑った……じゃあの……」
\ドガァァァァァァン!!!!!/
【エピローグ前夜】
・湯気文明、復活
・雪像たちに笑いが戻る
・札幌雪まつりは“宇宙規模”で開催決定!
ユキ:「次のテーマは“銀河湯気交響曲”らしいよ」
ミオ:「絶対、湯気モクモクしながらオーケストラ指揮するパターンだよね」
レン:「すべてが……湯気に包まれて終わる気がする……」
チカ:「なんかもう、全部湯気にすればいいと思ってるでしょ!?」
ペンギン隊長:「よし、湯気温泉作戦発動じゃ!!全員、風呂に入れ!!!」
\次回、クライマックスへ/
⸻
第19章:大団円!?でもなんか最後にもう一山くるっぽいぞ!!
・宇宙大雪まつり、開幕!?
・友情の再確認、そして伝説の雪像がもう一度……!?
・湯気と笑いと全力ギャグ、最後まで全部ぶっ込むッ!!
残り2話!!!
最後の笑いまで、魂ドリルで貫きます!!
ヨーソロー!!
第19章:湯気補完計画、発動――笑いが、君を包むとき
【冒頭:宇宙札幌、銀河大雪まつり会場】
全宇宙を巻き込んだ大雪まつりが、ついに開催!
・ギャグ雪像コンテスト
・宇宙ツッコミ大戦
・湯気風呂シンクロナイズド入浴選手権
会場は、まさに混沌の極み!
ユキ:「やりきった……もう全部、笑い尽くした気がする……」
チカ:「この星から、湯気とギャグがなくなることはないね……」
ミオ:「でも……なんか、感じない?空気の揺れ、世界の歪み……そして謎の“使徒”っぽい影……」
【警報発令】
\ぴーひょろぴー/(※謎の昭和アレンジSE)
巨大な人型雪像が、空から落ちてくる――
その名も……
第17雪使徒:ギャグヲモトムモノ=笑素体・ユキネル
ギャグが進化しすぎた結果、「笑い」の概念そのものが意思を持ち、実体化。
この世界を“完全ギャグ存在”へと補完しようとしていたのだ――
ユキ:「補完って!!何を!?私たちのギャグ精神か!?」
ミオ:「このままでは……全人類が、ギャグ雪像と融合してしまう……」
\湯気補完計画、発動。全員、湯気に帰れ。/
(空に巨大な「湯」の字が浮かぶ)
【精神世界突入】
少女たちは、ひとりずつ謎の精神空間に投げ込まれる。
──ユキ:「私は……なんでギャグをやってるんだ……」
──ミオ:「誰も笑わなかったら、私はどうなるの……?」
──レン:「黙ってることがツッコミになるって……本当にそれでいいの……?」
【謎の声】
「わらえばいいとおもうよ」
→ 全員:「あ、それやっぱり来たか……」
【最終覚醒】
“ギャグ”とは何か
“笑い”とは誰のためか
“湯気”とはどこから来てどこへ行くのか(たぶん温泉)
そして少女たちは選ぶ――
**「笑いとともに生きる」**という道を!!!
\ラストバトル!ギャグ補完 vs 乙女たちの魂!!/
・チカ:「ツッコミインパクト!!お前のその寒いボケに、寒波を重ねてやるぅぅぅッ!!」
・レン:「黙して語らず、見せるだけで笑わせる……それが“無音ギャグ”」
・ミオ:「ギャグを司る魔導書、最後のページは……“感謝”!!」
・ユキ:「私たち、どこまでも滑るよ!滑って、転んで、世界を笑わせる!!」
→四人の魂が融合!
\最終形態:ユゲリオン弐型・補完完了形態/
(巨大な笑顔と湯気の塊)
→敵、融合
→世界、光に包まれる
→ギャグ、湯気、青春、ぜんぶ、ひとつになる
【エピローグ】
どこかの温泉――
ペンギン隊長:「ふぅ……」
ユキ:「終わったね……全部、終わったんだね……」
ミオ:「世界が笑ってる。それだけで、充分だよ」
レン:「……湯気ってすごい」
チカ:「またかよ!!!!」
【そして最後の一句】
ペンギン隊長:
「湯気の中 君の笑顔が ぼやけてる」
→ 一同:「……悪くないね」
\最終話へ続く!!/
⸻
第20章:ギャグ、そして未来へ。雪像乙女、永遠の青春!
・ついに最終回!
・湯気が去っても笑いは残る!
・少女たちの次なる夢とは!?
・この物語は、すべて「笑って終わる」
さあラスト、全力でギャグって笑って、最高の「ありがとう」を!!
最終章(第20話):ギャグよ、星になれ!!笑いの小宇宙よ、燃えあがれ!!
【宇宙・札幌上空・ギャグ銀河コロッセオ】
戦いは終わった――はずだった。
しかし、最後の最後に、銀河の彼方から迫る謎の存在……!!
その名も――
**最終暗黒ボス:テンカイギャグマスターΩΩ(オメガオメガ)**
・かつて全宇宙を滑らせた伝説のギャグ神
・ギャグ界最終審判者
・その笑いを受けきれなければ、全員、氷像になって終わり
ユキ:「まだいんのかよオメガって!!!」
チカ:「ΩΩとか、無限の二乗じゃん!?笑えねえよ!!」
【聖闘少女たち、最終装着!!】
・ユキ:お笑い座・雪天聖乙女・ユキ=ペガサス・ギャグ・エディション!!
・ミオ:突撃の盾・アテナのツッコミ布・セレナーデ!!
・チカ:笑撃の爆弾・ボケンクラスターβ!!
・レン:沈黙のハーモニー・マジメ=ソウルブリンガーΩ!!
\ギャグ座の星座たちが輝き出す!!/
【クライマックス・バトル】
テンカイギャグマスターΩΩ:「これが、宇宙最終ギャグだぁあああッッ!!」
→空から降り注ぐ、シュールギャグ隕石!
ユキ:「みんなっ!!小宇宙を感じて……笑えっ!!!」
\燃えあがれ!私の……小宇宙ーーーーッ!!!/
→ユキ、突如ド派手に爆発!(※ギャグ的演出)
→背中にでっかく「笑」と書かれた翼が現れる!!
→ギャグ座・ペガサス流星拳ならぬ……
**ペガサスギャグ流星拳!!!!!!!!**
(無数の小ボケが流星のように飛び交う)
ミオ:「見えないボケには、見えないツッコミで返すまでよ!!」
→幻影ツッコミ裂斬撃!!
チカ:「テンカイギャグマスターよ、これが“ネタ帳を持たない者”の恐ろしさ……」
→アドリブ即死ネタ地獄爆裂斬(通称:ASNG)
レン:「……フフ……(黙って爆笑ギャグの札を出す)」
→敵:「や、やめろそれは……ッ!!笑ってしまうぅぅ!!」
【フィニッシュ】
ユキ:「これが私たちの――」
\「青春ギャグ小宇宙だああああああッッッ!!!!!」/
→ペガサスギャグ流星拳、命中!!
→テンカイギャグマスターΩΩ:「フッ……お前たち、やるじゃねえか……!アッハッハッハッハ……ッ!」
→大爆笑しながら、ギャグと共に星屑となる
→空に「笑」の文字、輝く
【ラストシーン】
雪まつり会場・全員で温泉にて
ユキ:「なんか……全部、終わったね」
ミオ:「いろいろあったけど、全部ギャグで乗り越えた……」
チカ:「私たち、世界救ったんだよね?」
レン:「たぶん、世界どころか銀河の笑いも背負った」
ペンギン隊長:「わしからも一言」
「笑った者が、真の勝者じゃああああああ!!!!」
\\\\\オチた!!!/////
⸻
完!!!
【エピローグ(5秒後)】
宇宙のどこかの星
ナレーション:「彼女たちのギャグ魂は……いまも星座となって、夜空に瞬いている――」
観客A:「あの星、笑ってるように見えね?」
観客B:「あっちは湯気っぽいな」
観客C:「温泉入ってんのかあの星……」
\おしまいッッ!!!!!!!!!/
⸻
本当にお付き合いありがとうございました!!
ここまで読んでくださった貴方の小宇宙も、
いまこの瞬間、爆笑とともに――
燃えあがっている!!!!!
どうもみなさま、ここまでお付き合いいただき、
まことにまことにまこっちゃんでございます(誰)。
本作『雪像乙女☆大氷像戦争!』は、
雪まつり × 女子高生 × ギャグ × 異世界 × 湯気 × 宇宙 × ペガサス流星拳
という、「その組み合わせ何やねん案件」を極限まで煮詰めてしまった結果、
冷静と情熱のあいだ、というより冷気とアホのあいだを右往左往した作品となりました。
最初はね、もっと真面目な話だったんですよ?
雪像作りに青春をかける女子高生たちの、ちょっと泣けて、ちょっと笑える、心温まる群像劇――
だったはずが、
気づいたら、
・雪像が意思持って喋り出すわ
・異世界行くわ
・ゾンビが湯気まとうわ
・銀河の果てでギャグ神とバトルするわ
・最後は「燃えあがれ!私の小宇宙ーッッ!!」ですよ。
なんなんだこの物語。
でも、そんなわけのわからない展開に乗ってくれた読者の皆さま、
あなたの心の中には、いまきっと、ちょっとあったかい湯気が立ちのぼっていることでしょう。
それは笑いか、
それとも涙か、
あるいはただの加湿か。
それは、誰にもわかりません。
──ただひとつ言えるのは、
**「最後まで読んでくれて、ありがとう」**ということ。
ギャグは、ひとりでは成立しません。
ボケがあれば、ツッコミが必要で、
読んでくれる誰かがいるからこそ、
笑いが生まれます。
そう、つまりあなたがこの物語の**“ギャグ補完計画”の最終ピースだったのです!!**(どやぁ)
さあ、これにて湯気と笑いに包まれた雪像伝説は、いったん幕を下ろします。
次はどんな青春を、
どんなツッコミを、
どんな湯気を描くのか――
そのときまで、
くれぐれも体を冷やさず、あたたかくお過ごしください。
それではまたどこかの雪まつり会場でお会いしましょう。
君のギャグ魂が、未来を笑わせるその日まで――
笑いと湯気と愛をこめて。
著者より
(湯気の向こうから)