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レベル3

 アルフレッドがギルドホールに足を踏み入れると、活気に満ちた冒険者たちの声が彼を迎えた。彼の初めての任務を成功させ、レベル2からレベル3に上がった彼は、新たな力を手に入れ次なる冒険に挑む準備が整っていた。


 アルフレッドは受付カウンターに向かい、ギルドの受付係であるリディアに声をかけた。リディアは笑顔で彼を迎え、最新の依頼リストを手渡した。


「アルフレッドさん、二度目の任務を見事に成功させてくれましたね。おめでとうございます。次の挑戦として、この依頼をお勧めします」


 彼女はリストの中から一つの依頼書を指し示した。アルフレッドはそれを受け取り、内容を確認した。


次なる冒険:盗賊団の討伐

依頼内容:

近隣の廃墟に盗賊団が根城を構え、村人や商人を襲っているとの報告があります。盗賊団を討伐し、村の安全を取り戻してほしい。


報酬:

150ゴールド

盗賊団から得られる戦利品


依頼主:

近隣の村の村長


「盗賊団か……これはなかなか手強そうだ。でも、村人たちを守るためなら挑戦する価値がある」


 アルフレッドは力強く頷いた。リディアは彼の決意を感じ取り、さらに説明を続けた。


「廃墟に根城を構える盗賊団は、最近特に活動が活発化しているようです。この依頼を受けるなら、信頼できる仲間を集めて挑むのがいいでしょう」


 アルフレッドは少し考えた後、頷いた。


「ありがとう、リディア。この依頼を引き受けます。そして、新しい仲間を集めることにするよ」


 リディアは微笑み、彼に応援の言葉をかけた。


「あなたならきっと成功します。頑張ってください、アルフレッドさん」


 彼は依頼書を手に持ち、新しい仲間を見つけるためにギルドホール内を見渡した。彼の次なる冒険はもう始まっていた。



 アルフレッドは盗賊団討伐の依頼書を手に、新しい仲間を探すためにギルドホールを見渡した。前回の冒険から学んだことを活かし、今回はより多様なスキルを持つメンバーを集めることを決意した。


 アルフレッドがまず目を付けたのは、ギルドホールの端で弓の手入れをしているセリーナだった。彼女はギルド内でも評判のアーチャーで、森で育ち、弓の名手として知られていた。


「セリーナさん、こんにちは。少しお話しできるかな?」


 声をかけたアルフレッドに、セリーナは顔を上げ、微笑んで彼を見た。


「こんにちは、アルフレッド。もちろん、お話ししましょう」


 アルフレッドは盗賊団討伐の依頼書を見せながら説明した。


「近隣の廃墟に根城を構える盗賊団を討伐する依頼を受けることにしたんだ。遠距離からの支援が必要だと思って、君の力を借りたい」


 セリーナは依頼書を一読し、真剣な表情で頷いた。


「了解。私の弓でサポートするわ。一緒に行くわね」


 セリーナが仲間になった。


 次にアルフレッドは、祈りを捧げている僧侶のダリウスの元へ向かった。ダリウスは回復魔法と防御魔法の使い手で、パーティの持久戦を支える重要な役割を果たすことができる。


「ダリウスさん、お時間をいただけますか?」アルフレッドは声をかけた。


 ダリウスは静かに祈りを終え、アルフレッドに微笑みかけた。


「もちろんです、アルフレッドさん。どうぞお話を」


 アルフレッドは再び依頼書を見せ、説明を続けた。


「盗賊団を討伐するために、君の回復魔法と防御魔法が必要なんだ。参加してくれるかい?」


 ダリウスは一瞬考えた後、決意を固めた表情で頷いた。


「村の平和を取り戻すために、喜んで力を貸しましょう」


 ダリウスが仲間になった。


 最後にアルフレッドは、訓練場で激しいトレーニングをしているカイの元へ向かった。カイは荒野で育ち、大きな斧を振るうバーバリアンで、その圧倒的な力で前線を支えることができる。


「カイ、ちょっといいか?」アルフレッドは彼女に声をかける。


 カイは汗を拭いながら、アルフレッドに振り向いた。


「なんだ、アルフレッド。何か用か?」


 アルフレッドは再び依頼書を見せ、状況を説明した。


「盗賊団を討伐する依頼を受けることにしたんだ。君の力が必要だ。前線での戦いを頼みたい」


 カイは大きく笑い、斧を肩に担いだ。


「面白そうじゃないか。俺に任せろ、アルフレッド!」


 カイが仲間になった。


 こうして、アルフレッドはセリーナ、ダリウス、カイという信頼できる仲間を集めた。彼らはギルドホールの中央で再び合流し、今後の計画を立てた。


「みんな、ありがとう。今回の任務は大変だが、力を合わせればきっと成功する。準備を整えたら、すぐに出発しよう」


 セリーナ、ダリウス、カイはそれぞれ頷き、必要な準備を始めた。新たな冒険が彼らを待ち受けており、彼らの絆はこれからの戦いでさらに深まっていくことを確信していた。



 アルフレッド率いる新たなパーティは、近隣の廃墟に根城を構える盗賊団討伐のため、森を抜けてアジトへと向かった。途中、彼らは静かに進み、盗賊たちに気づかれないよう慎重に移動した。


 アジトへと到着した一行。


「見張りが一人いるわ。あの木の陰に隠れている」


 セリーナは木の陰から覗き見ながら、盗賊団の見張りを発見した。彼女は弓を構え、狙いを定めた。


「セリーナ、君に任せる。見張りを倒してくれ」アルフレッドは言った。


 セリーナは静かに頷き、深呼吸をしてから矢を放った。矢は音もなく見張りの喉元に突き刺さり、見張りは声を上げる間もなく倒れた。


 奇襲の準備だ。


「よし、今だ。みんな、準備はいいか?」


「いつでもいけるぜ」


「神の加護を」


「援護は任せて」


 アルフレッドは剣を抜き、仲間たちとともに廃墟のアジトに近づいた。静かに扉を開け、中に入ると、そこには盗賊たちが集まり酒を酌み交わしていた。


 奇襲開始。


「今だ、突撃!」


 カイが真っ先に飛び出し、巨大な斧を振り下ろして盗賊たちの一人を叩き倒した。アルフレッドもすぐに続き、剣で敵を切りつけた。ダリウスは後方から防御の魔法を唱え、仲間たちを守った。


 セリーナは高台から次々と矢を放ち、逃げようとする盗賊たちを正確に狙撃した。矢は一人一人の盗賊に命中し、次々と倒れていった。


 盗賊のリーダーが怒りに燃えて現れた。彼は他の盗賊よりも大柄で、二刀流の剣を振りかざしていた。


「お前たち、何者だ!ここで全員地獄に送ってやる!」リーダーは吠えた。


「リーダーを倒せば、残りの盗賊たちは戦意を失うはずだ。みんな、集中攻撃だ!」アルフレッドは声を上げる。


 カイがリーダーに向かって突進し、斧を振り下ろしたが、リーダーは軽々とかわし反撃を仕掛けた。カイは防御の態勢を取りながらリーダーの攻撃を受け止め、隙を見つけて斧を振るい続けた。


 セリーナは高台からリーダーに向けて矢を放ち続けたが、リーダーは巧みに矢を避けながらカイに向かって攻撃を続けた。ダリウスは後方から回復魔法を唱え、カイの傷を癒した。


 アルフレッドはカイと連携し、リーダーの背後に回り込むことに成功した。リーダーがカイに気を取られている隙に、アルフレッドは力強く剣を振り下ろし、リーダーの背中に深い一撃を与えた。


「くっ、こんな奴らに……!」


 リーダーが膝をつくと、カイが最後の力を振り絞り、リーダーの胸元に斧を突き立てた。リーダーは絶命し、残りの盗賊たちは恐怖に駆られて逃げ出した。


 アルフレッドはあたりを見渡して口を開いた。「みんな、よくやった。これで村の安全は取り戻された」


「神に感謝を。皆が無事で何よりです」ダリウスは祈りを捧げた。


「これで盗賊団も終わりね」セリーナは言って、笑みを浮かべた。


「はは、見ろよ。この戦利品だ!」カイは笑った。


 アルフレッドたちは盗賊団のアジトを捜索し、報酬として金貨や貴重品を手に入れた。彼らは無事に村に戻り、村長に報告して報酬を受け取った。新たな冒険の成功により、彼らの絆は一層深まった。


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