二人のプレーヤーが戦う話 単純に戦闘シーンを書きたかった作者
「なあ、ちょっと気分転換に戦わないか?」
背後から先ほどまで一緒に狩りをしていたプレーヤーが話しかけてくる。
「ん?いいぞ。じゃあとりあえず申請送る。」
「よし、申請完了だな!久しぶりの対人戦。楽しみだな!」
確かにこいつとは最近戦闘してなかったな。
カウントダウンが進む。始まる
「……行くぞ!」
「おう!」
相手は突進スキルを使ってこっちに来る。
あのスキルはダメージはデカいが隙が多いんだよな……
少し左に回りながら向かうような形で相手に近づく。
こっちの攻撃が当たるようになったら右にずれる。
そして剣を相手の体に体にぶつける。
「クッ!当たんねぇ!やっぱ強いな!」
はぁ……まだプレーヤースキルが無いな……もっと練習させなきゃな
「まだスキルこっち使ってないぞ?こんなんで最前線プレ―ヤ―の一人?笑わせるなよ」
相手は一応このゲームの最前線のプレーヤー達、要は上位プレーヤーの一人なんだけどな……弱いな
「うっせぇなこっちはプレーヤースキル皆無だからスキルごり押しなんだよ!」
「そうかそうか、じゃあ今回も俺の勝ちだなッ!」
俺は近づいて思いっきり攻撃する。
「ぐへッ」
勝利の表示が出る。
「ぐわー!」
相手は地面に寝転んで叫ぶ
「強いなやっぱり……俺ももっとプレーヤースキル磨かなきゃな!」
「頑張れ。また練習手伝ってやるから」
「ありがとな。あ、とりあえずクランリーダーに呼び出しくらったから行ってくるわ」
「了解」
ちなみに俺はクランにすら所属してない結構強いソロプレイヤー判定だが……俺は一応このゲーム作った人間だからな。そりゃあ操作方法も完璧だよ。
このゲームの攻略頑張れよな。楽しみにしてるからな。いつか最後のダンジョンで会うのをな。