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めんどくさい事。

BL表現。P活表現。教師と生徒のほぼ一線を越えそうな表現があります笑まぁでも明るい話なので(まじ)

今日の夜ご飯はカレーでした。

俺はただの男子高校の教師。男子校だからアニメみたいにハーレムにはならないし、正直いうと男臭くてこんな所から一刻も早く抜け出して楽に生きてたい。けど教師を辞める手続きすらめんどくさい。毎日朝6時に起床して朝食食べて天気確認してたら出勤時間。サラリーマン達に押しつぶされそうになりながら満員電車で揺られて出勤。授業を終えたあとは会議、テストの採点。残りの資料を片付けて気づいたら19時半。帰りにコンビニで酒と煙草と軽い夜食を買ってひとりで食べる。そしてひとり寂しく風呂に入った後就寝は夜中の1時。今日もそうして1日を終えるはずだったのだが……

「先生のバカー!!」

めんどくさい事になった。

遡ること十分前。

コンビニでいつも通り酒缶を3缶、たまごサンドを手に取り、セルフレジへ向かって決済を終えるとタバコを買い忘れたことに気づいて折り返した。

「11番。」

「580円です。」

「バーコードで。」

そうしてコンビニを出ると、見覚えのある顔のヤツがいかにも、夜を遊び歩いてそうなやつに絡まれていた。

(あの制服は…)

わかった、分かってしまったが分かりたくなかった。

(学校の外だし…)

この時にさっさと去っておけばよかった。ここで躊躇ったからだ。

「やめてくださいっ!だれかっ!助けてっ」

俺の足が止まった。

(無視しろ。無視だ、めんどくさい事になる。確実に)

そう思っていたのに気づけば足は声のする方へ向いていた

「…君たち。その子を離しなさい。」

「あ?誰だ?」

見たところ相手はきっと大学生くらいか?ここら辺の大学じゃ無さそうだな。となると…

「君たち、◯◯大学の生徒だよね」

相手は目を見開いた

「は…?ちげぇし…」

目を逸らしている、どうやら本当にそうだったらしい。

「こんな時間に出歩くのは良くない。それとその子を離しなさい。」

すると相手は舌打ちをしてそそくさと去っていった、その場には酒とタバコと夜食を入れたコンビニ袋を持った俺と唖然としている俺の生徒、甘泉あまいずみ こうが残った

「おい甘泉。こんな時間に何をしているんだ。親御さんは?」

甘泉は少し困った顔で

「えっと…」

と言葉を濁した。

「まぁいい、家まで送る。親御さんは家にいるか?」

甘泉は下を向いて

「いえ、今日は居ないです。」

「そうか、まぁいい。早く行くぞ。」

暗い夜道を街灯がポツポツと照らす中を俺と甘泉の足音で満たしていく。

「なんであんなことになったんだ?」

甘泉は俯いて黙った

「お前なぁ、金に困ってんのか知らないけど、そう言うことはやめろよ。」

甘泉は視線を逸らして

「わかってますよ。でもお金とかじゃなくて、趣味です。」

驚いた、趣味とか言ってやるバカがいるか

「趣味?お前はバカだな。」

「…」

甘泉が黙った

「とりあえず、このことは親御さんに連絡するからな」

「…」

「もうするなよ」

すると甘泉が足を止めた

「…なら条件をつけましょう」

「はぁ?条件?」

甘泉は苺みたいな真っ赤な瞳で俺を見た

「先生が俺を抱いてください。」

時が止まった

「……」

(俺疲れてるのか?まだ童貞な俺に呆れすぎてついに幻覚を見てるのか?てかまずまず最初が男とか最悪だろ、いやその話以前に教師が生徒を抱くなんて知られたら俺の教師人生どころか人生そのものが死ぬ…!)

「は…」

つべこべ考えていると、ふわりと甘い香りがして甘泉が俺に抱きついてきた

「…おい甘泉、どけ。」

なんとか冷静な声が出た、最後だけ一瞬跳ねたが。

「…いやです、抱いてください。」

「…」

(うわぁ、どうしよ、これ見られたら終わりだよな…)

そこで脳をフル回転させた俺は結局甘泉の背中に手を回して優しく抱きしめた

「ん」

甘泉は唖然とした顔で

「は…?」

「抱いてやったぞ。約束通り」

甘泉が少し焦って

「そ、そう言う意味じゃっ」

「でもどういう抱くかは聞いてなかったからな。とりあえずもうあんなことはするなよ。」

甘泉は顔を真っ赤にして

「バカ!!バカバカバカ!!この童貞教師が!!」

「なっ、童貞を出すのは卑怯だろう?!」

「バカーー!!」

さっきまでキンキンに冷えていた俺の酒はぬるくなって、サンドイッチはぐちゃぐちゃになっていた。ほら、めんどくさいことになった。まだまだ俺の嫌な予感はビンビンだ。


一週間に一度のペースで出しますね。(サボる可能性大)

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