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秋のピクニック

作者: 木蓮

忙しない日々がつづく。

時間ばかりに追われる。


今日は休日!

普段しないことをやってみる。


朝から、かぼちゃのスコーンを焼いていく。


レンジでかぼちゃを柔らかくしていこう。

あちちち...熱いから気をつけて!


かぼちゃをペースト状にしたら、粗熱を取るために冷蔵庫で一休み。


冷めたかぼちゃを、ホットケーキミックスとバターを入れて、こねていこう。

生地がまとまってきたら、三角の形に形成する。


オーブンで出来上がりを待っている間に、外にでる準備をしよう。

バスケットの鞄に、必要な荷物を入れていく。

お気に入りのハーブティーを水筒に入れるのを忘れずに。


秋のピクニック♪


オーブンからふんわりと優しい匂いがする。


さて、外へ出かけよう。


ちょっぴり古いベンチに座って、荷物を広げる。


大きな木が目の前に佇む。

秋の葉が、ひらりひらりと落ちていく。

植物も冬の支度をしているね。


黄色や赤色に色づいた葉っぱ。


落ちてくる葉っぱたち。手で掴めそうだ。


手作りのお菓子と温かい飲み物と一緒に景色を楽しむ。


忙しない日々も必要だけど、こうした温かい時間も必要だ。


自分に一息つかせる。

すると、小さな幸せに気づくことができる。


葉っぱキャッチできた!

どんぐり、めっけ!!


視線を上に向けたり、下に向けたり。

今まで見えなかった景色が、ぐっと広がる。


心がぽっと温かくなるね。


時間ができると、どうしても

洗濯しなきゃ

掃除しなきゃ

ご飯作らなきゃ

と、自分にto do listを作りがち。


家でも義務な行動には、疲れちゃうね。


できるときに、したいと思うときにする。


それでいい。


少しの心の休息が、自分も周りも優しくできる。


“秋のピクニック”も、いいもんだね!


小さな幸せを一緒に感じませんか?

人間は面倒くさい生き物です。

自分に負荷をかけて欲求を満たそうとする。

そして感情に振り回されます。


きっと残りの人生も、楽しいだけじゃなくて傷つくことも何度もあるでしょう。


だからこそ、日頃から心の休息をとってほしいです。

自分の心の声は自分にしか分かりません。中には気づかなくて、止まれない人もいるんです。


温かい時間が、小さな幸せに気づかせてくれる。


自分も周りも大切にできていなかったことも。

私は一息に救われました。


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