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Chit-Chat! 4

2021年4月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1


涼夏「千紗都って[このコメントにはネタバレが含まれています]よね」

千紗都「えっ、何?」

涼夏「なんでもない」

千紗都「気になるじゃん!」

涼夏「何度も言わせないで」

千紗都「一回も言ってないじゃん!」

涼夏「的確な指摘だ」


  2


千紗都「もしかしたら、私はハーレム系ヒロインかもしれない」

絢音「それ、確実に私の方だと思う」

千紗都「そう?」

絢音「うん。ユナ高が誇る2大可愛い涼夏と千紗都とキスしたことあるの、世界で私だけ」

千紗都「確かにそうかも。いや、私が2大可愛いかは置いておいて」

絢音「可愛いよ?」


  3


千紗都「自分とキスしたい」

涼夏「……」

千紗都「説明させて」

涼夏「ううん、いい」

千紗都「いや、説明するから!」

涼夏「いいって! 大丈夫!」

千紗都「説明しないと、私変な人みたいじゃん!」

涼夏「変な人だから!」

千紗都「変じゃないし! つまりね?」

涼夏「いいから! 説明要らない!」


  4


涼夏「千紗都と寝たい」

千紗都「別にいいけど」

奈都「涼夏ってすごいよね」

涼夏「何が?」

奈都「私もいつもそう思ってるけど、そんなあっさりと本人の前で言えない」

千紗都「いつも思ってるの?」

奈都「まあ、うん。はい」

千紗都「別にいいけど」

涼夏「いいって」

奈都「恥ずかしい……」


  5


涼夏「千紗都のいる上質な暮らし」

千紗都「何それ」

涼夏「マンションポエム」

千紗都「私はいるだけでいい?」

涼夏「いや、掃除くらいはして」

千紗都「出来る範囲で」

涼夏「うわー、やらなそー」

千紗都「そんなことないし!」

涼夏「やらなそー」


  6


千紗都「奈都は涼夏や絢音と違って、私と同じすごく一般人感がある」

奈都「私はたぶんそうだけど、チサは自分で思ってるより全然一般人じゃないよ?」

千紗都「すごく平凡」

奈都「自分の容姿が見えてないと、そう感じるのかな」

千紗都「奈都も可愛いよ?」

奈都「チサはそういう次元じゃないから」


  7


奈都「チサは、好きな相手は可愛く見えるとか、笑うと可愛いとか、若ければみんな可愛く見えるとか、そういう慰め合いみたいな世界じゃなくて、はっきりと、絶対値としてすごく可愛いから。私の主観じゃなくて、もう数値として可愛いの。100なの」

千紗都「あなたの感想ですね」

奈都「違うから!」


  8


涼夏「みんなの金鯱が帰ってきた!」

千紗都「すっかり忘れてた。見れて良かったね」

涼夏「生きてて良かった」

千紗都「そこまで?」

涼夏「そこまでじゃない」

千紗都「輝いてるね」

涼夏「私たちの未来のように」

千紗都「そう?」

涼夏「そこまでじゃないかな」


  9


涼夏「昨日の金鯱」

千紗都「どっちがオス?」

涼夏「左を向いてる方がオス」

千紗都「……」

涼夏「向かって右側がオス」

千紗都「お笑い芸人みたい」

涼夏「鱗が多い方がメス」

千紗都「えっ? 本当に?」

涼夏「さぁ」


  10


涼夏「本当に好きなものは、近付きすぎない方が好きなままでいられるって」

千紗都「へー」

涼夏「だからね……」

千紗都「待って。私は大丈夫だから」

涼夏「少し距離を置こうかと」

千紗都「大丈夫だから! もっと近付いて!」

涼夏「でも……」

千紗都「いいから! 融合するくらいぴったり!」


  11


千紗都「涼夏、そのリュックについてる缶バッジ、何?」

涼夏「これ? 可愛いでしょ」

千紗都「私に見えるんだけど」

涼夏「こないだ、千紗都の奇跡の一枚が撮れたから、アイドルグッズみたいに缶バッジにしてみた」

千紗都「さすがに恥ずかしいんだけど」

涼夏「うん。その反応が見たかった」


  12


奈都「チサのグッズ化か。その発想はなかった」

千紗都「普通はないから」

涼夏「応援うちわとか作る?」

奈都「いいね」

千紗都「良くないし」

奈都「田舎で良かった。都会だったら、チサ、スカウトとかされちゃってたかも」

千紗都「私の前に涼夏でしょ」

涼夏「千紗都の方がアイドルっぽい」


  13


千紗都「奈都ってエッチじゃん?」

奈都「な、何? 何?」

千紗都「オタクってエロいの?」

奈都「何? なんでチサ、いつもオタクをディスるの?」

千紗都「ディスってないし。ただの興味だって」

奈都「檻の外から見下されてる感じがする」

千紗都「まあ、そんな感じ?」

奈都「残酷だ……」


  14


千紗都「奈都は面白い生態系をしてる」

奈都「一人で生態系……。はぁ。中学時代、いつも私の後ろをついてきた愛らしいチサは死んだ。何故だ」

千紗都「生きてるし。奈都にラブラブ」

奈都「こんな軽薄な言葉を吐く子じゃなかった」

千紗都「ほんとほんと。ぞっこん」

奈都「ぞっこんって……」


  15


涼夏「グアム行ってステーキが食べたい」

千紗都「うん」

奈都「まあまあだったよ」

涼夏「経験者め!」

絢音「重大な裏切り」

奈都「知り合う前だし!」

涼夏「3人で行こう」

千紗都「だね」

奈都「だね、じゃないし!」

絢音「海綺麗かな」

奈都「綺麗だったよ」

千紗都「奈都……」

奈都「あれ?」


  16


千紗都「そろそろリュックにするか」

涼夏「オススメ」

千紗都「涼夏みたいな可愛いリュック欲しい」

涼夏「私みたいなリュック」

千紗都「デザインとか一緒にするって意味じゃなくてね?」

涼夏「うん。私みたいなリュックね」

千紗都「涼夏が持ってるみたいな可愛いリュックね?」

涼夏「知ってた」


  17


涼夏「一面ブルーの花の海へ!」

千紗都「綺麗だね」

涼夏「ここで千紗都のポートレート撮りたい」

千紗都「撮ってどうするの?」

涼夏「部屋に飾る」

千紗都「私も涼夏の写真撮って飾ろう」

涼夏「私、花って感じじゃなくない?」

千紗都「可愛いから何でもいいよ」

涼夏「テキトーだなぁ」


  18


涼夏「最近妖精を見た人が先手ね」

千紗都「私、一昨日見た」

涼夏「いや、見てないでしょ」

千紗都「見た見た」

涼夏「千紗都は妖精」

千紗都「そういうのじゃなくて」

涼夏「ナッちゃんみたいなこと言うな」

千紗都「今、私を侮辱した?」

涼夏「してないし! ナッちゃん可哀想だし!」


  19


千紗都「端の多い生涯を送ってきました」

涼夏「可哀想」

絢音「今は真ん中だから」

千紗都「ありがとう」

涼夏「中学の時、お弁当一人で食べてたの?」

千紗都「奈都がいた」

涼夏「ちっ!」

千紗都「えーっ!?」

涼夏「冗談だよ。思ったより端じゃなかった」

千紗都「日陰の民だから」


  20


千紗都「もし奈都とクラスが違ったら、毎日ぼっちメシだった説」

奈都「良かったね、私がいて」

千紗都「奈都に嫌われないように、顔色を窺って生きてた」

奈都「そうだった?」

千紗都「今はまあ、嫌われてもいっかって」

奈都「待って!」

千紗都「冗談だよ」

奈都「チサ、嫌い」


  21


奈都「メイド服着たチサが見たい」

千紗都「……」

奈都「お帰りなさいませ、お嬢様とか言われたい」

千紗都「……」

奈都「オムライスにケチャップでハート描いて欲しい」

千紗都「私が呆れてるの、気付いてる?」

奈都「ツライ現実からは目を背けるようにしてる」


  22


千紗都「涼夏って裸族だけど、寝てる時に生理来たらどうするの?」

涼夏「待って。まず私、裸族じゃない」

千紗都「一人暮らしとかしたら、絶対に裸族になるって」

涼夏「ならないし」

千紗都「で、どうするの?」

涼夏「前提がおかしいから、想像できん」

千紗都「朝、絶望してる涼夏が見たい」


  23


奈都「私、涼夏やアヤと比べて、チサと仲が良くない気がする」

千紗都「それはない」

奈都「最後まで話させて」

千紗都「だって、そんなことないし」

奈都「起承転結の起で止められた感じ」

千紗都「起が間違ってたから」

奈都「もうっ!」

千紗都「なんで怒るの?」


  24


奈都「チサってのんびりした癒し系だね」

千紗都「愚鈍なバカって言った?」

奈都「言ってないから!」

千紗都「なんでそんなひどいこと言うの?」

奈都「言ってないって!」

千紗都「私のこと、嫌いなの?」

奈都「耳がおかしい!」

千紗都「耳がおかしいって言った?」

奈都「言った」


  25


絢音「千紗都とナツ、よくケンカしてるから、私もしてみたい」

奈都「したくないけど」

千紗都「絢音とはするビジョンが浮かばない」

奈都「私とは浮かぶの?」

千紗都「うん。頻繁にしてるし」

奈都「なんで!」

千紗都「奈都が短気だから」

奈都「いやいやいや!」

絢音「いいなぁ」


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