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Chit-Chat! 47

2022年8月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。


  1


涼夏「夏って、暑いな」

絢音「暑いね」

涼夏「夏こそ海だプールだって言うけど、そもそも外に出るのが危険な暑さじゃない?」

絢音「不要不急の外出は控えた方がいいレベルだね」

涼夏「どうすればいい?」

絢音「秋にプールに行こう」

涼夏「夏休みも延長して」

絢音「3ヶ月くらい欲しいね」


  2


千紗都「枚方」

涼夏「まいかた」

絢音「ひらかただね」

千紗都「一枚、二枚」

涼夏「ひとひら、ふたひら」

絢音「いきなり風流」

千紗都「涼夏、素敵」

涼夏「いや、今教わった通りに読んだだけだぞ?」

絢音「それは、いちまい、にまい」

涼夏「納得いかぬ」


  3


絢音「EXIF」

涼夏「出口」

絢音「最後、Fだね」

涼夏「でぐふぃ」

絢音「その発想はなかった」

涼夏「何?」

絢音「Exchangeable Image File Formatだよ」

涼夏「だよって言われても。日本語で喋って」

絢音「日本語かー。難しいね」

涼夏「両替可能な開発目標」

絢音「円の強さを見せつける!」


  4


涼夏「今日はコスサミか。千紗都のコスプレする」

千紗都「私も涼夏のコスプレする」

涼夏「ただの洋服交換」

千紗都「メイクも涼夏っぽくする」

涼夏「いいね」

奈都「すごくオタク文化をバカにされてる気がする」

千紗都「それはすごい被害妄想だね」

涼夏「ナッちゃん、もっと素直に生きて」


  5


涼夏「自分の股間の分泌液を香水みたいにつけるのがブームだって」

絢音「ブーム……?」

千紗都「どこで? ジャングルの奥地のヒポポタマス・タピタピ村?」

涼夏「世界的に」

絢音「懐疑的」

涼夏「今日は千紗都の股間の分泌液を塗って過ごす」

千紗都「自分のって話じゃなかった?」

涼夏「嫌だし」


  6


涼夏「スガキヤパスポートでミニソフトライフが始まる!」

千紗都「涼夏、スガキヤ大好きだね」

涼夏「千紗都ほどじゃない」

千紗都「私とスガキヤを比較した?」

涼夏「千紗都がスガキヤを好きなほど、私はスガキヤ推しじゃない」

千紗都「そうかなぁ。まあ、スガキヤ好きだけど」


  7


涼夏「一組のオスとメスのうさぎから、2年で200匹になったって」

千紗都「メスとメスなら大丈夫だったのに」

涼夏「でも私、千紗都に見つめられると妊娠しそう」

千紗都「しそうでもしないから」

涼夏「イマジナリーベイベーが育ってる」

千紗都「それはイマジナリーだから」

涼夏「想像妊娠?」


  8


千紗都「涼夏さぁ、違う、間違えた」

奈都「えーっ!」

千紗都「ほら、SiriとかAlexaとか色々あって間違えるでしょ? それと同じ」

奈都「違うと思うな」

千紗都「それで、えっと、ほら、名前なんだっけ?」

奈都「奈都だよ!」

千紗都「そう! 奈都!」

奈都「すごくひどい扱いだ」


  9


絢音「私、あんまり面白くない子かも」

千紗都「それはない」

絢音「涼夏やナツと比べると」

涼夏「私も別に普通だぞ?」

奈都「私も」

千紗都「それはない」

涼夏「ナッちゃんは面白いぞ?」

奈都「えー」

絢音「私は平凡だ」

千紗都「それはない」


  10


涼夏「おっ、ナッちゃんの髪がだいぶ短くなってる」

奈都「夏だしね」

千紗都「私は反対したのに。私の意見なんて聞いてももらえない」

奈都「考慮した」

涼夏「とりあえず、初めまして」

奈都「初めてじゃないし!」

涼夏「髪洗うの楽そう」

千紗都「メリットはそれだけだね」

奈都「涼しい!」


  11


千紗都「友達みたいに仲良しの母娘っているじゃん?」

涼夏「らしいね」

千紗都「うちはそうじゃない」

涼夏「うちも違うな」

千紗都「だから、涼夏とは友達みたいになりたい」

涼夏「どこだ? どこに突っ込めばいい?」


  12


奈都「女子は思ってもないこと言ったりとか、時々面倒くさい」

千紗都「だね」

奈都「チサはそういうのなくて安心する」

千紗都「私もテキトーに嘘つくこともあるよ」

奈都「そうなんだ」

千紗都「うん。奈都、大好き」

奈都「なんで今言ったの?」


  13


千紗都「日々の暮らしが平凡すぎて発狂しそう!」

絢音「発狂する千紗都が見たいけど、可哀想だから対処方法を考えよう」

千紗都「絢音にならなんとかできるかも知れないって期待がある!」

絢音「花火大会でも見に行く?」

千紗都「そうしよう」


  14


千紗都「私、夢の中で、涼夏と、入れ替わってる!?」

奈都「なんか、チサと涼夏って、入れ替わってもあんまり変わらなそう」

千紗都「全然別の人格だから」

奈都「ハイソで美人の女子高生って感じ」

千紗都「タンザニアの人から見たら、私と奈都も完全に一致するみたいな話をしてる?」


  15


千紗都「春になると、富士山に農鳥っていう、雪解けの鳥が現れるんだって」

涼夏「へー」

千紗都「春になると、富士山に農鳥っていう鳥が現れるんだって」

涼夏「情報量が減ったぞ?」

千紗都「農鳥は雪解けによって出来るんだって」

涼夏「情報を小出しにして会話を長くする戦法だな?」


  16


涼夏「アルミ缶の上にある果物はみかんですが、アルミ缶の下にある果物は何でしょう」

千紗都「アルミ缶の上にあるのはみかんなの?」

絢音「その理屈でいうと、アルミ缶の下にあるのもみかんでいい気がする」

千紗都「アルミ缶の中にあるみかん」

絢音「缶詰だね」

涼夏「クイズやってよ」


  17


涼夏「痛ましい事故が起きたから、横転して炎上するバスから逃げる方法を、日頃から考えておこう」

千紗都「窓を開けて逃げる」

涼夏「片側の窓は地面にあって、もう片側の窓は天井にある」

千紗都「そっかー。よじ登って、天井にある窓を開けて逃げる」

涼夏「出来そう?」

千紗都「無理そう」


  18


千紗都「義理の涼夏って言葉を考えたけど、そこから何も発想が広がらない」

絢音「義理のってくらいだから、涼夏本人じゃない、涼夏っぽい立ち位置の人」

千紗都「奈都?」

絢音「ナツに義理の涼夏って言ってみよう」

千紗都「そうする」

絢音「煽っておいて何だけど、また面倒なことになりそう」


  19


千紗都「あっ、今日は絢音の髪型が違う」

絢音「リージョンフォームだね」

千紗都「私っぽい」

絢音「ちさとのすがた」

涼夏「じゃあ、私が右側を編む」

千紗都「じゃあ、私が左側を編む」

絢音「嫌な未来しか見えないけど」

涼夏「時代はアシンメトリーだから。左右それぞれに個性を」


  20


千紗都「くんくん」

奈都「なんですぐ嗅ぐの!?」

千紗都「人間ノ匂イ好キ」

奈都「変態だ」

千紗都「女の子な涼夏の匂いも好きだけど、奈都の野性味溢れる匂いもいいね」

奈都「野性味溢れる匂いとか言われて嬉しい女子がいる?」

千紗都「私なら静かに距離を置くかな」

奈都「じゃあやめて」


  21


絢音「私の私的な調査によると、canをカンって発音する人が多い」

涼夏「アイ・カント・イングリッシュ」

絢音「言いたいことはわかるけど、動詞は欲しいね」

涼夏「どうしよう」

絢音「……」

涼夏「アイ・カント・リッスン・イングリッシュ」

絢音「listenはtoが欲しいね」

涼夏「難しいなぁ」


  22


千紗都「おはよー。ひしっ」

奈都「ひぃ! 朝からチサに抱き締められた!」

千紗都「さっき、道路で潰れた蝉を見てね」

奈都「うん」

千紗都「奈都のことを考えて、切なくなった」

奈都「いや、蝉の死骸を見て私を思い出すの、何なの?」

千紗都「愛?」

奈都「チサの愛はどんなけ歪んでるの?」


  23


涼夏「千紗都を愛して少子化に貢献する」

千紗都「献身的だね」

涼夏「イマジナリーベイベーなら何人産んでもいいけど」

千紗都「霞を食べて育つやつだね」

涼夏「やつとか言わないで」

千紗都「イマジナリーベイベーは常に胎内にいるね。外には出ないの?」

涼夏「見えないからねぇ」


  24


千紗都「ほのぼのした日常を送りたい」

奈都「そうだね」

千紗都「奈都とはすぐギスギスするから切るか」

奈都「全然ほのぼのしてないじゃん!」

千紗都「奈都の性格を丸くするプロジェクトを発足する」

奈都「まん丸だから!」

千紗都「まん丸ではない」

奈都「チサこそ、もっと私に優しくして」


  25


涼夏「名古屋駅がトレンドに入ってる」

千紗都「飛翔が撤去された時、私の人生も終わる」

涼夏「飛翔と千紗都の人生の関連がまるで見えないな」

千紗都「私も。びっくりだね」

涼夏「飛翔がなくなったら、駅前の道はどうなるんだろ」

千紗都「見たかった」

涼夏「見れるから」


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