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Chit-Chat! 42

2022年6月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。


  1


涼夏「あーつーいー」

千紗都「暑いね。夏を感じる」

涼夏「かき氷に埋もれたい」

千紗都「髪の毛、涼夏くらいの長さにしようかなぁ」

涼夏「似合わなそう。千紗都の清楚なイメージと合わない」

千紗都「清楚っていうのは、暗いってことだね?」

涼夏「元気ってバカって意味だね、くらいひどい」


  2


奈都「今日、百合の日だって!」

千紗都「へー、そうなんだ」

奈都「なんでそんなにテンション低いの?」

千紗都「むしろ、なんでそんなにテンション高いの?」

奈都「だって、ほら、私は女で、チサも女でしょ?」

千紗都「そうだね。それで?」

奈都「だから、えっと……」

千紗都「うん。だから?」


  3


絢音「今日、百合の日だって!」

千紗都「奈都から聞いた」

絢音「チューしよう。チュー」

千紗都「んーっ」

絢音「百合って何か知ってる?」

千紗都「花でしょ」

絢音「女の子が二人いたら、それはもう百合なんだよ!」

千紗都「世界は百合に溢れてるね」

絢音「そうだね!」

千紗都「肯定された」


  4


千紗都「今日、百合の日なんだって」

涼夏「へー。そうなんだ」

千紗都「うん」

涼夏「それで?」

千紗都「奈都も絢音もテンションが高かった」

涼夏「なんで?」

千紗都「I'm not sure」

涼夏「変な名前のパン屋の話をしてもいい? それとも、百合の話を続けた方がいい?」

千紗都「パン屋でいいよ」


  5


千紗都「外は暑いし、屋内でお金のかからない遊びはないものか」

絢音「デパートにアンモナイト探しに行く?」

千紗都「そうしよう」

涼夏「えっ、何それ」

絢音「デパートの壁とか柱に、化石が埋まってるんだよ」

涼夏「いや、埋まってないでしょ」

絢音「埋まってるんだよ」

涼夏「なんだそりゃ」


  6


千紗都「予定日に生理が来ない」

涼夏「つまり、妊娠」

千紗都「元気なイマジナリーベイベーを産むよ。絢音の」

涼夏「私の子供を産んで」

千紗都「高校生が友達に言う台詞としては、最大級にぶっ飛んでるね」

涼夏「千紗都の胎内に宿りたい」

千紗都「本人なの? 子供じゃなくて?」


  7


涼夏「今日、日傘差して来たら、涼しかった。ずっと日陰だ」

千紗都「手放せなくなるよ?」

涼夏「それはそれで仕方ない」

千紗都「それがマリファナだったとしても同じことが言える?」

涼夏「いや、マリファナだったら言わんけど」

千紗都「でしょ!」

涼夏「何に同意を求められた?」


  8


千紗都「おはよー。暑いね」

奈都「うん。チサは今日もフォルムが美しいね」

千紗都「私も日傘差そうかなぁ」

奈都「私の一日の活力は、チサの『おはよー』で作られてる」

千紗都「今日体育とか、死にたい」

奈都「そういえば昨日ね」

千紗都「そろそろ会話しよう」

奈都「そうだね」


  9


絢音「ナツは、初代野阪千紗都も、二代目も三代目も知ってるわけでしょ?」

奈都「初代は今の涼夏みたいな感じかな。明るい人気者」

絢音「どの千紗都が好き?」

奈都「今かなぁ。初代はノーテンキなバカって感じがしたし」

絢音「今、涼夏はノーテンキなバカって言った?」

奈都「言ってないよ!」


  10


涼夏「着るエアコンがバカ売れ」

絢音「着る千紗都」

涼夏「着たい! 柔らかそう」

絢音「着ぐるみみたいな感じかな」

涼夏「いい匂いがする。間違いない」

千紗都「着るエアコンの話に戻る気配がないんだけど」

涼夏「その話はもう終わった」

千紗都「始まった形跡すらないけど……」


  11


涼夏「3人で住むならお金がだいぶ楽になるから、戸建ての賃貸とか住めないかなぁ」

千紗都「戸建て! 私、ずっとマンションだから憧れる」

涼夏「私もだ。3LDKで10万くらいの物件が普通にある」

千紗都「へー。いよいよ帰宅部も家に帰る時が来たね」

涼夏「今までの帰宅部はどこに帰ってたんだ?」


  12


絢音「I have no ideaをラーニングした」

千紗都「どんな意味?」

絢音「全然わかんない」

千紗都「どんな時に使うの?」

絢音「全然わかんない時に使うみたい」

千紗都「Do you know what love is?」

絢音「Love is the feeling of thinking about you」

千紗都「今、そういう流れじゃなかったから」


  13


涼夏「私も英語を覚えて、知的なジョークを言うぞ」

絢音「Do you often eat a police officer?」

涼夏「食べないから!」

絢音「英語で」

涼夏「No, I don't」

絢音「Incredible!」

涼夏「それは?」

絢音「信じられない!」

涼夏「いや、食べないし!」


  14


涼夏「暑いから雪見だいふくでも買おうかな」

千紗都「いいね。1つちょうだい」

絢音「私にもちょうだい」

涼夏「もう1つ買おうかな」

千紗都「そういうのじゃないから!」

絢音「天使にも程があるね」

涼夏「天使なのに怒られた」

千紗都「涼夏が優しいから」

涼夏「お金の価値観が違うだけだぞ?」


  15


涼夏「スタ連って知ってる?」

絢音「スタンプいっぱい送るやつでしょ?」

涼夏「そうだね。中学の時、スタ連してきた子がいて、やめれって言ったけどするからブロックしてね」

絢音「迷惑だね」

涼夏「うん。そのまま解除しなかったから疎遠になったけど、今思うと少し大人げなかったかもしれない」


  16


千紗都「奈都とも長いよね」

奈都「中学から一緒だもんね」

千紗都「ほら、初めて会った時、交換したよね、ポケベル」

奈都「してないから!」

千紗都「マイナンバーを交換した時は、特別な関係になれた気がした」

奈都「チサ、お笑い芸人か何か目指してるの?」

千紗都「向かって左が今澤です」


  17


絢音「千紗都のキャラの迷走っぷりが可愛い」

千紗都「流されやすいんだよ、柳みたいに」

絢音「1組の柳さん?」

千紗都「私、その人知らない」

絢音「私も。柳って、流される?」

千紗都「ほら、笹の葉で船作るじゃん?」

絢音「うん。私は作ったことないけど」

千紗都「あれ、柳だよね?」


  18


千紗都「おはよー」

奈都「うわっ! お団子だ!」

千紗都「暑すぎる」

奈都「酷暑だね。面白い髪型だね」

千紗都「可愛くない?」

奈都「チサはいつだって可愛い」

千紗都「髪」

奈都「今日、小テストがあってさぁ」

千紗都「待って。そんなに変?」

奈都「見慣れてないだけかな」

千紗都「ショック」


  19


絢音「涼夏が暑いの大好きって言ってた」

千紗都「いや、言わないでしょ」

絢音「びっくりしちゃった」

千紗都「事実関係を確認する。言った?」

涼夏「夏は陽気になるね。汗をかくの、気持ちいい」

千紗都「中身が涼夏じゃない可能性がある。私の誕生日は?」

涼夏「3月の……」

千紗都「偽物だ!」


  20


千紗都「おはよー。暑いね」

奈都「うん。胸の汗を売って商売にしてる女性がいるらしい」

千紗都「へー。世界は広いね」

奈都「チサの胸の汗を……」

千紗都「私、耳付きのランチパック探しに行くから、今日はこれで。じゃあ」

奈都「そんなのないから!」

千紗都「あるから! ついて来ないで!」


  21


千紗都「毎月涼夏と絢音と奈都と結婚と離婚を繰り返して、バツ150くらいになる」

涼夏「また部長が突飛なことを言い出したぞ?」

絢音「ギネスに申請しよう」

千紗都「同じこと考えて実践してる人、多そう」

涼夏「いるかなぁ」

絢音「いそうだね」

千紗都「もっとペース早めた方がいいかなぁ」


  22


千紗都「英語の相槌をいくつか覚えた」

奈都「へー」

千紗都「使ってみるから、何か言ってみて」

奈都「昨日、ドアで小指をぶつけてね」

千紗都「Great!」

奈都「内容に合わせて使ってくれない?」

千紗都「それもそうだね」


  23


奈都「チサ、時々英語の勉強してて、偉いなって思うよ」

千紗都「あー、えっと、あなたの日本語、すごく上手だと思います」

奈都「ネイティブだから!」

千紗都「ああ、そうか。まあ英語は、絢音と遊んでる感じ?」

奈都「とうとうチサも、アヤがずっと言ってる、勉強は遊びの域に……」


  24


絢音「今日、40度行くかもって!」

涼夏「暑いの無理……」

絢音「暑いの無理な涼夏可愛い。抱きしめていい?」

涼夏「好きにしてくれ」

絢音「ぎゅっ! 柔らかい」

涼夏「あーつーいー」

絢音「どうせなら40度行って欲しいよね。中途半端に39度で止まるより」

涼夏「すごくどっちでもいい」


  25


千紗都「おはよー」

奈都「わっ、扇風機持ってる!」

千紗都「導入してみた」

奈都「すごく女子高生っぽい。ミーハーな感じ」

千紗都「朝からケンカ売られた」

奈都「売ってないから! チサはミーハーなの似合うよね」

千紗都「まさかこの女、ミーハーをいい意味だと思ってるのか?」


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