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Chit-Chat! 41

2022年6月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。


  1


千紗都「奈都」

奈都「何?」

千紗都「呼びかけてみたものの、奈都と話すことなんて何一つなかった」

奈都「言い方! 何かあるはずだから!」

千紗都「話題のアイス食べた?」

奈都「何それ」

千紗都「聞いた私が愚かだった。なじっていいよ」

奈都「そんなことないから!」


  2


涼夏「LINEの千紗都の名前を妻に変えてみた」

千紗都「どう?」

涼夏「妻からメッセージが来る」

千紗都「妻っぽいメッセージ送った方がいい? 帰りに牛乳買って来てとか」

涼夏「いや、そこは寄せなくていい」

千紗都「トイレットペーパーが残り1ロールです」

涼夏「そういうのじゃなくて!」


  3


涼夏「近鉄電車で志摩グルメを食べに行こう!」

千紗都「赤福」

涼夏「それは伊勢。しかも名駅にある」

千紗都「松阪牛」

涼夏「それは松阪。しかも高い」

千紗都「はちみつまんじゅう」

涼夏「安っ!」

千紗都「安永餅」

涼夏「どんどん近付いてくる!」

千紗都「金魚」

涼夏「食べないで!」


  4


涼夏「銀行って、ドバイだ」

千紗都「ドバイごっこ?」

涼夏「プレミアムな観光特急で、ドバイへ」

千紗都「涼夏、ドバイ好きだよね」

涼夏「言葉の響きが面白いだけだ。行くならハワイがいい」

千紗都「プレミアムな観光特急で、ハワイへ」

涼夏「それだと普通じゃん?」

千紗都「そうかなぁ」


  5


涼夏「ハワイ行ったら、ナッちゃん、案内してね」

奈都「ハワイは行ったことないから!」

涼夏「行ったことなくても案内して」

奈都「自信ないし」

涼夏「ここに当たりが1本だけ入ってるくじがあります」

奈都「最後に引くよ」

涼夏「まずナッちゃんの案内でグアムだな」

奈都「何も覚えてないし」


  6


涼夏「日本の春」

千紗都「桜だね。桜を見る会を開こう」

絢音「お花見だね」

涼夏「アラブの春」

千紗都「またドバイの話?」

涼夏「プラハの春」

絢音「頭のいい人みたい」

涼夏「実はいい」

絢音「プラハってどこ?」

涼夏「えーと、ドバイの上の方」

千紗都「頭悪そうな答えだ」


  7


涼夏「東京の地名は歌詞によく出てくるけど、名古屋はどうか」

絢音「歌を作ろう」

涼夏「覚王山であの人と出会った」

絢音「初めてのデートは久屋大通」

涼夏「桜本町は目をつむっても歩けるさ」

絢音「志賀本通で少しケンカしたね」

千紗都「その人たち、なんで志賀本通にいたの?」


  8


千紗都「志賀本通って、一生利用しなさそうな駅のトップクラスじゃない?」

絢音「相生山は?」

千紗都「ググったら螺貝公園の桜が綺麗だったからワンチャンある。でも志賀本通には希望がない」

涼夏「志賀本通に飼い猫でも殺されたの?」

絢音「駅前にファミマがあるね」

千紗都「どこにでもあるし!」


  9


涼夏「千紗都って、例の一件の前は今みたいな感じだったの?」

奈都「違うかなぁ。あの前とあの後と今と、全部違う印象」

涼夏「流されやすい子だとは思う」

奈都「基本的には、自分に自信がなくて依存体質だね。そこが可愛いんだけど」

涼夏「千紗都に依存されたい」

奈都「涼夏にはしまくりでしょ」


  10


奈都「裏表のある演技して」

千紗都「えー、そんなの無理だよ。私、本当に奈都のこと大好きだし!」

奈都「それは嬉しいけど」

千紗都「とか言っとけばすぐ喜ぶし、単純。ウケる」

奈都「心に深刻なダメージを負った」

千紗都「その自爆は趣味なの?」

奈都「想像以上に破壊力があった」


  11


涼夏「千紗都って、担当カラー、緑なのに、あんまり緑のもの着けてないよね」

千紗都「いや、ゲームやる時に緑を選んでるだけで、担当カラーとかじゃないから」

涼夏「私はほら、赤好きだし、絢音も黄色好きだし」

千紗都「緑が残ってたから緑にしただけ」

涼夏「じゃあ、紫とか。結波カラー」


  12


千紗都「おはよー」

奈都「うん」

千紗都「ずっとスマホ見てる。しかもホーム画面」

奈都「私とチサのツーショット」

千紗都「うん」

奈都「私がチサの隣にいる」

千紗都「いつもいるじゃん。今も」

奈都「でも、私から見えないし」

千紗都「うーん。まあ、言ってることはわからないでもない」


  13


千紗都「たまには絢音をからかうか」

絢音「大歓迎だよ! 全然からかわれなくて泣いてたとこ!」

千紗都「そんな期待の眼差しをされると難しい」

絢音「さあどうぞ」

千紗都「うーん。絢音って、隙がないんだよね」

絢音「くだらないこと言うから!」

千紗都「それ、ただのボケとツッコミだから」


  14


奈都「重大な発見をした」

千紗都「何?」

奈都「パンケーキって、何?」

千紗都「ホットケーキみたいなやつでしょ?」

奈都「パンのケーキだよね?」

千紗都「うん」

奈都「そうじゃなかった。あのパンじゃなかった」

千紗都「どれ? ああ、そういえば、パンって英語じゃないか」

奈都「でしょ?」


  15


千紗都「重大な発見をした」

涼夏「何?」

千紗都「パンケーキって、何?」

涼夏「ホットケーキみたいなやつでしょ?」

千紗都「パンのケーキだよね?」

涼夏「フライパンでしょ」

千紗都「……」

涼夏「えっ? 本気で言ってる?」

千紗都「奈都が言ってた」

涼夏「いや、今、得意気だったぞ?」


  16


奈都「プリン・ア・ラ・モード以外に、ア・ラ・モードってあるの?」

涼夏「有名なのはすき焼き・ア・ラ・モードだな」

奈都「有名?」

涼夏「大阪だと、たこ焼き・ア・ラ・モードが流行ってる」

奈都「ア・ラ・モードって何?」

涼夏「流行とかそんな意味だったはず」

奈都「デザート全然関係ないね」


  17


千紗都「パスワードが話題になってる」

奈都「Natsu0123とかはダメみたい」

千紗都「そこで、WhStAtNgDSD1196」

奈都「何それ」

千紗都「Watashi ha Suzuka to Ayane to Natsu ga DaiSukiDesu」

奈都「最後の数字は?」

千紗都「みんなの誕生月」

奈都「覚えられる気がしない」


  18


千紗都「友達の名前の覚え方」

奈都「うん」

千紗都「暑い夏が苦手で、涼しい夏の涼夏」

奈都「なるほど」

千紗都「音楽が好きで音が入ってる絢音」

奈都「入ってるね」

千紗都「……」

奈都「私は?」

千紗都「奈良の都。つまり、平城京」

奈都「わけわかんないし!」


  19


千紗都「おはよー」

奈都「おはよ。今日も女性的なフォルムが美しいね」

千紗都「奈都も女の子みたいに可愛いね」

奈都「女だから!」

千紗都「私の台詞だし!」

奈都「私はそういう意味で言ったんじゃないし!」

千紗都「わけわかんないから!」

奈都「とりあえず行こっか」

千紗都「そうだね」


  20


千紗都「バウムクーヘンが食べたい」

涼夏「わかりみです」

千紗都「空からバウムクーヘン降ってこないかなぁ」

涼夏「そうだな。可能性はゼロじゃない」

絢音「二人で空見て何してるの?」

千紗都「バウムクーヘンが降ってくるのを待ってる」

絢音「可能性はゼロだよ?」

涼夏「残酷だ」


  21


千紗都「今週は奈都に優しくする週間です」

奈都「私に優しくする週間以外でも優しくしてほしいけど」

千紗都「無理言わないで」

奈都「無理じゃないから!」

千紗都「うんうん、そうだね」

奈都「それ、優しいアピール? 突き放された感じなんだけど」

千紗都「奈都の被害妄想にも優しく対処する」


  22


千紗都「日本語は数え方の単位が難しい」

奈都「そうだね。お寿司は2貫」

千紗都「生き物は全部『匹』にしよう」

奈都「チサが2匹」

千紗都「先に言われた!」

奈都「展開が読めたから」

千紗都「もう1匹の私を探す旅に出るね」

奈都「ダメだよ。会うと死ぬよ?」

千紗都「聞いたことある」


  23


涼夏「愛知クイズが話題だから、また問題を作ってきました」

絢音「よしっ」

千紗都「勝つぞー」

涼夏「問題。名古屋城、清洲城、小牧山城、最も……」

絢音「清洲城」

千紗都「早っ!」

涼夏「古いのは清洲城です」

千紗都「涼夏も、よく知ってるね」

涼夏「調べた。問題作ると賢くなる」


  24


涼夏「第2問。大高緑地公園の最寄り駅で、鳴海と有松の間にある駅は何駅でしょう」

絢音「なんだっけ……」

千紗都「んー。あー、左京山」

涼夏「そうだね。では、中京競馬場の最寄り駅で、有松の……」

絢音「中京競馬場前」

涼夏「正解」

千紗都「そのまんまじゃん! 何その問題!」


  25


涼夏「最後の問題です。愛知県内にあるラムサール条約登録湿地は2つありますが」

千紗都「2つあるんだ」

絢音「もう片方知らないし、どうせ千紗都も知らないだろうから、藤前干潟って答えておく」

涼夏「そうだね」

千紗都「もう1つ、何?」

涼夏「東海丘陵湧水湿地群らしいよ」

絢音「初耳ミク」


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