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Chit-Chat! 39

2022年6月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。


  1


千紗都「はぁ……」

奈都「えっ? 何? 機嫌悪い?」

千紗都「別に。奈都に言ってもしょうがないし」

奈都「そうかもだけど、一応」

千紗都「昨日倉庫番で遊んでて、どうしてもわからないけど答えもなくて、すごくイライラする」

奈都「それは確かに、私に言ってもしょうがないね」

千紗都「でしょ?」


  2


千紗都「もうじきIEがなくなるって」

奈都「Safariがあれば十分」

千紗都「スマホユーザーはそうだね」

奈都「パソコン使ってる人はどうするの?」

千紗都「Netscapeっていうのがいいみたい」

奈都「へー。知らないや」

千紗都「今度、名城線が環状線になるって!」

奈都「いつの話をしてるの?」


  3


奈都「あっ、虹だ」

千紗都「ほんとだ。奈都……」

奈都「えっ?」

千紗都「……」

奈都「ねえ、虹を見ながら、涙を浮かべて私の名前を呟くのやめてくれない?」

千紗都「虹の橋ごっこだけど」

奈都「だけどって言われても……」


  4


涼夏「悶絶級の完熟メロンフラペチーノが爆誕!」

千紗都「表現力すごいね」

涼夏「記事にそう書いてあった。私が考えたわけじゃない」

千紗都「美味しそう。5口くらい頂戴」

絢音「私も5口くらい欲しい」

涼夏「私の分がなくなるフラグだな」

千紗都「カップの所有権は涼夏にある」

涼夏「要らん」


  5


涼夏「話題のカヌレ買ってみた!」

千紗都「それは、ドーナツなの?」

涼夏「形状はドーナツだな」

千紗都「ふーん」

涼夏「欲しい?」

千紗都「悪いから、涼夏が食感も味も楽しんだ後、飲み込む直前に頂戴」

涼夏「絵的に微妙だから、食感もどうぞ」

千紗都「飲み込む前に返すね」

涼夏「いいから」


  6


奈都「涼夏はNOVAうさぎくっつけてても可愛く見えるからズルい」

千紗都「NOVAうさぎ自体のポテンシャルもあるよね」

奈都「ない。あのうさぎにそんなポテンシャルはない」

千紗都「えー。結構可愛いのに」

奈都「涼夏はファッションリーダー的なところがある」

千紗都「真似したくはないけどね」


  7


千紗都「Morning! What's new?」

奈都「昨日、部活の帰りに、涼夏が言ってたカヌレ食べたよ」

千紗都「Your Japanese is great!」

奈都「当たり前だから!」

千紗都「What is Canele?」

奈都「えっ? 何って言われると……なんだろう」

千紗都「You are not good at Japanese」

奈都「違うし!」


  8


奈都「マイワシのショーが夏バージョンになってるって」

千紗都「へー。また行きたいね」

奈都「うん。でも高いんだよね」

千紗都「そうだね。涼夏と行こうかな」

奈都「待って。会話の流れがおかしいから」

千紗都「えっ? どこが?」

奈都「私が行きたいのに」

千紗都「うん」

奈都「あれ?」


  9


千紗都「今朝は奈都と水族館の話をした」

絢音「水族館、高いよね」

千紗都「学生は500円にして欲しい」

絢音「仕方ないから、私は食卓に並ぶ魚の生前の勇姿を思い描いてる」

千紗都「それは食べにくくならない?」

絢音「想像したら食べにくそうだった」

千紗都「みんなで水族館行きたいね」


  10


千紗都「暑い」

涼夏「暑いの無理」

千紗都「かき氷食べたい」

涼夏「ミニストにハロハロ食べに行こう」

千紗都「ハロハロしか勝たん」

涼夏「メロンと桃を半分こしよう」

千紗都「混ぜる」

涼夏「混ぜるわけじゃない」

千紗都「桃の兆の部分をもらう」

涼夏「桃の兆し……。カッコイイ!」


  11


涼夏「栄で手羽先サミットやってるぞい」

千紗都「いい響き。鳥になった気持ちで食べまくる」

涼夏「鳥は手羽先食べんだろ」

千紗都「お高い?」

涼夏「2本300円くらいだな」

千紗都「人になった気持ちで食べまくる」

涼夏「3000円くらいでシェアしよう」

千紗都「いいね。食うか食われるか」


  12


涼夏「よっしゃ、手羽先サミット!」

千紗都「たくさん食べよう」

涼夏「イェーイ! ふぅぅ!」

千紗都「酔っ払ってるの? 大丈夫?」

涼夏「任せろ!」

千紗都「これ、分かれて違う店に並んだ方がいい感じ?」

涼夏「千紗都と片時も離れない! ギュッ!」

千紗都「痛い痛い。わかったから!」


  13


千紗都「涼夏さぁ、卒業して髪染めたら、黒髪の時に買った私服が合わなくなるじゃん?」

涼夏「可能性はあるね」

千紗都「私と涼夏は体型がほぼ同じで、私は黒髪じゃん?」

涼夏「千紗都に売るか」

千紗都「お金取るの!?」

涼夏「そのお金で新しい服を買う」


  14


千紗都「私、逞しい人が好き」

奈都「えっ? 急にどうしたの? 気が狂ったの?」

千紗都「奈都って逞しいよね。精神的に」

奈都「全然逞しくないし」

千紗都「じゃあ嫌い」

奈都「おかしいから!」

千紗都「奈都って、絶対にブレないからすごいと思う」

奈都「ブレまくりだし!」

千紗都「そうかなぁ」


  15


千紗都「ブラック部活って言葉があるけど、我が帰宅部は大丈夫?」

絢音「楽しいよ」

涼夏「楽しいな」

千紗都「活動内容が厳しすぎるとかない?」

絢音「ないね。お金は結構かかる」

涼夏「助け合い」

千紗都「部長が怖いとか」

絢音「部長が可愛い」

涼夏「面白いし」

千紗都「大丈夫そうだね」


  16


千紗都「抹茶ラテって自作できるのかなぁ」

絢音「難しそうだね」

千紗都「抹茶って素人が手を出せる代物じゃないよね」

絢音「わかるわかる」

千紗都「抹茶ラテが飲みたくなったら、涼夏にお願いしよう」

絢音「抜群の安心感」

涼夏「ペットボトルのでいい?」

千紗都「ダメ」

絢音「美味しくない」


  17


千紗都「抹茶ラテの作り方見てたら、フローサーっていうアイテムがキーみたい」

絢音「そんな専門的な器具持ってないね」

千紗都「ないない。料理を趣味にしてる人しか持ってない」

絢音「じゃあ、涼夏は持ってるね」

涼夏「あるけど」

千紗都「あるんだ」

涼夏「貸すよ」

千紗都「抹茶ラテ作って」


  18


千紗都「おはよー」

奈都「おお、若い女だ」

千紗都「あの、近寄らないでもらえます?」

奈都「そっちから近寄ってきたじゃん」

千紗都「あっ、人違いだったんで」

奈都「チサの塩対応、殺傷力が高い」

千紗都「奈都は今日も不気味だね。いい意味で」

奈都「気味、いいから!」

千紗都「いい気味だね」


  19


涼夏「羽をのばして、大阪からドバイへ」

千紗都「ドバイ違う」

涼夏「エミレーツだな。羽だし」

千紗都「飛行機感はある。そろそろ飛行機、乗ってみたい」

涼夏「だね。千紗都とドバイ行きたい」

千紗都「いや、私はドバイは別に……」


  20


千紗都「奈都を怒らせたいって思ったけど、結構いつも怒ってるよね」

奈都「誰のせい!?」

千紗都「奈都が怒りっぽい。涼夏も絢音も怒らない」

奈都「私の時と、話す内容が全然違うじゃん」

千紗都「正妻の奈都だけに見せる、特別な私」

奈都「あんまり嬉しくない正妻ムーブだね」


  21


千紗都「なでなで」

奈都「ひぃ! だから、お尻触らない!」

千紗都「日本人って、謝りすぎって記事を読んだ」

奈都「話を変えないで!」

千紗都「そうだね。行こうか」

奈都「その前に、いきなりお尻触って、怒ってる私に言うことは?」

千紗都「日本人、謝りすぎって」

奈都「今のは謝るシーン!」


  22


奈都「チサって基本、頭おかしいじゃん?」

千紗都「奈都がそんなこと言うなんて思わなかった。もう解散する!」

奈都「解散? 何を解散するの?」

千紗都「コンビ」

奈都「何の?」

千紗都「通学?」

奈都「どもどもー。先に待ってる方が奈都、後に来る方がチサです」

千紗都「奇妙な挨拶だね」


  23


千紗都「キーホルダーあるじゃん?」

涼夏「あるね」

千紗都「あれ、なんて言うの?」

涼夏「どれ?」

千紗都「キーホルダー」

涼夏「キーホルダーじゃない?」

千紗都「でも、鍵関係なくない?」

涼夏「バッグチャームは?」

千紗都「いかにもカテゴリー名っぽい。日常生活で聞かないね」


  24


千紗都「PDFを回す」

涼夏「回覧か?」

絢音「アクロバットな回し方する?」

千紗都「あはははっ!」

涼夏「えっ? 今、笑いどころあった?」

絢音「千紗都が変だから」

千紗都「いやいや」

涼夏「PDFとPDCがかかってるところまでは理解したけど」

絢音「PDFファイルを開くソフト名だよ」


  25


涼夏「人生でこんなに早く運命の人と出会えたのは良かった」

千紗都「そっかー。照れる」

涼夏「絢音、可愛いよね」

千紗都「絢音は可愛いね」

涼夏「絢音、いい子だよね」

千紗都「絢音はいい子だね」

涼夏「ねー」

千紗都「今、話変わった?」

涼夏「変わってないけど」


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