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Chit-Chat! 36

2022年5月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1


奈都「暮れなずむってあるじゃん?」

千紗都「暮れな! わかる!」

奈都「変なところで切らないで。なずむって何?」

千紗都「どんよりした感じだね。響きから想像すると」

奈都「想像なら私にも出来るから!」

千紗都「昨日、なずんでさぁ」

奈都「その振り、どう反応するのが一般的なの?」


  2


千紗都「横須賀と富津を繋ぐ海ほたる2なんだけどね」

絢音「あるね」

千紗都「あれが出来たことで、富津の人が横須賀に行きやすくなったって」

絢音「何のひねりもなかった」

千紗都「千葉の人も湘南に行きたいじゃん?」

絢音「行きたいね」

千紗都「海ほたる2が出来て便利になった」


  3


絢音「私、部活とか経験してないから、先輩って呼ばれたことがない」

涼夏「絢音先輩」

絢音「なんだい?」

涼夏「なんだい!」

絢音「後輩って、どう接すればいいの?」

涼夏「普通に。自然に」

絢音「やあ、後輩。ご機嫌はいかが?」

涼夏「それが自然かどうか、よく考えて」

絢音「難しいなぁ」


  4


涼夏「絢音って、色んな曲聴くし歌うよね」

絢音「そうだね。好きなのは乃木坂だけど」

涼夏「男性曲も聴くの?」

絢音「もちろん。好きなのは乃木坂だけど」

涼夏「歌うの?」

絢音「『ひまわりの約束』とか歌えるよ。好きなのは乃木坂だけど」

涼夏「どんな曲だっけ」

絢音「乃木坂?」

涼夏「違う」


  5


千紗都「涼夏を見てる時、絢音はメスの目をしてる」

絢音「千紗都を見てる時も同じだけど」

涼夏「そもそも、メスの目って何だ?」

千紗都「それはわからないけど」

涼夏「おい、言い出しっぺ」

千紗都「うっとりしてる」

絢音「可愛いからね」

涼夏「メスの目の練習してる?」

絢音「それはしてない」


  6


千紗都「何かドン引きすること言って」

奈都「嫌だよ。私、チサが思うよりずっと、普通のキャラだから」

千紗都「あはは」

奈都「笑うところじゃないし」

千紗都「何かドン引きすること言って」

奈都「チサの腋を舐めたい」

千紗都「うわ……」

奈都「思ってないから!」

千紗都「友達やめる……」


  7


千紗都「涼夏って、バイト長いじゃん?」

涼夏「そうでもないけど、まあまあ」

千紗都「商品も詳しいの?」

涼夏「それなりに」

千紗都「オススメは?」

涼夏「このスマホスタンドは、中にケーブルが収納できて便利」

千紗都「おー。使ってる?」

涼夏「それなりに売れるけど、私は使ってない」


  8


絢音「母の日だね。涼夏に何か贈ろう」

千紗都「何がいい?」

涼夏「君たちは何を言ってるんだ?」

千紗都「本人の希望を聞いた方がいいと思って」

絢音「私たちで考える?」

涼夏「絢音の方がお姉さんみがある」

絢音「それはお姉さん。お母さん違う」

千紗都「涼夏がマザー。絢音が長女。私が次女」


  9


千紗都「直角の靴下が気になる」

絢音「足って、直角だもんね」

千紗都「そう考えると、いつもは体の形に合ってないものを着けてる気がする」

絢音「ブラジャーの話をしてる?」

千紗都「してない。どこかで買えないかなぁ」

絢音「今日のブラジャーは何色?」

千紗都「漆黒」

絢音「嘘っぽい」


  10


涼夏「料理のさしつてと」

千紗都「さは悟り」

涼夏「しは?」

千紗都「シーズニング」

涼夏「なんだそれ。季節の現在進行形?」

千紗都「I'm seasoning」

涼夏「私は季節をしています」

千紗都「つはつなぎ」

涼夏「そばか? グルテンの話する?」

千紗都「てはグルテン」

涼夏「ては天ぷら」


  11


千紗都「絢音のギターが上手なのは、努力してるから」

絢音「努力してる感覚はないけど、好きだからよく触ってるね」

千紗都「成績がいいのも勉強してるから」

絢音「勉強好きだしね」

千紗都「歌が上手いのも……」

絢音「それは才能。親に感謝」

千紗都「いいなぁ」

絢音「千紗都は容姿を感謝して」


  12


奈都「チサに、『あっ、そういうのやめてもらえます?』って言われたい」

千紗都「あっ、そういうのやめてもらえます?」

奈都「まだ何も言ってないから!」

千紗都「言ったじゃん」

奈都「これからだから」

千紗都「いや、だからそういうのやめてって」

奈都「トリックアート?」

千紗都「違うね」


  13


涼夏「誰かが背中を押してくれるトピ」

絢音「例えばそれは歩道橋の上」

涼夏「違うから!」

絢音「例えばそれはホームの端」

涼夏「そうじゃなくて!」

絢音「例えばちょっと高いシュークリーム」

涼夏「そう、そういうの!」

絢音「橋の上で食べる最後のシュークリーム」

涼夏「死なないで!」


  14


奈都「チサの髪、さらさら」

千紗都「さらさら成分を塗ってる」

奈都「筆にしたい」

千紗都「えっ?」

奈都「チサの髪で筆作っていい?」

千紗都「作ってどうするの?」

奈都「どうもしないけど」

千紗都「特殊な発想だね」

奈都「髪の毛で筆を作るの、伝統文化だと思うよ?」

千紗都「初耳だけど」


  15


奈都「チサがSiriに、『幸せって何?』って質問してたことがあってね」

涼夏「へー。それで?」

奈都「ウケた」

涼夏「ストレートだな。そろそろ千紗都の『してないし』の頃?」

千紗都「した」

涼夏「したのか。どうだった?」

千紗都「Wikipediaに飛ばされた」

涼夏「Siriには重かったのかな」


  16


千紗都「おはよー」

絢音「おはよ」

千紗都「今日の私、どう?」

絢音「可愛いよ。何か変わったの?」

千紗都「15.4.1になった」

絢音「何が?」

千紗都「私が」

絢音「えっと、待ってね。自分の咄嗟力の限界」

千紗都「もっと頑張って」

絢音「ごめんなさい」


  17


千紗都「涼夏とアフタヌーンティー行きたい」

奈都「なんでそれを私に! 私と行こうよ!」

千紗都「奈都とアフタヌーンティー?」

奈都「うん」

千紗都「あははははっ!」

奈都「なんで!?」

千紗都「あー、面白かった。涼夏とアフタヌーンティー行きたい」

奈都「激しく侮辱された」


  18


千紗都「『泣いた赤鬼』の感想を語る会を開きます」

涼夏「道徳か?」

絢音「千紗都は大事って教訓を得ました」

涼夏「私もです」

千紗都「そういう感想の出る話だっけ?」

絢音「人の感想にケチつけないでください」

涼夏「そーだそーだ」

千紗都「じゃあ、大事にしてください」

絢音「そうします」


  19


涼夏「お、千紗都だ。いらっしゃい」

千紗都「靴下買いに来た」

涼夏「客か。新鮮なの入ってるよ」

千紗都「活きのいいのがいいね」

涼夏「この靴下の壁はディスプレイだから」

千紗都「まあ、うん。これ、何?」

涼夏「これは靴下の壁だな」

千紗都「情報量が変わらなかった」


  20


涼夏「名城線の駅番号、一番大きい数字はどこでしょう」

千紗都「知らない。大曽根から始まってるとして、矢田かな?」

絢音「じゃあ、平安通」

涼夏「答えは西高蔵でした」

千紗都「何故」

絢音「金山スタートなんだ」

涼夏「そうみたいだね。そこで分かれるし」

千紗都「でも大曽根行きあるじゃん」


  21


千紗都「奈都は、ウサギ系女子か、アヒル系女子か、カモシカ系女子か、キツツキ系女子か、どれ?」

奈都「どれも全然わかんないんだけど」

千紗都「インスピレーションで」

奈都「カモシカ?」

千紗都「そっか、カモシカか……」

奈都「いや、わかんないよ?」

千紗都「悪くはないよ」

奈都「何が?」


  22


涼夏「クイズの作り方がわかった!」

絢音「へー」

涼夏「先に答えを作って、その答えの説明をすればいいんだ」

絢音「なるほど」

涼夏「問題。学校生活において大切なものは何?」

絢音「待って。1つに決まる問題にして」

涼夏「確かに。答えは1つではありません」

絢音「体操服」

涼夏「えー」


  23


奈都「今日もチサは可愛いなぁ」

千紗都「歳取って可愛くなくなったら捨てられそう」

奈都「そんなことないし!」

千紗都「顔以外にどこが好き?」

奈都「色々好きだから!」

千紗都「例えば?」

奈都「全体的に!」

千紗都「具体的に」

奈都「いっぱい好きだし!」

千紗都「捨てられるな」


  24


涼夏「絢音は、アンビバレントは歌える?」

絢音「もちろん。夏だから猫も杓子も猛ダッシュ」

涼夏「変なところから歌わないで」

絢音「Aメロだと思うけど」

涼夏「そうじゃなくて!」

絢音「あっ!」

涼夏「うん」

絢音「2番だった」

涼夏「そうじゃなくて! サビが聴きたい!」


  25


絢音「千紗都、囁きボイス頂戴」

千紗都「囁きボイス……」

絢音「『おはよう』『おやすみ』『元気?』『ごめんね』『ありがとう』『好き』『大好き』『抱いて?』」

千紗都「欲しいの?」

絢音「寝る前にイヤホンで聴く」

千紗都「寝る前に通話しよう」

絢音「生ライブ!」

千紗都「大丈夫? 頭……」


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