表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
266/378

Chit-Chat! 35

2022年4月~5月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。


  1


涼夏「千紗都を怒らせるのは難しい」

奈都「そうかなぁ。割とすぐ怒る印象」

涼夏「お手本を」

奈都「普通に怒るよね?」

千紗都「怒らない」

奈都「八方美人だね?」

千紗都「イラっとした」

奈都「ほら怒った」

涼夏「あー、うん」

奈都「あれ? なんか微妙な空気?」


  2


涼夏「いつか千紗都とナッちゃんが大喧嘩しないか心配」

千紗都「大丈夫だよ」

涼夏「大丈夫なの?」

千紗都「うん」

涼夏「そっか」

千紗都「……」

涼夏「その信頼はどこから? 鼻から?」

千紗都「風邪薬のCM? まあ、二人より3年も長く一緒にいるからね」

涼夏「つまり、正妻だからだな」


  3


涼夏「いつかナッちゃんと千紗都が大喧嘩しないか心配」

奈都「うん」

涼夏「あれ? 千紗都は大丈夫って言ってたよ?」

奈都「それは、私が温厚だから」

涼夏「……」

奈都「チサはすぐ怒るから」

涼夏「これが噂に聞くナッちゃんジョークか」

奈都「えっ? ジョークの要素、あった?」


  4


絢音「千紗都のおっぱいで改札の練習しようかな」

千紗都「発想が突飛だね。非接触型でしょ?」

絢音「あっ、でもほら、駅でしっかりタッチしてってアナウンスしてるでしょ?」

千紗都「『あっ、でもほら』って、心にやましいことがある人の使う台詞だね」

絢音「私の曇りのない眼差しを見て」


  5


涼夏「ツツジが咲いていマス!」

千紗都「あ、うん。何?」

涼夏「ツツジが咲いてたから」

千紗都「そっかー」

絢音「二人とも面白いね」

千紗都「いや、今の会話で、私は普通だったでしょ」

絢音「二人と過ごす毎日はとても楽しかった」

千紗都「過去形やめて」

涼夏「絢音、面白いなぁ」


  6


千紗都「涼夏ってさぁ」

涼夏「うん」

千紗都「……」

涼夏「何?」

千紗都「続きを考えてなかった」

涼夏「新しいな」

千紗都「臨機応変力が問われてる」

涼夏「私の方からそれを問うた覚えはない」


  7


涼夏「くろしお」

千紗都「涼夏って、鉄道好きだよね」

涼夏「そんなことないよ」

千紗都「そんなことあるって」

涼夏「普通」

千紗都「絶対好きだって」

涼夏「好き」

千紗都「だよね! だと思った!」

涼夏「言わされた」


  8


奈都「ぴえん」

千紗都「それもう、誰も言ってないよ」

奈都「ぴえんは生きてる」

千紗都「死語だよ。世界中の誰も言ってないよ。じぇじぇじぇ級だよ」

奈都「こないだ、涼夏がハンドスピナー回してたじゃん!」

千紗都「サマになってたでしょ?」

奈都「あ、うん」

千紗都「奈都はあの子とは違うの」


  9


奈都「チサ、何か誤解を恐れずに言って」

千紗都「誤解を恐れずに言うと、奈都って頭があんまり良くなさそうだよね」

奈都「今のセンテンスの、誤解はどの部分?」

千紗都「文を変えよう」

奈都「待って。今の発言に対して喧嘩する準備がある」

千紗都「奈都って陰湿だよね。誤解を恐れずに言うと」


  10


涼夏「日本の月は数字なのに、英語はJulyとかでわかりにくい」

絢音「じゃあ日本語の方も難しくしよう。長月にさぁ」

涼夏「英語の方を簡単にして。Month 7とか」

絢音「Januaryって、1月なのかなぁ」

涼夏「Januaryは1月でしょ」

絢音「日本語って難しいね」

涼夏「今、英語の話をしてるから」


  11


絢音「格闘技で、試合前か知らないけど、すごく近い距離で睨み合うのあるじゃん?」

涼夏「あるね」

千紗都「ある」

絢音「あの距離で睨み合って、最後にキスする涼夏と千紗都ください」

涼夏「絢音がまた変なこと言い出したぞ?」

千紗都「うん。別にいいけど」

涼夏「いいんだ」

絢音「動画撮る」


  12


涼夏「I am home. 私は家です」

絢音「ぷっ。不意打ちだった」

涼夏「間違い探しです」

絢音「I am a house. だね。涼夏の言いたいことは」

涼夏「いや、違うし」

絢音「I want to be your house」

涼夏「そういう比喩表現、海外でも使うのかなぁ」

絢音「Please live in me」

涼夏「家っぽい」


  13


千紗都「奈都、少し元気がない?」

奈都「えっ? 全然いつも通りだけど」

千紗都「瞳が曇ってる」

奈都「ディスられてる?」

千紗都「何か私に出来ることはある?」

奈都「私をからかう頻度を、少し下げて欲しいかな」

千紗都「それは出来ない」

奈都「なんで!」


  14


奈都「チサは気が弱そうだから、何かされても我慢してそう」

千紗都「大丈夫」

奈都「助けてください。この人○○です」

千紗都「助けてください。この人、奈都です」

奈都「意味がわからないから!」

千紗都「奈都って面白いね。好き」

奈都「もうちょっと嬉しい場面で言って」


  15


涼夏「いよいよ明日、あをによし就航!」

千紗都「飛行機みたいな響きだね」

涼夏「まったく興味がない私でも、ワクワクせずにはいられない」

千紗都「それは興味があるんじゃない?」

涼夏「ないし」

千紗都「私、別にワクワクしないけど」

涼夏「千紗都は冷めてるから」

千紗都「熱いし!」


  16


奈都「最近、チサにすごいからかわれる」

絢音「愛だよ」

奈都「そうかなぁ」

絢音「絶対そうだよ」

奈都「アヤは嘘っぽく言う名人だね」

絢音「本当に嫌なら千紗都に言った方がいいよ」

奈都「嫌じゃないけど」

絢音「わかる。私もからかわれたい」

奈都「アヤをからかうのは難しそう」


  17


涼夏「今日は崩した英語を喋る」

絢音「どうぞ」

涼夏「ワタシ、スキィ、アピッツァ!」

絢音「カタカナに見せかけて、語順が英語になってるところがいいね」

涼夏「こっそり仕込んだのに」

絢音「涼夏のそういうとこ、好き」

涼夏「どこだ?」

絢音「好き。涼夏、好き」

涼夏「視線が熱いから」


  18


涼夏「ついに無料券を使う日が来た!」

千紗都「そんな……担々麺がなくなってる……」

涼夏「期間限定だったんだね」

千紗都「私は何を楽しみに生きたらいいんだろう」

涼夏「恒常ラーメンじゃない? もしくはざるラーメン」

千紗都「とりあえず今日は恒常ラーメンにしよう」


  19


奈都「涼夏って、ユナ高仕様の女子だよね」

涼夏「ユナ高の特徴とは」

奈都「っていうか、共学仕様? 女子高にはいないタイプ」

涼夏「ほとんど女子としかつるんでないぞ?」

奈都「女子としかつるまないタイプの、共学仕様の女子なんだよ」

涼夏「ナッちゃんは?」

奈都「私はどこにでもいるモブ」


  20


絢音「Five Pillars of Kitaku-Buを考えよう」

千紗都「何それ」

絢音「帰宅部を構成する、重要な5つの柱だね」

千紗都「1つ目は?」

絢音「それを一緒に考える遊びなんだけど」

千紗都「私を一人にしない」

絢音「まあ、うん。協議の方向性としては間違ってないね」


  21


奈都「ずきゅんどきゅん、はしりだしー」

千紗都「……」

奈都「ばきゅんぶきゅん……」

千紗都「奈都」

奈都「はい」

千紗都「何を試してるのかわかんないけど、やるならもっと自信を持ってやって」

奈都「えーと」

千紗都「恥ずかしそうに中途半端にやられるとゾクゾクする」


  22


千紗都「大学生になったら、通販で色んな服買って、当たりだハズレだってやりたい」

涼夏「すごくわかるし、何なら今でも時々やる」

千紗都「今は私服を着る機会が少ない」

涼夏「休みでも制服で出掛けるとかあるしね」

千紗都「涼夏とはサイズが同じだから、交換したりする」

涼夏「楽しそうだ」


  23


絢音「30分200円、24時間まで上限1000円の駐車場があります。丸2日駐めたらいくらでしょう」

涼夏「2000円でしょ」

千紗都「2000円だね」

絢音「これが、10600円になるケースがあるらしいから、二人とも気を付けてね」

涼夏「えっ、怖。なんで?」

千紗都「車乗らない!」

絢音「それは極端だから」


  24


千紗都「コチャバンバ食べたい」

奈都「美味しいの?」

千紗都「らしいよ。ジャガイモの入ったピリ辛スープだね」

奈都「どこで食べれるの?」

千紗都「民族料理店?」

奈都「ところで、コチャバンバって南米の都市だよね?」

千紗都「知ってて私をからかったの!?」

奈都「そっちが先じゃん!」


  25


絢音「サマー・イズ・カミンガップ! 夏だ!」

涼夏「ど、どうしたの?」

千紗都「テンション高い」

絢音「暑いね! 暑苦しいね!」

涼夏「そうだね」

千紗都「可愛い」

絢音「暑いの無理……」

千紗都「涼夏の真似?」

絢音「あははははっ!」

涼夏「壊れたの? 大丈夫?」

千紗都「面白い」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ