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Chit-Chat! 31

2022年3月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1


涼夏「日本は島国だ」

千紗都「えっ?」

涼夏「驚いた?」

千紗都「うん。なんでわかったの?」

涼夏「どの方角に歩いても海に行き着く」

千紗都「歩いたの? 伊能なの?」

涼夏「Googleマップを見た」

千紗都「いきなりハイテクだし。明らかに島国でしょ」

涼夏「水がなければ陸続きだな」


  2


千紗都「最近の鳩って、避けないよね。生け捕りに出来そう」

奈都「飛ばない鳩はただの鳩だ」

千紗都「ただの鳩は飛ぶんじゃないの?」

奈都「私、何言ってるの?」

千紗都「知らないし」

奈都「最近の鳩は飛ばないから」

千紗都「生け捕りに出来そうだよね」

奈都「したいの?」

千紗都「全然」


  3


奈都「晴れ着だねー」

千紗都「今日はよく見るね。ひな祭りだからかな」

奈都「ひな祭り関係ないし! 卒業式でしょ」

千紗都「なるほど。独特の解釈だね」

奈都「本気だったの? またいつものくだらない冗談かと思った」

千紗都「今、くだらないって言った?」

奈都「言ってないから!」


  4


千紗都「ここが混むでなーと、ビビデバビデブーは似てる。今年一番の発見」

奈都「随分発見の少ない人生だね」

千紗都「奈都って、私のこと、あんまり好きじゃないよね」

奈都「大好きだから! 寝ても覚めてもチサのこと考えてるから! SNSのアイコンもチサだから!」

千紗都「それはやめて」


  5


奈都「私が涼夏と喋ってると、越境って感じするよね」

千紗都「越境……」

奈都「越境って言うのはね」

千紗都「いや、知ってる」

奈都「知ってないと思う」

千紗都「特殊な用語なの?」

奈都「作品とか関係性を越えていくことで」

千紗都「私の知ってる日本語と違った」


  6


奈都「ごちうさの曲、口ずさんでたら、チサに距離を置かれた……」

絢音「ナツは、千紗都がどこまで受け入れてくれるか、試してるの?」

奈都「そういうわけじゃないけど……。チサに冷たい眼差しで見つめられるとゾクゾクする」

絢音「じゃあ、結果オーライだね」

奈都「なんかこう、違って……」


  7


涼夏「マタニティーフォトを撮る」

千紗都「何を宿したの?」

涼夏「イマジナリーベイベー」

千紗都「また? 何体目?」

涼夏「何体!」

絢音「私、撮影係やる」

涼夏「絢音のエッチ」

千紗都「なんだこの会話……」


  8


奈都「唇カサカサ」

千紗都「リップ貸してあげようか?」

奈都「えっ? 今、チサがリップを自分の唇に塗って、唇越しにリップを塗ろうかって言った?」

千紗都「そんなに文字数あったように聞こえた?」

奈都「うん」

千紗都「もう手遅れかもしれないね」

奈都「そこまでカサカサじゃない」


  9


涼夏「エリーゼのために」

千紗都「エリーゼ、美味しいよね」

涼夏「エリーゼを食べないで!」

千紗都「なんで? いいじゃん」

涼夏「絢音、この人、エリーゼまで食べる!」

絢音「千紗都はなんでも食べるからねぇ。ナツも食べられた」

千紗都「奈都は食べた。ポン酢で」


  10


涼夏「ラララララララララー」

千紗都「ご機嫌だね」

涼夏「ルマンドのために」

千紗都「エリーゼだから!」

涼夏「ナッちゃんみたいな反応だった」

千紗都「私を侮辱しないで」

涼夏「ナッちゃんに謝って」

千紗都「ごめんなさい」

涼夏「千紗都って面白いな」


  11


涼夏「ボードゲームのルール読んでるとワクワクする」

千紗都「勉強は苦手なのにね」

涼夏「遊びだから」

絢音「つまり、勉強を遊びと思えば」

涼夏「言いたいことはわかる。だが無理だ」

千紗都「これはお茶を作るゲーム」

涼夏「鉄道建設ゲームだぞ?」

千紗都「あれ?」


  12


涼夏「ルームシェアを始めたら、4人でボードゲームが出来るテーブルを買おう」

千紗都「まだ見ぬ4人目」

絢音「いい子と出会えるといいね」

涼夏「それまでは3人で遊ぼう」

千紗都「うん」

涼夏「ナッちゃんのことだから!」

千紗都「いや、知ってる」

絢音「そうだったんだー」

涼夏「棒読みだし」


  13


涼夏「思ったよりはお茶を作るゲームだった」

千紗都「パッケージのイメージよりは鉄道ゲームだった」

絢音「勝ち筋、色々ありそうだね」

千紗都「契約書を3枚くらい達成したい」

絢音「54点の線路のやりたい」

涼夏「絶対に阻止されるヤツだよね、これ」


  14


涼夏「梅だ!」

千紗都「大阪?」

涼夏「それは梅田だだ」

千紗都「『だ』が多くなかった?」

涼夏「梅田だ、だ」

千紗都「なるほど」

絢音「暑い」

千紗都「春だね」

涼夏「春だだだ」

千紗都「『だ』が多いなぁ」

絢音「絢音さん、着過ぎました」


  15


絢音「梅と涼夏と千紗都」

涼夏「写真いっぱい撮る」

絢音「撮る。この写真のこっち側にいる人のこと、時々でいいから思い出してください」

涼夏「いや、一緒に写って」

絢音「条件次第では入ってあげなくもない」

千紗都「偉そうな絢音可愛い」


  16


涼夏「春だ!」

絢音「綺麗。イキそう」

涼夏「見届ける」

絢音「んっ……っ……」

千紗都「……」

涼夏「静かに距離を置かない!」

千紗都「一人で行くから」

絢音「一人でイク千紗都可愛い」

涼夏「見たい」

千紗都「桜綺麗だなぁ。友達と来ればよかった」

涼夏「いるから!」


  17


涼夏「すごい綺麗! イキそう!」

絢音「一緒にイこう」

涼夏「うん。絢音……」

千紗都「……」

涼夏「何か言って」

千紗都「キスするなら写真撮ろうと思った」

涼夏「別にいいけど。チュー」

絢音「んー」

千紗都「カシャ。綺麗に撮れた。プリントして部屋に飾ろう」

涼夏「恥ずかしいからやめて」


  18


涼夏「でら風が強い」

千紗都「春一番だね」

絢音「何回目の春一番?」

涼夏「なんで私、スカート穿いてきたのか」

絢音「可愛いよ」

千紗都「可愛い。3回くらいパンツ見えた」

涼夏「うぅ……。誰かの写真にパンツ丸見えで写ってそう」

絢音「欲しい!」

涼夏「要らんわ」


  19


涼夏「うわ、ジラーフ! ジラーフだ!」

千紗都「テンションの上がり方」

絢音「ジラーフ好きなの?」

涼夏「首が長い」

千紗都「今、質問に答えたの?」

涼夏「絢音はジラーフ好き?」

絢音「結構ゆっくりな歩みだね」

千紗都「なんでこの人たち、質問に答えないの……?」


  20


涼夏「鳥だ! 近い!」

絢音「そうだね」

涼夏「テンション低い」

千紗都「絢音、動物苦手じゃなかった?」

絢音「そういう設定もあったね」

涼夏「克服!」

絢音「この鳥とは友達になれそう。なれそう?」

千紗都「赤いし」

涼夏「誰も質問に答えない世界」


  21


涼夏「ジュースな気分。絢音も何か飲む? 奢るよ?」

絢音「悪いよ。千紗都Payで払う」

涼夏「それは、どういう形状なの?」

絢音「電子決済だけど」

涼夏「ふむ」

絢音「私が表示したバーコードを、涼夏が目でスキャンすると、涼夏の口座に私の千紗都ポイントが移動する」

涼夏「たくさん集めるよ」


  22


涼夏「千紗都の写真でジグソーパズル作りたい」

千紗都「……」

絢音「わかる」

千紗都「いや、わかんないでしょ」

絢音「わかんない」

涼夏「フェルメールみたいなもんだって」

絢音「真珠のなんとかだね」

千紗都「たぶん、絵だからいいんだよ」


  23


涼夏「今日3月14日は何の日でしょう!」

千紗都「ホワイトデーに見せかけた円周率の日」

絢音「円周の長さって、直径の大体3倍くらいらしいよ?」

千紗都「えっ? すごくない?」

涼夏「すごくないから! ホワイトデーだから、みんなで白色コーデで出かけよう」

千紗都「そんな日だっけ?」


  24


千紗都「スーパーで唐揚げとポテサラ買って、唐揚げ弁当を作る」

涼夏「千紗都、最近家にご飯がない率、上がってない?」

千紗都「なんか、めんどくさくなっちゃったんだって」

涼夏「えっ? それ、大丈夫なの?」

千紗都「早く涼夏と結婚したい」

涼夏「それはいいんだけど」


  25


奈都「南極に行きたい」

千紗都「胸に手を当ててよく考えて」

奈都「ふにっ」

千紗都「私の胸じゃなくて」

奈都「柔らかい」

千紗都「南極に行きたい?」

奈都「旅の扉があれば」

千紗都「そういうのはないから」


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