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Chit-Chat! 15

2021年8月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1


奈都「チサは、ミヤケンの電車乗って空に行く話、読んだことある?」

千紗都「なんだそれは。たぶんないと思うけど」

奈都「ないんだ」

千紗都「いや、どうだろう」

奈都「そいえば、チサって暇人だけど、本は読まないの?」

千紗都「あんまり。奈都は?」

奈都「ラノベは読むよ」


  2


千紗都「絢音は、ミヤケンの電車乗って空に行く話、読んだことある?」

絢音「銀河鉄道の夜の話をしてるなら、ある」

千紗都「それか!」

絢音「どうしたの?」

千紗都「奈都にハメられた」

絢音「エッチだね」

千紗都「でも、実際読んだことはない気もする」

絢音「まあ、未完で続き読めないし」


  3


絢音「ユナ高が誇る美少女二人が付き合っているという衝撃のニュースに、学校中が騒然!」

涼夏「わくわく」

千紗都「美少女ねぇ」

絢音「二人のキス写真が流出。流出させたのは涼夏」

千紗都「本人か」

涼夏「知られたかったの!」

千紗都「こっそり付き合おう」

涼夏「付き合うことになってる」


  4


奈都「可愛い女の子の野球マンガを読んでたらね」

千紗都「うん」

奈都「すごいピッチャーなのに、中学の時、受け止めれるキャッチャーがいなくて実力が出せなかったの」

千紗都「なるほど」

奈都「チサが中学時代、ぼっちだったのは、チサの強烈な個性を受け止めれる子が……」

千紗都「いやいや!」


  5


千紗都「私ほど、没個性的で地味な女の子、なかなかいないから。逆にレアだよ?」

奈都「レアなんじゃん」

千紗都「生焼け」

奈都「そういうよくわからない発言に、涼夏とアヤは的確に対応できる」

千紗都「あの子たちは個性的だね」

奈都「私も頑張ろう」

千紗都「頑張って!」


  6


千紗都「雨、止まないね」

奈都「今から晴れるよ!」

千紗都「……」

奈都「って言ってた子が死ななかったから、もう雨は止まない」

千紗都「じゃあ、その子を……」

奈都「待って。落ち着いて。私たちは太陽のない世界に慣れることができる」

千紗都「無理。太陽が恋しい」

奈都「一緒に頑張ろ?」


  7


涼夏「帰宅部は仲が良すぎる!」

千紗都「いや、いいことだから! 私のために喧嘩しないで!」

涼夏「別に千紗都のためじゃない」

千紗都「涼夏と絢音って、微妙な空気になったことある?」

涼夏「ないな」

絢音「ないね。そこまでの仲じゃないし」

千紗都「いや、キスとかするじゃん」


  8


奈都「野球頑張ってる女の子のアニメを見てるんだけどね」

千紗都「うん」

奈都「やっぱり部活頑張ってる子って、いいなって思うの」

千紗都「照れる」

奈都「なんでチサが照れるの?」

千紗都「なんでって、毎日すごく真面目に帰宅部やってるけど」

奈都「チサ……」


  9


絢音「あみま倶楽部は何の略でしょう。ヒントは全部動詞です」

涼夏「あは遊ぶ」

千紗都「みは漲る」

絢音「受動的な動詞だね」

涼夏「まは交わる」

絢音「遊ぶ、漲る、交わる。響きがエッチだね」

千紗都「絢音は頭がおかしい。何個合ってる?」

絢音「一つも」


  10


千紗都「ファミマのあったかい麺類が復活しました!」

涼夏「そうなんだ。おめでとう」

千紗都「夏は冷やし中華とか冷やしラーメンとかしかないから」

涼夏「千紗都は夜はコンビニ弁当ばかりなの?」

千紗都「そんなことはないけど。家にご飯がなくて、食べて帰るのが面倒な時くらい?」


  11


千紗都「奈都は二次元好きだから、ジャンプフロムペーパーのバッグをプレゼントしたい」

奈都「動機は引っかかるけど、チサからのプレゼントは大事にするよ」

千紗都「そうして」

奈都「一緒にお出かけする時に持ってくね」

千紗都「やめて」

奈都「なんで!?」

千紗都「離れた場所から写真撮る」


  12


涼夏「千紗都と出会って、人生が第二フェイズに移行した感覚がある」

千紗都「高校生になったしね」

涼夏「そこ大事じゃないから!」

千紗都「そう?」

涼夏「それは天然なの? ボケてるの?」

千紗都「恥ずかしいから、自分の話題は意図的にかわしてる。冗談で済む程度に」

涼夏「かわさないで」


  13


涼夏「最近千紗都とラブラブしてない!」

千紗都「そう?」

涼夏「そう! 今、ナッちゃんが一番でしょ!」

千紗都「均等に愛してる。33.3」

涼夏「誰か33.4じゃない? それがナッちゃん」

千紗都「33.3333333」

涼夏「千紗都奪還計画を練ろう」

千紗都「誰にも奪われてないから」


  14


千紗都「奈都はやっぱり、三次元女子より、二次元女子の方が好きなの?」

奈都「私が本格的にマンガとか読み出した時、私はすでにチサと出会ってた」

千紗都「そうなんだ」

奈都「うん」

千紗都「それで?」

奈都「いや、今のは答えになってない?」

千紗都「難しい日本語を使う子だなぁ」


  15


奈都「引き続き、女の子の野球漫画を読んでるんだけどね」

千紗都「うん」

奈都「迫力はないのによく打つ子がいるの」

千紗都「へー」

奈都「チサも、しょぼそうで実はすごいでしょ?」

千紗都「しょぼそうだし、実際にしょぼいよ?」

奈都「そんなことないよ」

千紗都「何か取り柄が欲しいなぁ」


  16


奈都「……」

千紗都「何?」

奈都「ううん、なんでもない」

千紗都「なんでもないって感じじゃなかったよ?」

奈都「言ったら幻滅されそうだから言わない」

千紗都「幻滅されるようなこと考えてたんだ。幻滅した……」

奈都「何も言ってないし!」


  17


奈都「チサって天使じゃん?」

千紗都「生きてるから」

奈都「天使は、人とは思えない可愛さの代名詞だから」

千紗都「人だから」

奈都「もうっ!」

千紗都「理不尽な怒り」

奈都「チサって、人間の中では可愛い方だよね」

千紗都「褒められた?」

奈都「褒めた褒めた」

千紗都「テキトーっぽい」


  18


涼夏「持続可能な開発目標って何?」

絢音「開発の目標だね。だから、開発をするんだね」

涼夏「何を開発するの?」

絢音「さあ」

涼夏「持続可能は?」

絢音「ずっと続けられるってことじゃない?」

涼夏「じゃあ、その目標は達成できないの?」

絢音「わかんない」

涼夏「絢音でもわからんのか……」


  19


絢音「開発の二文字を取っ払って、持続可能な目標について考えよう」

涼夏「千紗都とずっと仲良くする」

絢音「それだね。つまり、持続可能な開発目標は?」

涼夏「サグラダ・ファミリア?」

絢音「それ、もうじき出来るから」

涼夏「逆柱?」

絢音「涼夏らしからぬ知的な発言だったけど、たぶん違う」


  20


涼夏「今日はプレミアムフライデーだから、甘いものでも食べて帰ろう」

千紗都「色んなお店がプレミアムフライデー割してるしね」

涼夏「エクレアな気分」

千紗都「ういろう食べたい」

涼夏「なんで突然、和?」

千紗都「そういう気分だっただけ」

涼夏「プレミアムフライデー割やってるといいね」


  21


奈都「帰宅部の3人と私の4人で、異世界に転生!」

千紗都「帰宅部4人って言えばいいよ?」

奈都「そこは重要じゃないから。私たちの持ってる現代知識で、次々と難局を乗り越える」

千紗都「シャワーは浴びれるかな?」

奈都「それはちょっと……」

千紗都「日本はいいなぁ」


  22


千紗都「方言女子」

涼夏「方言とか、言えやんねぇ」

千紗都「三重っぽい」

涼夏「気のせいじゃね?」

千紗都「それはただ口が悪いだけ」

涼夏「千紗都、何か言ってみて」

千紗都「涼夏、でら訛っとるが!」

涼夏「それや! せやせや!」

千紗都「それは、関西人に怒られるやつ」


  23


千紗都「言外に感情を込める」

奈都「におわせってやつ?」

千紗都「……」

奈都「な、何?」

千紗都「……」

奈都「いや、わかんないから! 人間は言葉を使うべき!」

千紗都「……」

奈都「可愛いなぁ」

千紗都「そういうのはいいから。理解を諦めないで」


  24


千紗都「部活って、ガチでやる部と、エンジョイする部があるじゃん?」

涼夏「あるね。結波はガチが多いね」

千紗都「私たちの帰宅部も、割とガチ寄りじゃん?」

涼夏「ガチ寄りの帰宅部……くくっ」

千紗都「もっとエンジョイ寄りでもいいのかも」

涼夏「あはははっ! ガチ寄りの帰宅部! あははっ」


  25


奈都「小説って、一気に読みたいけどもったいない気持ちのせめぎ合い」

千紗都「へー」

奈都「チサって、小説も漫画も読まない、アニメもドラマも見ない。何を楽しみに生きてるの?」

千紗都「奈都とこうして一緒にいる時間かな」

奈都「……」

千紗都「ん?」

奈都「待って。ひどく動揺している」


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