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Chit-Chat! 11

2021年7月のツイートをまとめた、短いトーク集です。

時事ネタや場所などの固有名詞、小説本編とは矛盾する内容もあります。

実際にあるようなないような、曖昧な設定でお楽しみください。

また、画像がないと意味がわからないものもあります。

  1


涼夏「雨の日のテンションの上げ方を考えたい」

千紗都「雨の日は何をしてもダメだよ」

涼夏「弱腰! 何か考えて!」

千紗都「涼夏がチューしてくれる」

涼夏「千紗都がチューしてくれる」

千紗都「雨の日限定」

涼夏「それは嫌だけど」

千紗都「ケーキが許される」

涼夏「梅雨時は太りそう」


  2


涼夏「千紗都、ひしっ!」

千紗都「ぎゅっ」

絢音「美しいなぁ。何か薄い物体になって、涼夏と千紗都のハグの間に挟まりたい」

千紗都「別に薄くならなくても、両側から抱きしめるけど」

涼夏「うん」

絢音「こんな美しい世界に私なんて」

涼夏「いや、絢音かなり可愛いから」

千紗都「うん」


  3


涼夏「ご当地フラペチーノを考えよう!」

千紗都「手羽先味」

涼夏「じゃがりこじゃないんだから」

千紗都「無難に味噌でしょ」

涼夏「無難? 無難か?」

千紗都「上にエビの天ぷらを乗せて、海苔で巻く」

涼夏「フラペチーノだよ?」

千紗都「ウケるって。私は食べないけど」

涼夏「食べて」


  4


千紗都「台湾フラペチーノ」

涼夏「それは、台湾ラーメン的な?」

千紗都「辛いの」

涼夏「微妙」

千紗都「あんかけフラペチーノ」

涼夏「千紗都……」

千紗都「もう無理だよ。ご当地フラペチーノ、辞退しよう」

涼夏「もう味噌でいいよ」

千紗都「エビフライフラペチーノ」

涼夏「うわぁ……」


  5


絢音「ご当地フラペチーノ考えてるって?」

涼夏「うん」

絢音「高級、ひつまぶしフラペチーノ」

涼夏「発想が千紗都と同じだし!」

絢音「カレーフラペチーノ。上にウズラ卵が乗ってて、最後にとろろご飯が出てくる」

涼夏「フラペチーノの冒涜」

絢音「ういろうフラペチーノ」

涼夏「まだましか」


  6


千紗都「奈都は台湾フラペチーノと、エビフライフラペチーノと、味噌煮込みフラペチーノと、どれが食べたい?」

奈都「どれも面白そうだね!」

涼夏「……えっ?」

奈都「面白そうじゃない? エビフライにクリームつけて食べるの」

涼夏「美味しそう?」

奈都「美味しそうなんて、一言も言ってないよ」


  7


千紗都「もっと奈都の体のこと、知りたいな」

奈都「えっ? な、何? どういうこと?」

千紗都「えっとね」

奈都「うん。うん」

千紗都「自分から言い出しておいて何だけど、あんまり考えずに言った」

奈都「……」

千紗都「怒らないで」

奈都「いや、怒ってない。ドキドキした」


  8


奈都「熱い戦闘シーン」

千紗都「誰が戦うの?」

奈都「私たち」

千紗都「何と戦うの?」

奈都「なんでもいいけど。キマイラとか」

千紗都「どんなの?」

奈都「画像検索する。こんなの」

千紗都「ちょっと勝てないんじゃないかな……」

奈都「力を合わせればいけるって!」


  9


奈都「私たちの異世界転生モノを考える」

千紗都「キマイラを倒す」

奈都「はぐれちゃった涼夏を探してたら、敵国の騎士になってた」

千紗都「ネタバレだ……」

奈都「私たちが考えるの!」

千紗都「絢音が裏切る」

奈都「うん」

千紗都「奈都は……奈都は……」

奈都「殺さないで!」


  10


涼夏「蒸し暑い。暑いの苦手」

千紗都「寒いのも苦手だったね」

涼夏「湿度100%って、水中でしょ? 90%も水中に近いな」

千紗都「水着に着替える?」

涼夏「ここが海だったら」

千紗都「水中だから。水着の涼夏を壁紙にしたい」

涼夏「恥ずかしい。私も裸の千紗都を壁紙にしたい」

千紗都「やめて」


  11


千紗都「涼夏、入学した時に持ってたアカウント、あんまり更新してないね」

涼夏「そうだね。千紗都と遊んでる方が楽しいから」

千紗都「なるほど」

涼夏「千紗都は元々SNSやらないね」

千紗都「インターネットはちょっと怖い」

涼夏「なるほど。可愛いな」

千紗都「それはよくわからないけど」


  12


絢音「可愛いなぁ」

千紗都「何見てるの?」

絢音「千紗都の写真」

千紗都「ああ、そう?」

絢音「ほら、可愛くない?」

千紗都「どうだろう。普通?」

絢音「普通のレベルが厳しくない?」

千紗都「そう言われても」

絢音「これとか、すごい可愛い。ほら」

千紗都「まあ、うん。はい」


  13


千紗都「今日は七夕だけど、奈都は何か願い事の類はある?」

奈都「チサと……」

千紗都「私と?」

奈都「チサと、どうしよう?」

千紗都「考えてから喋って」

奈都「難しいなぁ」

千紗都「えっ? 難しい?」

奈都「チサとデートする」

千紗都「それは別に、いつでもいいけど」


  14


千紗都「移動式の隠れんぼを考えた」

涼夏「どんな?」

千紗都「総当たりでいつかは見つかる隠れんぼの欠点を克服するために、隠れてる人は途中で移動してもいいの」

涼夏「長期戦が予想されるな」

千紗都「探してる人は帰ったフリをしてもいい」

涼夏「フリだよね? 帰らないよね?」


  15


涼夏「私たちの物語を本にする!」

千紗都「主人公は? 絢音?」

涼夏「千紗都じゃない? 部長だし」

千紗都「私は涼夏や絢音の物語の、端っこの方に少し出て来れたら嬉しいかな」

涼夏「ど真ん中だと思うけど」

千紗都「名前はあるのに、人物紹介に出て来ないくらいの微妙なモブ」

涼夏「微妙だね」


  16


涼夏「千紗都は、学年トップクラスの可愛さだって自覚、ある?」

千紗都「ないけど」

涼夏「私はある」

千紗都「涼夏は間違いなく可愛いよ?」

涼夏「千紗都の次だね」

千紗都「この、可愛いって言い合うの、すごく女子高生っぽい」

涼夏「千紗都って、変なことに憧れるよね」


  17


千紗都「なでっ」

涼夏「ひえっ! 何? なんでお尻撫でた?」

千紗都「わからない」

涼夏「わかってお願い!」

千紗都「嫌だった?」

涼夏「いや、別に嫌じゃないけど。びっくりした」

千紗都「びっくりしてる涼夏も可愛いよ?」

涼夏「それはいいから、理由が聞きたい」

千紗都「なんとなく?」


  18


奈都「なんで私、ハーフエルフじゃないんだろ」

千紗都「お父さんもお母さんも人間だからじゃない?」

奈都「……」

千紗都「私も人間だから、同じだね」

奈都「チサは先祖に妖精の血が混じってる。そういう可愛さ」

千紗都「涼夏は?」

奈都「涼夏は人間的な可愛さ」

千紗都「私は違うんだ……」


  19


奈都「チサは毎日お遊び部で楽しそう」

千紗都「帰宅部だから!」

奈都「昨日の活動内容は?」

千紗都「涼夏とクレープ食べて、写真撮った」

奈都「私も時々、お遊び部もいいなって思うよ?」

千紗都「帰宅部だから! たまたま活動内容に遊びが多いだけなの。崇高な部活なの!」

奈都「早口だね」


  20


涼夏「暑い……無理……」

千紗都「涼夏の十八番だね」

涼夏「違うし。暑いの無理だし」

千紗都「暑いの無理な涼夏可愛い」

涼夏「千紗都は夏でも元気だね」

千紗都「結構無理。髪の毛短くしようかなぁ」

涼夏「それはいけない」

千紗都「なんで……」


  21


千紗都「まるで朝だ」

絢音「朝だよ」

千紗都「騙されないで」

絢音「危なかった」

千紗都「……」

絢音「続きは?」

千紗都「変なこと言い慣れてないから続かない」

絢音「がっかりだよ」

千紗都「うぅ……」


  22


千紗都「何見てるのー?」

涼夏「在りし日の千紗都の写真」

千紗都「いるから! ほら!」

涼夏「これとか可愛くない?」

千紗都「はいはい、可愛いね」

涼夏「でももう、千紗都は……」

千紗都「生きてるから!」

涼夏「そう信じたいのはわかる」

千紗都「わかってないし!」


  23


涼夏「千紗都って、ほんとに癒される」

千紗都「自分ではよくわからないけど」

涼夏「穏やかだよね」

千紗都「覇気がないって言った?」

涼夏「言ってない。絶対に悪いこと考えてなさそうで、安心する」

千紗都「単純なバカって言った?」

涼夏「言ってない」


  24


千紗都「暑い」

奈都「夏だね。セミが鳴いてるね」

千紗都「セミファイナルに怯える日々」

奈都「セミファイナルって言いたかっただけだよね?」

千紗都「……」

奈都「私はチサの理解者だから!」

千紗都「奈都、嫌い」

奈都「なんで!?」


  25


千紗都「何か面白いこと言って」

奈都「難しいなぁ」

千紗都「普通に喋ってくれればいいよ。奈都の言うことは大抵面白いから」

奈都「褒められてないよね?」

千紗都「褒めた」

奈都「昨日の夜は、うどんだった」

千紗都「あはははっ!」

奈都「バカにしてるよね?」

千紗都「してないって」


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