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詩という名の吐露

あなたはいった

作者: 三千




ちいさなあんよでのぼっていくよ

おおきなかいだんのぼっていくよ


ころばぬようにとしんちょうに

なにがあるのとのぼっていくよ


とちゅうでつかれてしまっても

なみだぽろぽろみぴょこぴょこ


とちゅうでいやだとだだこねて

テコでもうごかぬニオウダチ


ちいさなあんよでのぼっていくよ

おおきなかいだんのぼっていくよ


のぼりきったらおおいばり

のぼりきったとまんぞくげ


がんばったねとママがいい

かわいいおかおがとくいがお


ママがうしろにいてくれた

だからころばずのぼれたと


きづくころにはおおきなあんよ









そんなもんだと

あなたはいった





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― 新着の感想 ―
[良い点] 赤ちゃんの話のはずなのに、なぜか子犬を想像してしまいました! 子犬が短い足で必死に階段を登ろうとしているんです。 なんてかわいくて、どこかいじましい! これが子猫なら華麗に登ってるんでしょ…
[良い点] 大きなあんよになって、やっと実感できる親のありがたさ、というのも、ありますよね。 自分の視点が、見上げる世界から、見下ろしたり見渡したりできる世界になって、余裕が生まれるのかもしれません…
[一言] 最後なんだか切なくなりますね。 あなたは誰かな? パパ?それともおおきなあんよ? 最後の一言でいきなり膨らみますね。 素敵な詩でした。
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