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12話 その2

広い草原と森や川…日本には見れない壮大な大自然だった。


「わー凄い景色!」


僕は馬に乗った事がなくて…依頼主と馬車の中で護衛することになった。


「ふふふ…ハルト様はこのあたりは初めてですか?」


「はい!いつも暗いイビルゲートにこもっているので…」


そう言えばナーズラ村から出たのはクイル兄さん達の依頼以外出てない!


家の引き篭もりからイビルゲートの引き篭もりに変わっただけだった。


聖都に着いたら観光でもしよう…。


「お若いのに…凄いです…怖くありませんか?」


「最初は怖かったですが…もう慣れてしまいました」


今の僕は指名の依頼もかなり増えている…ちょっと名が売れてる冒険者となった。


それに他の冒険者達にも信頼されて…よく双子と一緒にパーティーに誘われている。


「ハルト!この先に休憩出来る場所があるからそこで馬を休ませる」


外からクイル兄が休憩すると知らせて来た。


「分かった!クイル兄さん」


早朝からナズーラ村を出て昼まで休まず走ったが…このペースでも聖都まで着くには5日ほどかかると聞いた。


先に安全を確保しに行ったネイビー姉とマリーヌが戻って来て異常が無いとの事で僕達は休憩と食事の支度を始めた。


依頼主の護衛は12人で全員依頼主の家来と紹介された。


でも…何故か全員女性だった。


「馬達が大分疲れてるので…しばらく動けないです」


「そうですか…仕方ないですね、では私達も休憩をするとしましょう」


「夜には次の国境都市まで着きたいですね…」


「ええ…マリーヌ、皆さんに休憩を…」


「はっ!全員!休憩!あと食事とする!」


全員速やかに依頼主の周りを囲んで休憩に入った。

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