表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

77/1571

11話 その4

双子が居なくなってから2日後…。


ナーズラ村の冒険者ギルドに二人の依頼人が訪問した。


フードを被った二人が依頼書を書いて受け付けに渡した。


二人とも女性のように見えた。


「なんだ…懐かしい顔だな…」


おじさんとは顔見知りのようだ。


「久しぶりだな…護衛を頼みたい…」


「お前が護衛を?……何人必要だ?」


「腕のいい者で…二人…いや三人、依頼料は一人当たり金貨200枚…必要経費もこっち持ちでいい」


「ほう…随分羽振りがいいな…要望はあるか?」


「……クイルはいるか?出来れば後二人も彼と同じぐらい腕で頼む」


「ふむ…厄介な匂いがするな…」


「………」


「クイルは地下の鍛冶屋で装備を整備してる、あと二人か…少し待ってろ」


「分かった…」


おじさんはクイルを呼びに地下に行った。


「ただいまーおじさん!あら?いない」


イビルゲートから戻った僕は相変わらずバックが山盛りで破裂瞬前だ。


イリヤとリリヤは他のパーティーと探索依頼に行ってしばらく戻って来れないらしい。


そんな訳でソロで活動する事になったが…ちょっと寂しい。


はぁ…また、ボッチになったよ?


双子が居ないから一人で戦利品を持って帰るのが大変だし…リリヤの遠距離牽制がないから…ややこしくて疲れる。


それに帰りに油断して…我がビジュアルの同士の装備がボロボロになってしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ