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10話 その4



「そうでした!この村に魔道師が居るので行ってみますか?適正を調べて貰えますよ」


リリヤの話に耳が動く感覚を生まれて初めて感じた。


「ま、魔道師?魔法使いとは違うの?」


「魔道具を作る人だよ…魔法適性も調べてくれるし、魔法書も売ってるわ…」


「まじ!!行く!行く!行く!行く!行く!行く!」


「うふふ!ハルトさん子供見たい」


「……うん、あと適性が無かったらってガッカリしないでよ…」


「わかった!早く行こう!」


僕達は魔道士が居る場所に向かった。


ドキドキが止まらない!ヒャハッ〜!二人さん何もたもた歩いてる?走れよ!


その店に向かう途中、街の人々に注目されていた。


「ね、ね、あの子が噂の!」


「可愛い顔して…信じられないわ」


「だよね…一人で30階層の魔物を笑いながら血祭りにあげてその血をガバガバ飲んでたらしいよ!」


「怖っ!」


笑って無いし!魔物の血なんか飲めるか!誰だ!そんな嘘ついたやつは!あっ!…その時、笑ってたっけ?それに魔物の血…どんな味か試した事はある…。


「人気者だね!ハルト!ぷっぷ」


「どこが人気者だよ!怖!って言ってたよ!怖!って!………泣きそう」


「ふふふ…あっ!着きましたよ!ハルトさん」


魔道師の店に入った僕は魔法適性があるかないか早速調べてもらった。


お願いします…適正!来い!はぁぁ!


「ほうー!これは珍しい……」


おっ!この反応は……ありだ!


ヤッホー!


「ま、魔法の適性はありますか?」


「うむ…適性はある…」


「やった!!」


この表情!この反応!全属性とか?ユニークな能力?うへへへ!


嬉しくてガッツポーズをしてしまった。

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