表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

66/1571

9話 その5

まぁ…とにかく無事終了って事でいいじゃないか。


僕達は魔核を回収して今日はこれで切り上げようとした。


「あれ…これは使えそうだな」


倒れたオーガーの槍…硬くて鋭くてが店で売ってる物より凄くいい感じだった。


「ねぇ!イリヤ!この槍どう思う?」


「……どっさりついているあんたのゲロ…拭いてからちょうだい」


「う、うん…」


イリヤはその槍を見て目が輝いた。


「これ…きっと超高価なレア槍だよ!帰ったら鑑定しよ」


おっ!ドロップアイテムって感じだな!


「ハルトさん!なんか凄くいい感じの弓もあります!」


その弓もまた綺麗な形で高そうな感じだった。


それで僕達は戦利品を持って帰還した。


力の解放の反動が更に来てまともに歩けない僕をイリヤがおんぶしてくれた。


「背中にゲロを吐いたら…許さないからね!」


「だ、大丈夫…もう…吐き出す物も残ってないよ…」


「うふふっ」


退却していた中級冒険者達も僕達が心配になったか体制を整えて戻って来たおかげで無事にイビルゲートから出られた。


そして槍と弓の鑑定した結果。


「こ、これは…中々お目にかからないシロモノだな…」


高純度ミスリルで出来たレア槍で弓もまた魔法の効果がかけられているレア弓だった。


「売れば何年か贅沢して暮らせるぞ…」


売ると凄くいい値が付くらしいが…それを売らずに二人にプレゼントした。


「えっ?いいの?こんな高価な物…」


「しかし…ハルトさんが…」


そう言いながらも凄く欲しかっている目だ。


「大丈夫!その分…これからもずっと沢山迷惑かけて頼るからその前払いだよ」


「あんたってやつは…」


「はい!ずっと頼って下さい」


二人の笑顔は本当に可愛いかった。


「早速だが…宿まで運んでくれ…」


「うん…」


「はい」


僕は二人に交代されながら宿まで無事に運ばれた後…爆睡した。


筋トレの回数…一回ずつあげよう。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ