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8話 その16

ナーズラ村に戻ってしばらく…ギルド内の冒険者たちがある噂で騒いでいた。


「聞いたか?イビルゲートの噂」


「ああ…本当ならどんでもない事だな」


「噂は本当だ!俺と俺の仲間も見たんだ」


「マジかよ…」


僕達も気になってその噂を聞いた。


12階層で恐ろしい悪魔三体が闇の儀式をしていたらしく…。


通りすがり冒険者がその影を目撃したらしいんだが…。


ん?12階層?うちがレア核を集めた場所だ!

危ねぇー!危うく遭遇する所だった。


「怖くて姿までは確認出来なかったが…心臓がどうだら…赤いなんたら鳥肌立つほど邪悪に笑って喋ってたよ!!影も凄まじい形だった」


先輩冒険者はそれを思い出して恐怖に震えていた…。


待てよ?12階層で……赤と笑い?


……………あっ!


僕達はそれに思い当たりがある。


「おい!調査団は支度終わったらささっと出発しろ!遠征団は後を続け!」


おじさんは緊縛な表情で調査団と一緒にイビルゲートに向かった。


その事の真実を言えず僕達は黙って宿に戻った。


その後…僕とイリヤはリリヤに大変お叱りを受けた後二度とその儀式をしないよう誓約書まで書かされた。

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