表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

38/1571

7話 何事も一歩が大事 その1

ハルトとレイラは日が暮れ始まってから人間の村に着いた。


そこはナーズラ村…レガリア大陸のラーズという小国の辺境村、人口4500人ぐらいだが都市と言える程、賑わう活気溢れる場所だった。


このような辺境の村にが栄えているのは理由がある。


この村の真ん中にイビルゲート(ダンジョン)がありそのせいで周辺に魔物が多い。


だが…それの退治を生業としている冒険者も多く…その魔物から取れた貴重な素材を求めて商人の訪問も多い。


危険だが…みんなお金の為に命かけてまでこの村に来てる…。


それほど収入がいいらしい。


ハルトとレイラは宿の食堂で座ってる話しを始めた。


「うん?食べないのか?」


「あまり、食欲がないです」


…それにあまり美味しくない。


「だな…先まであんな事があったからな、気持ちの整理も必要だろ…」


「……」


僕は大事なルル姉の器を失くさないように首に掛けている。


本当にこの中にルル姉が眠っていると今でも信じられなくてじっと見つめた。


「念のために言っておく…失くしたら殺すぞ…」


「は、はい…」


ルル姉に忠実なのは分かった…。


でも、この人…こえぇー!先凄く睨みつけられてたし…なんか刺々しい。


「……では、今までの事を話して貰おう」


「はい…」


僕はルル姉との出会いから元の世界から旅の事と…こっちの世界に来る時…雷獣に遭遇した事まですべて話した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ