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3話 4

「ううぶぶふ!」


「うぶーぶ!」


双子は口を塞がれ縄に縛られていた。


「あの年魔!!許さん!!」


「やっと解放されました……」


二人は夜這いをかけようとしたバルトゥールを阻止しようとしたが返り討ちに合って拘束されたと話した。


タイミングよくリヴァイアサンの登場でハルトの貞操は守れたようだ。


そして、テスラは海に流されたハルト事を話して捜索隊の編成の為に一度魔都に帰還すると言った。


「申し訳ないです…」


「謝らないで…あのような大怪獣に出くわして生きているだけで奇跡よ」


「そうです…それにハルトさんはきっと無事です」


「お心遣い痛み入ります…」


テスラはハルトを守れなかった事を悔やみながら双子に謝った。


「私は陸に着いたらそのまま捜索に出るわ!」


「うん!お姉ちゃん、魔都にはハルトさんを見つけてから行きます!」


「お願いです、二方まで何があれば我が国は…もうお終いです…うううう」


双子は上陸した後ハルトを探しに行くと言ったらテスラの辛そうな泣き顔でやめるように頼んだ。


それで…双子はこれ以上意地を張ることが出来なかった…。


「し、仕方ないな…わかったわ」


「それじゃ…編成には私達も入れて下さい…」


「ありがとうございます!ありがとうございまーす!!」


魔王様の心の底からの感謝に申し訳なさそいな双子であった。


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