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1話 13
「…ねぇ…ハルト、いつまで出すつもり?」
「…作りすぎですよ…」
「一応…2000人前?テスラ姉さん…船のみなさんにも…」
「よろしいですか?」
「これからお世話になりますので、お礼としてですよ」
テスラさんは部下を使って船の皆んなにも料理が渡った…そして皆んな食べる事で夢中になった。
料理は大好評のようだ…母船の船員のみしか作れなかったが…機会があればみんなにも作ってあげよう…。
僕は食事を済ませてデッキに上がった。
ふぅ…美味しかった…あと少しでマムンティア大陸に着く!魔王国か!楽しみだな…♪
夜空を見上げながら新たな旅の目的地にワクワクした。
ケモノミミモフモフ♪触り放題!イヤーフ♪
しかし…この母艦にはツルツルのスベスベの魔人族しかいなかった。
僕はモフモフが溢れている隣の護衛艦を切なく眺めていた。




