1章最終話 4
その後主神は僕を呼び出して自室に連れて行った。
何か大事な話しがあるらしく怖かったが…付いて行った。
僕は主神様と色々語ってから戻った。
ルル姉の話しと妹に関して論議して盛り上がった。
やはり主神は重度のシスコンだった。
それで…ちょっと仲良くなれた気がした。
その後…謁見の間に戻って主神は神々の前に出て事の収拾をつけてくれた。
「この少年はルナの抑止力になる…故に手出し厳禁にする!後、この少年と邪神バルトゥールをこの世界の住人と認める…以上だ」
主神に認められて僕とバルトゥールはこの世界の住人に決定されて…異議を唱える者もいなかった。
「ありがとうございます!主神様!神様達!」
三馬鹿神が契約を守ったおかげで危機を乗り越えてこの異世界の生活も出来るようになった。
これから自由に生きる事が出来る!
「お兄ちゃんが帰って来た!!」
「ハルトちゃん!!!」
「坊や!主様は?」
ラズリックさんとレイラさんと年上の自称妹来た。
「ば、ば、バルちゃん?どうしたの?その姿は…」
全身が真っ赤で血に染まっていた…何があった?
「うん?これ?あのクソ生意気なやつ、ガラーウだったけ?ちょっとお仕置きしてあげたよ…」
血で染まるお仕置き…一体どんなお仕置きだ?
「ああ…せっかく用意した道具もドラゴンちゃん達も連れて来たのに…無駄になってしまって残念ですね…」
「第2フェーズに移行する前に壊れたよ!あの女に歯向かって来たからどれほど根性座ってると思ったが、つまらんな……」
この人達…何をしたのか大体想像がつく…一緒にいたようなレイラさんは顔が真っ青にして震えてるしよ…。




