表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

239/1571

28話 3


「な、な、何をした?同化が…いや!破壊の女神の魂から私が…剥がされて行く?あり得ないわ!!こんなの死者の魂を操る邪神君主ランジュールしか出来ない!!」


ハルトはルルの器を握ってるその手を腕ごと千切り取り器を取り返した。


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!腕が!!」


「ars、formulae、motus(術式移動)」


「え??今度は……術式移動!そんな!!神でもなく…下等な人の子が?そんなバカな!わ、私に何を移したのよ?」


「なに…どいう事だ?私の術式が…破壊の女神のみの固有の術式をいとも簡単に…持ってかれた!」


ルルは驚きを通り越して呆れた顔だった。


「まさか!!嫌だぁぁぁぁぁぁ!私の魂が!!壊れて行く……」


ハルトは無の神の魂をルルから剥がして魂の破壊の術式を移したのであった。


「あははは!きゃははは!凄い凄いわ…本当に思った通りいかないものね…あははは」


魂が崩壊しているにもかかわらず無の神は何故か急に腹を抱えて笑い出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ