236/1571
27話 9
誰だ?何処からの声だ?それはどうでもいい!力を貸してくれるなら!なんだってする、お願い!
.
.
[[君の魔力にかけた封を外した…後は任せろ…そしてバ、、、、、を……よ、、た、む…]]
何故かその声は頼もしく…安心感を感じだ
何処からか分からない話し声が消えてから心臓の脈が急上昇した。
ドクン!…ドクン!…ドクンドクンドクンドクンドクンドクン!!!
姉を…守って…
そう切なく願い…僕は意識を失った。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
そして、ハルトのドス黒い魔力が完全活性化した。
「ハルト…君?…」
「VindicareFortia…dellendaHostium!SumPerturbatio!(力を解き放て…敵を滅せ!我が力は混沌なり!)」
ハルトは全身に文字が埋め込まれて…黒いオーラを激しく放つ姿にルルと無の神は驚きを隠せられなかった。
「これは!!一体なんなのよ!人間が…そんな!」
「ハルト君の体に邪紋が?それに、これは…邪神の波動!」




