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26話 2

無の空間に侵入する事に成功したハルトは超光速移動の衝撃で気を失って空間にゆらゆらっと流れて行った。


「う、う…ん……」


…ここは?……無の空間?なんとか入れたか!


ルル姉!どこだ!


レイラさんもいない…ひょっとして…侵入出来たのは僕だけか?


目が覚めた僕はルル姉を探す為に周りをあちこち振り向いた。


その先にはルル姉じゃなく……両腕と下半身がまた分離して無の空間に流れていた。


「うわああああぁぁ!……………もう!驚かないよっ!もう…勘弁してくれないかな」


ああ、苦い記憶が思い浮かぶよ…


「仕方ない…やるぜ!みんな!」


僕の声を両腕と下半身はキリッとした動きで胴体に向かって来た。


「レーーッツ合体!」


今度は両手が先に合体を開始した。


両腕達は胴体の真上から肩に向かって真っ直ぐに落ち来た。


「よぉし!来い!そのまま、合体だぁ!」


しかし、何がの違和感を感じた…。


「いやいや!ちょっとタンマ!ちゃーうわ!逆!!左右逆だ!」


こ、このまま合体してしまうと…未知の生命体から未知の稀生体になってしまう!


もう、いやだよ…それだけは勘弁してよ!

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