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25話 6

ラズリックさんは入る方法を知った割にはあまり嬉しい表情ではなかった。


「……ラズリックさん、入れそうですか?」


「ええ…多分入れると思います…ですがこの中は相当な広さです…入ったとしても探すのが難しいです」


「どれぐらい広いですか?」


「下界の…数百、数千倍はあるでしょうね…」


……何それ?そんなのあり?もう常識捨てた方が精神的に良さそうだ。


広過ぎる空間に間違えた方向に進んでしまうと手遅れになる…。


どうするんだよ…これじゃ入ったとしても迷子になって終わりだよ!


その時…レイラさんのアレが詰まった袋が激しく動いた。


あら…もう再生したの?元祖未知の生命体!


僕は縛ってある袋を解きレイラさんを出してあげた。


「ああぁぁぁ!主様!なんでこんな事に!」


レイラさんは無の空間の前で切なく泣いた。


「ああ!主様が!あの中であんなに辛そうに悲しんでいる!今私がお助けに参ります!!」


無の空間に飛び込んだがレイラさんも弾き飛ばされてしまった。

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