表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

200/1571

23話 5

「………あっちらさんも大変ね…」


「あの女、帰って早々…やるわね」


「天界の嵐…危機再来…」


「ふふふ…こうなった以上…天界から離れよう…もう聖地も無い…」


創造の女神は下界に根を下ろす決心をした。


「ほ、本気かよ!」


「落ち着けよ!ラグレシア…聖地は時間かかるが…自動修復する…あの状態じゃ…900年はかかるが……」


「夜逃げは…速やかに」


「ちょっとキリシュー!あんた酷くない?この根暗女!」


「んだとこら!駄肉女!」


創造の女神とは仲良しの美の女神は虚無の女神の冷たい態度に怒って二人は喧嘩になった。


「きゃーーーとこ齧ってるの!痛い痛い!!駄肉じゃない!ピッチピッチよ!あっ!やめろ!この狂犬!」


お尻を噛まれた激痛の中でも駄肉は無いと言い張る美の女神だった。


「メルディア…もういい…私は決めたよ…下界に新たな聖地を築く!ドルゥーガ…付いて来てくれる?」


下界に新たな聖地を築く事は天界の全てを破棄するとの事で…使徒との主従関係すら無くなる。


一から神の地位をやり直す事で最下位神に落ちて全て無かった事にする為…ルルも手を出す事は出来なくなる天界のルールだ。


「はっ!仰せのままに…」


ドルゥーガは創造の神に忠実だった。


「ぅぅ……ありがとう…」


泣きながら下界の出口に向かうラグレシアの後ろにトルゥーガは黙って付いて行った。


「ああ…いっちゃったよ…」


「強く生きるのよ…ラグレシア」


「カジカジ…肉汁美味…」


「きゃー!血が出てる!」


.

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ