表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

193/1571

22話 7

「ぺっ!チンケな人間一人ごときで騒がしいな…ちぇ………あっ!」


その時…僕の事が気に食わないようなレイラさんが無意識に不満の言葉がポロッと出た。


それを聞いた全員からレイラさんは一気に燃えるような視線を浴びた。


うん…レイラさん…この感じ、この雰囲気…。


これは…死ぬな。


「あの…これは…冗談で…うわああああん!許してください!」


「レイラよ!久々にあれをやろう!……ケルベロスの餌の刑…まず食べやすくミンチにするか、クク」


ルル姉はポッキポッキと腕を鳴らしてレイラさんに向かった。


タフ過ぎる!…ミンチ?餌?どいう意味だ?


「オホホ!あれですか?ケルベロスから排泄されたうXこから再生するあの姿!爆笑しましたね!またあれが観れるとは!キャハハハ!楽しみですね……」


ラズリックさんは楽しそうに笑っていた。


えっ?まじ?…き、汚い!いやいや!エゲツない!


「ひぃ!!!イヤーーーーーー!!!て、天翼全開!!」


レイラさんは全力で逃げ出そうとした。


賢明な判断だと思う…。


「レイラよ!力を封じろ!」


ルル姉の言葉に銀色に輝く羽が元に戻って小さくなった。


「ラズリック…今だ!取り押さえろ!逃すなよ!あとバルトゥール!ハルト君の目隠しを頼む!」


「くはっ!う、動けない?ラズリック!頼む!離してくれ!」


レイラさんはラズリックさんの完璧な寝技によって身動き取れなくなった。


「お兄ちゃん…魂が汚れるから見ないでね…」


「えっ?バルちゃん?うっぷっぷ!!」


バルトゥールは胸を僕の顔にペッタと貼り付けて目隠しをした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ