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22話 5

「う、うん…」


僕…邪眼で意識を失ったか?


目が覚めたら目の前には女性陣に囲まれていた…。


みんな…僕の意識が戻って喜んでいる…。


うん…一人除いて…。


「目が覚めたかい…ハルト君」


「うん…ルル姉」


「ここの…みんな…女だらけだね」


「えっ?…うん…そ、そうだね」


ルル姉は僕の周りの人間の構成状態を把握しているようにみんなを見ていた。


(むむむ……なんだ…悶々としたピンク色のオーラは?やはりあの呪いの影響か?女神の私とラズリック…うん…レイラは…あれは論外だから無視して……人間の双子の女の子と幼女の邪神…女王…女魔王…って全員女性…呪い効果半端ない!!ここは先に杭を打ち込む必要があるな……先手必勝!いざ参る!)


ルル姉は急に僕の左腕に抱きついて来た。


「ハルト君…必死にあ、た、し!を助ける為に命がけで努力してくれたね…ありがとう!あ、た、し!の為にイビルゲートまで攻略を成し遂げるとは!さすが、あ、た、し!のハルト君だ!」


全て自分の為だとアピールしている…まぁ…そうですけど…間違いないですけど…。


何故かみんなな目が怖い!


「う、…うん、ルル姉…」


なんか…凄く雰囲気でルル姉の言葉にみんなの表情が硬くなった。


(あらまあ?先手を打ってきましたね…さすが我が主…美味しいところだけ取りますね…)


そして…ラズリックさんも右腕に抱きついて来てルル姉が不満気な表情になった。


「おいこら…離れんか…ラズリック」


「ルナ様…私もハルトちゃんの為に策を練って四六時中!1秒足りずともハルトちゃんをずーっと監視!いや…見守ってましたよ!当然な権利かと…」


「ラズリック…お前。自爆したぞ?」


「あらっ!」


この人…監視と言いましたよ!しかも四六時中!!ストーカーですか?やっぱラズリックさん怖いっす!

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