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ロキが乱入しないようにヨルちゃんに監視を任せた。


「ハルト様…準備が整いました」


「ありがとうございます、イズリさん」


昨日からイズリ達が武道会の準備を手伝ってくれたおかげで今日中に決勝戦まで終わりそうだ。


そして、予選参加者が集まると彼等を見るキング様と双子の表情が硬くなった。


「へぇ…この者達が捨てられた民達…母上から話は聞いた事はあったが本当に下界に実存していたとはな…この数を放置すると下界は大変な事になりそうだね」


「しかし…まぁ、ハルトは本当に懲りないのね」


「お願いですから…自重してください」


「う、うん…」


捨てられた民達を見た双子の呆れた反応に言い返す言葉もない。


「ツインムシよ…こんなもん牛チチに比べれば可愛いもんだろ?」


「あ?それどいう意味だ!」


「そのまんまの意味だけと?」


「んだとこら!喧嘩売ってるのか?」


バルちゃんは僕のフォローしてるつもりだったが…ルル姉を怒らせて武道会自体終わる事になりかねないのでそれ以上刺激しないようにお願いした。


相変わらずナイア兄さんの前だと強気になるな…。


そして、審判は彼等を引っ張り出した元凶のレヴィが名乗り出た。


「予選はなんでもありのバトルロイヤル式!血の海と屍を乗り越えた六十四人が本戦進出になりまーす♪」


「いや待て!殺傷は禁止だよ!」


「……だそうです!」


本戦進出者は各班のリーダーとして次々の進出者を班長、安全作業監視役、各区画を工事計画者、現場監督役、全工事の纏め役から優勝者は総監として工事の進み具合を管理してもらうつもりだ。


工事が終わってからもこの序列をそのまま使ってティルナノークで自立させると考えてある。


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