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38話

ロキが来てからナイア兄さんとオーディン、ロキはよくどこかに出かけてニ、三日後には戻っている。


あの三人が揃って何をしてるか気になるが…今僕が抱えてる事が多くそれどころじゃなかった。


ヤハウェの事はみんなに任せて…まずは長く放置していた捨てられた民達の工事現場にレヴィを連れて視察に行く事にした。


「レヴィ!やめて!なんで毎回私のスカートの中に潜り込むのよ!」


「この中…なんか落ち着くのよ…えへへ」


レヴィはヨルちゃんと仲良く戯れていたのでケガの心配はなさそうだ。


「レヴィ、おはよう」


「若様ー!おはようございます♪」


スカートの中から顔だけ出して挨拶するほどそこがえらく気に入ったようだ


「早よそこから出てこんか…」


「え…」


「それよりレヴィには楽しい楽しいお仕事が待っるよ」


「はい?お仕事ってなんの事ですか?」


「工事現場の監督役…もう忘れたんかい!」


「ああ……あれですか…」


それを聞いたレヴィは渋々スカートの中から出て凄く面倒な表情をした。


「あそこのお仕事ってただ見てるだけで…あいたたた!」


「どこか痛むの?」


「いいえ、大丈夫です」


「……?」


「若様と一緒なら…あいたたた」


「ジズさんが戻るまで僕も一緒に行くつもりだったからそれやめろ」


「わーい♪」


「主様…私も同行させて下さい」


「うん…お願い」


ヨルちゃんは僕が居城にいる間以外は何処でも付いてくるようになった。


それにレヴィは僕の手に負えないからヨルちゃんが一緒だと心強いのでナイア兄さんに借りたナグルファルを乗って二人と一緒にヒューデンに向かった。

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