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ロキとヨトゥン…。


ヨトゥンは巨人の中でもかなり特殊な巨人で一般的に霧の巨人のカテゴリに入っているが本当は違うらしい。


巨人はユミルから生まれたがヨトゥンは違う。


ヨトゥンは乱れた大自然の破壊の力と混沌から生まれた負の力から擬人化して誕生した。


彼等が何故巨人の姿になったかは…当時、世を乱す一番の負の元凶が巨人であったからだ。


彼等は本能的に欲望のままに破壊と略奪を繰り返して理を否定、神々を敵視した。


それが負の力で誕生したヨトゥンの性質である。


ヨトゥン達はアスガルドの隣接した地を占拠しヨトゥンヘイムと名付けて支配した。


しかし…共存を知らないヨトゥン達は当時神族まで弄ぶほど覇権を握っている霧の巨人達とも争った。


そしてユミルの手によって滅び…その後、ユミルはヨトゥンヘイムをスリュムを王として支配させた。


だが、ヨトゥンヘイムを離れていた一人のヨトゥンが生き残っていた。


それがロキである。


ロキはユミルに復讐を誓い同じ目的で旅をしていたオーディンと影の協力者に出会った。


ヨトゥンの血を引いたロキはオーディン達の協力でその本能を抑制できるようになったらしく、ユミルを倒したあと、彼を神と同じ位置と巨人達の王と称えられた。


しかし…目標を失ったロキは退屈な日々に耐えられずヨトゥンの本能を抑制する事をやめてしまった。


本能のまま、思うまま常に面白い事を求めて誰かを誑かし困らせて…その止まらない悪戯に耐え切れなくなった神族達の訴えに結局はオーディンの手によって幽閉された。


それから二人の関係は悪くなる一方で、脱出したロキはオーディンに不満を持った巨人達を利用してラグナロクを誘発した。


そんなロキをここに置くのは気が進まないがナイア兄さんが付いているから問題はない…。


いや…面白い事に目がない二人を一緒にするともっと問題になりそうだ。

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