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「我が名はユミル!哀れなヤハウェよ!我に屈してシモベとなるがいい!」


だが、ヤハウェの動きはなく静かな沈黙が流れていた。


「ふっ…仕方ない…野郎共…始めろ!」


大きな太鼓の音が鳴り始まるとユミルに続いて巨人達の叫び出した。


「お前の創造者はブス!」


「ブス!ブス!ブス!」


「お前の創造者はデベソ!」


「デベソ!デベソ!デベソ!」


それを聞いたバムは怒り狂ったようにオーディンを押し倒して殴っていた。


「バム…やめてあけて!オーディンが悪い訳じゃないから…」


「坊主…いいんだ…もう死なせてくれ…」


自分の叔父のあまりにも幼稚な挑発が恥ずかしいのかバムの猛攻に抵抗もせず死んだ目をしていて殴られ続けた。


そんなオーディンを哀れに思っていたかみんなは残念な表情で顔を逸らしていた。


「しかし…ユミルって正気の沙汰と思えないね…あのカオス様に対してあんな事を言って生きていられると思ったのかな…」


「いや…ユミルはカオス様の存在は知らない…あの時はヤハウェの創造主はある高名な女神たとの伝承のみでカオス様の名を知ってる者も殆どいなかった」


「へぇ…そうなんだ、バム…ナイア兄さんもそう言ってるし、そこまでしてくれない?」


「ちっ…わかりました」


オーディンの顔は得体知れない不気味な形になっていて…それをナイア兄さんの頼みでバルちゃんが治してあげた。


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