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その気不味い雰囲気の中…オーディンが自分の神器を出した。


「お主はヤハウェの事をどれほど知ってる?」


「立ち直り早いな…無理せず素に戻ったらどう?そっちの方が話しやすいけど…」


「茶化すな!真面目に聞け」


「茶化してないんだけどな…まぁ、正直…ヤハウェが正体はわかってるけどそれ以外何一つわからない…カオス様もそれ以上教えてくれないし…何か情報が欲しいところだよ」


「すまんが…妾も大した情報は持ってない、あれば特殊すぎて神々も詳しくわかってないんだ」


「だろうな…余もヤハウェについてお主程度しかわからない…しかし、情報は持ってる」


「本当に!」


「実は我が叔父ユミルとヤハウェと一戦交えた事がある」


「そんな話し…初耳だよ」


「うむ…ここだけの話しだが、その事は誰かの意図で隠蔽されてる」


ユミルは神族を始め様々な種族を征服した後、更なる高みに登る為に次は世の理を手にしたいとヤハウェを誘き寄せて挑んだとオーディンから聞いた。


そんな大事件を何故隠蔽する必要がある理由が何か…それがわかったら攻略の糸口になるかも知れない…とにかく情報が欲しいところだ。


「今からその時の記録を見せる」


「まじ?見れるの!」


「開け…真実のサズ」


真実を見せるオーディンの神器サズは極秘記録や様々な制限で全ては閲覧できないがアカシャーレコードに繋げてその内容を見る事ができると説明した。


ユミルとヤハウェの激突の瞬間を僕達は緊張しながら見ると数万の巨人達が太鼓を叩きながら空に向けて何か叫んでいた。


その背後から只ならぬオーラを放つ一人の巨人を見た瞬間…あれが初めの巨人ユミルと分かった。


「ちょっとなんか巨人達が叫ぶ声にぴーとフィルターリングがかかってるけど…何を叫んでいるかわからない」


「うむ…少し待って、何かプロテクトがかかっているようだ」


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