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3

「ルーティヤー!無事だったのね!良かった」


「ティアマト様…」


ティアマトはバムが心配になってナンムから出てきたようで無事を確認してから僕に目を向けた。


「本当に転生していたのね…」


「ご無沙汰です…ティアマト様」


「ハルトォォー!」


「ハルトさん!」


ティアマト様の後ろから双子が僕に向かって飛んできたがその瞬間…素早く何かの影が現れて僕持ち上げた。


「ああ…この感触…間違いなくハルトだ」


「ちょっと!キング様!」


「私達が先です!ハルトさんを返してください!」


その影はティアマト様の娘、キング様で僕の転生の話を聞いたか双子と一緒に来たようだ。


急な展開ではあるがイリヤとリリヤにまた会えた事が無性に嬉しくて少し涙が出た。


「ハルト…このバカ!」


「また、そんな無茶を…今度ばかりは私も怒りました…うう」


双子は僕を抱きながら泣き始めるとキング様も一緒に泣き出した。


「ほ、本当にごめん!泣き止んでくれよ!あと、それ以上強く抱きしめると…僕死ぬからね…」


いつものパターンで口から血が出て脊髄がポキポキ複雑骨折している。


その再会の中…ティアマト様がレヴィとジズ見ていた。


「この子達…こんなに無茶して…しばらくナンムの海で回復させないとだめね…」


「ティアマト様…申し訳ありません、レヴィとジズをよろしくお願いします」


ナイア兄さんがティアマト様にレヴィとジズの事で謝ってボロボロになった体を癒してもらえるように頼んでいた。


その時、タルタロス界のゲートが開き、その中から大地母神ガイア様も出て来た。


「ガイア様…」


「ルーティヤー…ごめんなさい、酷い事をした私を許して…」


「ガイア様…頭を上げて下さい!私の為に仕方なく行った事だとわかってます…もう大丈夫です」


「ルーティヤー…ひぃー!」


ガイア様の背後からエレボス様とリュクス様が鬼の様な顔でガイア様を睨んでいた。


やはり、二人の最高神が集まったには最後のあの方が現れない訳がなく…カオス様も現れた。


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