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「バム…久しぶり、僕だよ、分かるかな?」


「……なんだ!この不思議な生き物は」


「不思議な生き物ってどんな生き物だよ?ひどいな…」


「その顔…この感覚は…主さ…いや、若旦那様?」


「そう!僕たよハルト!シムラハルト」


「思い出した…しかし、若旦那様…もう!でも、この感じは間違いなく…」


「カオス様のおかげでなんとか転生できたんだ…ちょっと縮んでいるけどね…僕だよ」


「本当に若旦那様だ…ううぅ」


「バム、また会えて嬉しいよ」


僕はバムの大きい顔を両手を開き抱きしめた。


もちろんバムが巨大過ぎてダニが貼り付いているようにしか見えないだろけと…。


「ハルト!バムの状態はどうだ?様子を見るには記憶を取り戻しつつあると見えるが…」


「ナイア兄さん!もう大丈夫だよ!」


今思えばバムとここで会ったのはナイア兄さんの姿ではなく、僕の姿だった。


記憶が曖昧な状態のバムはナイア兄さんだけではわからなかったようで僕を見て思い出したようだ。


「バム…私だ!分かるか?」


「思い出しました…主様!」


「バム…よかった!」


「心配かけてすみません…主様」


「いや、いいんだ…君が無事で記憶も戻ってるなら」


その時、ナンムの扉が開き大海母神ティアマトが現れた。

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