表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1522/1571

36話

レヴィが超極限電磁投射砲を放ったあと…ティルナノークからその戦いを見ていたカオス様は怒りと悲しみに悲鳴を上げた。


「いやぁああ!ルーティヤー!私のルーティヤーが!あーあっ!」


「カオス様!落ち着いて下さい!」


「落ち着いていられるか!おのれ!レヴィヤターン!ジズめ!」


カオス様の怒りに反応して隣のエレボス様とリュクス様まで鬼のような表情になった。


このままだとレヴィとジズがどんな目に遭うか恐ろしく、僕はカオス様を納得させないといけない。


「カオス様!バムの為にやってる事です!そんなに怒らないで下さい!」


「いくらなんでもあれはないだろ!それにレヴィから悪意しか感じない!」


「そ、それはレヴィは戦いになるとそんな感じになるからですよ…それにバム相手じゃ仕方ないでは?あんなめちゃくちゃな加護を与えなかったらあんな事まではしなかったはずですよ」


「あんな事ってなんだ!それに娘の為の愛をめちゃくちゃだと?ちょっといい過ぎじゃない?」


ポロッと本音が出てそれを聞いたカオスの顔は凄く怖かった。


「み、見て下さい!バムが起きましたよ!無傷のようです!」


「無傷がどうか…君が直接見てこい!」


「えっ?ここだと相当な距離が…」


「うりゃー!」


「うわぁぁぁぁあああー!」


カオス様は僕をバムのいる所に向けて思いっきり投げつけた。


それで今、僕はバムの顔の上にいる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ