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長い戦いでエンメバラゲシ王が捕虜となり最後のキシュのアッガ王はウルク5代目王…ギルガメッシュに敗れて降伏した。
これで正統王権はキシュからウルクに変わり正式にギルガメッシュはシュメールの33代目の王と名が刻まれた。
しかし、ギルガメッシュもまた人間…。
不老不死を求めて旅をして足掻いたが…結局、彼も短い人生の幕を降した。
その後、次々と神と名乗る者が短命で消え、人類は神の存在を疑い始めて時間が経つほど記憶から消えた。
「短命の原因は地球に具現元素が完全に枯渇した事で神族の血が濃いほど肉体の負担が大きくてな…」
「なるほど…」
「その以後も神を名乗る者は多かったがヤハウェによって破滅を迎えたな」
「それが異端審問の始まりだったんですか…」
「勘違いした人間達の過激な行いは目に余るが…それも因果応報だね」
「……」
