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18話 その7

この凄まじい爆発でガランディア軍も動揺した。


それで包囲をやめて退避した。


「くっ!全軍!距離を取れ!速やかに散回しろ!……こんな田舎村に戦略級魔法だと?あり得ん」


「将軍…これは退却しろとのナーズラからの警告でしょうか?」


「分からん!だが…迂闊に動けないな…あんなの食らったらひとたまりもない!対策が必要だな…」


ナズーラ村の衛兵と警備兵…ガランディア軍両方はこれに対処に戸惑い動けなかった。


しかし…そのおかげで包囲網は解けて村の人達は避難する事が出来た。


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ガランディアの侵攻を止める為に出陣したラーズ王国軍の本陣には先頭には女王フィリアが立っていた。


「なんでしょう…?あの巨大な火柱は…」


ナーズラ村の近くまで来たラーズの国軍にもその火柱がハッキリと見えた。


「女王陛下!あれは戦略級魔法じゃないかと…」


「魔法ですか……」


「あれほどの大魔法…ガランディア軍の者であれば勝ち目は御座いませぬ…」


ラーズの将軍は絶望的な表情だった。


(あのような大魔法の使い手に覚えがあります…ハルト様が飛んで行った方角もナーズラ村!)


フィリアはその火柱はハルトによるものと勘違いした。


「あれは、間違いなく味方です!」


「なんと!?味方にあれ程の魔法使いがいれば!」


「はい!将軍!今が勝機です!動揺しているガランディア軍に急襲をかけます!」


「はっ!全軍全速前進!」


フィリア女王自ら出陣したラーズ王国軍2万はガランディア軍に向けて全速で進軍を始めた。


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