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18話 その6

そして…ガランディア軍は村の包囲を始めた。


「使いが戻りました!」


「報告を聞こう…」


「ガランディアは既に我がラーズ王国に宣戦布告しているらしくて…その…抵抗をやめて降伏しろっと…」


「宣戦布告だ?盟約はどうなってる!」


「それに、創造の女神に仇なす少年を差し出せとの事で…名前がシムラハルトという冒険者らしいです」


「めちゃくちゃだ!一介の冒険者一人に一国の軍が……」


その時…ラーズ国の王都から伝令が届いた。


「伝令!我が王国軍がまもなく到着するとの事です!」


「そうか…しかし包囲網が始まったには民の避難も出来ない…国軍が来るまで時間をかせぐぞ!全員位置に付け!」


「はっ!」


ガガガーーーン!


その時…凄い地鳴と共に村の中央部に大爆発が起きて熱の塊のような巨大な火柱が空に飛び散った。


「こ、今度は何だ!」


「う、嘘だろ……」


「何が…起きた?」


物見台から衛兵が村の中央を指差して震えていた。


「た、た、隊長!見てください…村の中央部とイビルゲートが消滅しました…」


「は、は、は、…訳が分からん…どうなっている?」


その爆発は、意識を取り戻した直後のバルトゥールがハルト達に放った攻撃だった。

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